大草原の小さな町 (講談社文庫―大草原の小さな家) - 和書 - 子供と読む絵本の旅
渡辺 南都子(翻訳)

講談社

グループ:Book /ランキング:555392
価格:¥ 680
発売日:1988-11 /只今品切れ中
カスタマーレビュー
おすすめ度:
ローラの精神的成長が見れる  (2008-02-11)
これまでの作品と違って、穏やかな日々がつづられています。
大事件といえば、トウモロコシ畑にブラック・バードが大量に
襲ってくるところでしょうか。
ローラは日々家族のお手伝いをし、勉強もして姉のメアリが
大学にいけるようにと願っています。
ここでローラは始めて町での仕事をすることになり、お給金は
メアリのためにと母にそのまま渡します。

また町も人々が集まってきて、学校や教会での催しが盛んに
なってきます。そしてローラとアルマンゾとの出会いも…
随所にローラの精神的成長も見られて、驚いたりやさしい
気持ちになったり。
ぜひ自分の子供にも読ませたい一冊です。

ローラの変化にびっくり  (2006-12-21)
前作までは人混みが大嫌いで開拓農地の暮らしが大好きだったローラ。ところがこの本では、さまざまな催しものやクラスメイトとの交流の面白さに気づき、むしろ社交的ともいえるほどに成長したローラの姿が描かれます。ローラも家族だけの世界から、より広い世界へと羽ばたいているんだなぁ。

美しい大草原に出来た傷  (2006-08-18)
「大草原に出来た傷」−町のことを、ローラはこう形容します。

町での楽しい暮らしについて、ローラのくっきりとした美しさで語られています。
何か問題があると、猛突進でぶつかるローラ。
ワイルダー先生にも、正面からぶつかっていきます。
大人になったとはいえ、まだ少し幼さが残る彼女に、父さん母さんは優しく彼女を諭し、導きます。

家族の愛と少女の思春期でつづられた、美しい作品です。

ローラの思春期  (2003-08-10)
 おしゃれに目覚めて身なりに気遣うようになったり、働きに出る際ものおじしてみたり、子どもの時とちょっとちがうローラに会える本です。
 ひらけてにぎやかになっていく町の姿が、ローラの目から書かれていて興味深いです。
 メアリーが念願の大学に進学、生涯の伴侶となるアルマンゾとのほほえましいエピソードもはいっています。

 挿絵のちいさな帽子をかぶったおしゃれなローラもかわいらしいですよ


ローラの青春物語!  (2002-08-08)
前作「長い冬」で7ヶ月も続いた厳しい冬を乗り越えたインガルス一家。その後の1年半を次女ローラの目で描いたのがこの本です。春が来た喜び、町でのお針子としての仕事、独立記念日、メアリーの大学入学、学校生活、町ですごす冬の毎日、アルマンゾとの出会いなど、もりだくさんでローラの青春の日々を見ることが出来ます。そして最後には夢をかなえるローラがいます。

これまで小さな女の子から一家を助け、支えていけるお姉さんへと成長してきたローラ。今作では家族の中だけではなく、本当に自分で働きに出て、お金を稼いでくることが出来るようになり、ローラの成長振りには関心しきりです。そんな中で特に学生生活や冬の町の毎日のシーンは本当にいきいきと描かれていて、ローラの楽しさ、わくわくした気持ちが読んでいる私たちにもよく伝わってくると思います。目の見えなくなったメアリーの目の変わりをつとめた作者なだけあり、文章のすべてが読む人が容易にイメージでき、開拓時代の西部の小さな町が読む人の目の前に広がるのが感じられる事でしょう。また、このシリーズにはなかなか登場しなかった恋愛の要素も加わってきて、これからの展開に期待が膨らみます。

挿絵はこれまで同様ガース・ウィリアムズの素朴な絵が使われています。一家のあたたかさや町の様子、建物や小物など、繊細で柔らかく描かれています。この挿絵も一見の価値があるのではないでしょうか。