点子ちゃんとアントン (ケストナー少年文学全集 (3)) - 和書 - 子供と読む絵本の旅
ケストナー
高橋 健二

岩波書店

グループ:Book /ランキング:201942
価格:¥ 1,575
発売日:1962-01 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
絶妙のコンビ  (2005-02-11)
『飛ぶ教室』などの作品ほどメジャーではないかもしれないが、とてもいい作品。

貧しいがとても真面目でけなげなアントン少年と、お金持ちのお嬢様で気のいい点子ちゃんの、コントラストが秀逸。

ふたりがマッチ売りをするシーンなど、思わずほほえんでしまう。

でも、そこはケストナー。
ピリリと辛味も効かせてくる。

後味さわやかな作品。


型やぶりな点子ちゃんと親孝行少年アントン  (2002-12-01)
貧しくておまけにたった1人の家族であるお母さんは病に伏している。お母さんに食べさせるために料理をしたり、夜の街角で靴紐を売って稼いでいる少年アントン。お金持ちで両親と家庭教師、お手伝いさんと犬と立派なお屋敷に住む点子ちゃん。全く境遇の違うけれど、素敵な親友同士である2人の姿が微笑ましい作品です。

お転婆で何でもハッキリ言ってしまい、大人たちの価値観にとらわれずに行動する点子ちゃんの言動には、スッキリさせられました。ケストナーの作品のベースである明るさ、たくましさ、ユーモアがこの作品にもあることを実感しました。高橋健二さんの訳は、言葉がどこか礼儀正しくて、本当にケストナーが語ってくれている感じがします。