カスタマーレビュー
おすすめ度:
社会人の為の続編を!
(2008-11-28)
全巻を大人買いし読み終えました。
率直な感想としては「東大に関わらず志望校合格の為には効率の良い勉強法を継続する事である」という本質を、それまで受験勉強を敬遠していた人々に伝えた功績は多大だと思います。
桜木の現代社会が抱える問題への核心をついたメッセージは的を得ています。一人でも多くの方が本作品を読み勉強の大切さを再確認されることを願っています。
個人的には社会人の為の「資格勉強法」をテーマにした続編を期待しています。
リアリティを標榜するのならもっと徹するべき
(2007-11-26)
底辺高校の生徒が一念奮起して東大を目指すと言う点では、なかなかに面白い設定だったとは思います。
しかし随所に実際の東大受験ではありえない(平たく言えば受験に対する知識、認識不足に由来するのでしょう)内容が散見されたのは残念です。例えばセンター足切り点や理科選択科目、国語目標60点など。
漫画ですからエンターテイメント性を重視するならば、これは仕方ないとは思いますが。
最もいただけないのは生徒二人の受験結果。多少なりとも東大受験に関わった方ならお分かりでしょうが、どちらかが合格するならば現実では100%逆の結果になっているでしょう。
読者に夢を持たせるためでしょうが、最期の最期にリアリティを大きく失わせる駄作にしてしまったのは編集者の責任が大だと思います。
ドラゴン桜効果
(2007-11-10)
以前、雑誌でドラゴン桜が及ぼした効果について述べてあった。ひとつ目は、東大受験には一定のコツがあることが一流中高一貫校や塾以外にも知られるようになった結果、それまであまり東大とは縁のなかった地方の進学校からも東大を目指す子が増えているという点。もうひとつは、超人気の生命医学分野を除くと、いわゆる一流大学の中で、東大と他の大学との人気差が以前より広がりつつあるという点だ。
所詮はおとぎ話である。でも、現代では漫画の影響はとても大きい。「キャプテン翼」を読んだ子がサッカー選手を目指そうとするのと同じようなことが起きるのはありうることだ。それに、お話しとはいえ、東大の先生がコメントを載せたり、実際に用いられていた受験ノウハウが物語の中でいろいろ織り込まれていたりで、少なくとも「巨人の星」や「明日のジョー」よりは中身にずっとリアルな部分があることも否定はできない。
皮肉なことに、いまや大学にいくこと自体は大して難しい時代ではなくなっている。加えて本格的な少子化時代を迎えて人手不足慢性化により就職も買い手市場が続く可能性が濃厚だ。クライマックスを迎えた本書を読みながら、そんな時代に受験のためとはいえあえて勉強に意味を見出し、上のレベルの学校に挑戦する(それ自体が正しいかどうかについては人それぞれ)には、いろいろな動機が必要になるだろうし、このような漫画の果たす役割は大きいなと改めて思った。
そしてそういう視点でみると、本巻でのストーリの流れも多くの読者に対して、ほどよい印象と読後感を残すという点でなかなか良かったのではないかと思う。
奇跡を起こせ!
(2007-10-27)
『ドラゴン桜』21巻を読みました。最終巻です。
センター試験を終えた水野と矢島は、東大の足切りに引っかからず無事通過した。
たった10ヶ月の受験勉強でここまで来たわけです。
それを世間は「奇跡」と呼ぶかもしれません。水野、矢島本人もそう思っている。
桜木先生はこう言います。
だが・・・
終わってみればどうってことない
世の中でいうミラクルなんてこんなものだ
大騒ぎするほどのことじゃない
確かに、結果だけ見たら奇跡のように見えるんですよね。
でも、地道に着々とやるべきことをこなしてきたから、奇跡は起こったわけです。
逆にいえば、地道に着々とやってきただけなんだからそれは奇跡でもなんでもない、あたりまえのことなんです。
周りの人はその過程を見ないで結果だけ見るから、奇跡に見えちゃうだけなんです。
桜木先生は続けてこう言います。
お前たちはもう・・・
この程度のミラクルなら
いつでも起こせるってことだ
ぼくもそう思います。
大切なのは「基礎と情熱」。
これさえあれば、やってやれないことはない。
終わってみればどうってことないんです。
ぼくも小さなことかもしれないけど、奇跡を起こしたいと思っています。
着実にコツコツと目標に向かって進んでいきたいと思います。
『ドラゴン桜』にはたくさんの智慧と勇気をもらいました。
ありがとう!
