おれはねこだぜ (佐野洋子の絵本 (6)) - 和書 - 子供と読む絵本の旅
佐野 洋子

講談社

グループ:Book /ランキング:59423
価格:¥ 1,050
発売日:1993-11 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
インパクト絶大!!  (2008-08-31)
佐野さんと言えば、やはりなんと言っても「100万回生きたねこ」ですが、この作品も隠れた名作だと思います。ねこは、ある日突然鯖に責められ、追いかけまわされ、逃げあせりながらも「おれはねこだぜ」と言い続け、その姿はナンセンスの極みです。
皮肉って風刺的意味を持たせた本なのか、はたまた全く意味をなさぬ本なのか、解釈の仕方は読者次第でしょうが、こんな絵本は他に見たことがありません。佐野さんならではの絵もインパクト大ですが、私はこのナンセンスさに脱帽しました。笑えます。

20分笑いました  (2006-01-10)
姉に3歳の子供がいるのでプレゼントするために、友達に付き合
ってもらい、絵本を買いに行きました。
何気なく本を選んでいたのですが、たまたま手に取ったこの本に
釘付けになりました。
絵のインパクトもさることながら、他の陳列棚に並んである本に
はない意外性、ユーモアがあり、本屋で友達と20分位笑ってし
まいました。
読み終えた後、色々考えさせられる部分もありますが、小学校低
学年位までは、それを考えることは難しいと思います。
私には絵本ではなく、むしろギャグマンガ的要素の方が大きく他
の人に見せたくなり、迷わず買って姉の子供にではなく姉にプレ
ゼントしてしまいました。大人向けのある意味ズルい作品です。

好きなものは好き!  (2005-09-16)
「きみはさばをくっただろう?」
空中を泳いで追ってくる恐いさば達に対して、ねこはひたすら
「おれはねこだぜ!」と言い続けます。
ねこなんだから、さばを食ってもいいじゃないか!
ほんとに恐ろしい(笑)さば達の強襲にあっても、結局ねこはさばを食べ続けるのです。
「これはねこのアイデンティティだ!」と大学の先輩が言っていました。そうかもしれません。
さばを食べ続けるねこの物語。「好きなものは好き!」といえる勇気をねこが教えてくれるはずです。

全くもって丸っきり・・・(笑)  (2003-03-29)
とんでもなく怖い目に遭い、普段食ってる鯖にさんざんくさ脅かされて、あんなに悲鳴をあげたのに、気が付きゃやっぱり鯖を食う。
しかも丸っきり反省の欠片もなく。
児童書に分類されてるけど、教訓なんか欠片もない。
むしろ、そんな小賢しい欠片をこの猫は最後にガンとぶっ飛ばす。
いや、猫のリアクションならば、鼻で笑うと言った方が正解か。

『これぞ生物、これぞ猫!』と思わず拍手喝采したくなる程、私はこの学習能力のない猫が大好きだ。
読む度に『よっしゃ!! それで良し!』とこぶしを握るくらい清々しくすっきりする。
世間の評判なんのその、すっきりぱっきり爽快になりたい人には是非。
そして言ってしまおう。
『俺は〇〇だぜ』と。


超おすすめ  (2002-08-26)
不条理ユーモア話だが、政治家を風刺しているようにもみえる。とにかくこの猫のような人間はいるとおもう。そういう意味で共感と面白みがあるし、またこの猫の絵がすごい。とくに映画館でのあの驚いた顔は・・・こんなおもしろい絵本はまたとないとおもう。大人がよむとより深くよめるとおもう。