うまくまとめたなと思った
(2007-10-17)
一次試験の合格発表から二次試験そしてその後までが書かれています。基本的には受験のノウハウを売りにしている本なので本巻でも所々に見受けられます。と同時に当事者や周りの登場人物の成長ぶり心理描写も細かく書かれていてそれなりにリアリティーがあったと思います。ネタバレになるので具体的なことは書けませんが、最後はそれなりにうまくまとめたなと思いました。この辺は人によって好みというか評価の分かれるところかもしれません。兎も角、全巻通じていろいろ参考になりました。この通りやれば自分も東大に入れるかなと思った単純な人は私だけでしょうか。
おすすめ度:
社会人の為の続編を!
全巻を大人買いし読み終えました。
率直な感想としては「東大に関わらず志望校合格の為には効率の良い勉強法を継続する事である」という本質を、それまで受験勉強を敬遠していた人々に伝えた功績は多大だと思います。
桜木の現代社会が抱える問題への核心をついたメッセージは的を得ています。一人でも多くの方が本作品を読み勉強の大切さを再確認されることを願っています。
個人的には社会人の為の「資格勉強法」をテーマにした続編を期待しています。
リアリティを標榜するのならもっと徹するべき
底辺高校の生徒が一念奮起して東大を目指すと言う点では、なかなかに面白い設定だったとは思います。
しかし随所に実際の東大受験ではありえない(平たく言えば受験に対する知識、認識不足に由来するのでしょう)内容が散見されたのは残念です。例えばセンター足切り点や理科選択科目、国語目標60点など。
漫画ですからエンターテイメント性を重視するならば、これは仕方ないとは思いますが。
最もいただけないのは生徒二人の受験結果。多少なりとも東大受験に関わった方ならお分かりでしょうが、どちらかが合格するならば現実では100%逆の結果になっているでしょう。
読者に夢を持たせるためでしょうが、最期の最期にリアリティを大きく失わせる駄作にしてしまったのは編集者の責任が大だと思います。
ドラゴン桜効果
以前、雑誌でドラゴン桜が及ぼした効果について述べてあった。ひとつ目は、東大受験には一定のコツがあることが一流中高一貫校や塾以外にも知られるようになった結果、それまであまり東大とは縁のなかった地方の進学校からも東大を目指す子が増えているという点。もうひとつは、超人気の生命医学分野を除くと、いわゆる一流大学の中で、東大と他の大学との人気差が以前より広がりつつあるという点だ。
所詮はおとぎ話である。でも、現代では漫画の影響はとても大きい。「キャプテン翼」を読んだ子がサッカー選手を目指そうとするのと同じようなことが起きるのはありうることだ。それに、お話しとはいえ、東大の先生がコメントを載せたり、実際に用いられていた受験ノウハウが物語の中でいろいろ織り込まれていたりで、少なくとも「巨人の星」や「明日のジョー」よりは中身にずっとリアルな部分があることも否定はできない。
皮肉なことに、いまや大学にいくこと自体は大して難しい時代ではなくなっている。加えて本格的な少子化時代を迎えて人手不足慢性化により就職も買い手市場が続く可能性が濃厚だ。クライマックスを迎えた本書を読みながら、そんな時代に受験のためとはいえあえて勉強に意味を見出し、上のレベルの学校に挑戦する(それ自体が正しいかどうかについては人それぞれ)には、いろいろな動機が必要になるだろうし、このような漫画の果たす役割は大きいなと改めて思った。
そしてそういう視点でみると、本巻でのストーリの流れも多くの読者に対して、ほどよい印象と読後感を残すという点でなかなか良かったのではないかと思う。
奇跡を起こせ!
『ドラゴン桜』21巻を読みました。最終巻です。
センター試験を終えた水野と矢島は、東大の足切りに引っかからず無事通過した。
たった10ヶ月の受験勉強でここまで来たわけです。
それを世間は「奇跡」と呼ぶかもしれません。水野、矢島本人もそう思っている。
桜木先生はこう言います。
だが・・・
終わってみればどうってことない
世の中でいうミラクルなんてこんなものだ
大騒ぎするほどのことじゃない
確かに、結果だけ見たら奇跡のように見えるんですよね。
でも、地道に着々とやるべきことをこなしてきたから、奇跡は起こったわけです。
逆にいえば、地道に着々とやってきただけなんだからそれは奇跡でもなんでもない、あたりまえのことなんです。
周りの人はその過程を見ないで結果だけ見るから、奇跡に見えちゃうだけなんです。
桜木先生は続けてこう言います。
お前たちはもう・・・
この程度のミラクルなら
いつでも起こせるってことだ
ぼくもそう思います。
大切なのは「基礎と情熱」。
これさえあれば、やってやれないことはない。
終わってみればどうってことないんです。
ぼくも小さなことかもしれないけど、奇跡を起こしたいと思っています。
着実にコツコツと目標に向かって進んでいきたいと思います。
『ドラゴン桜』にはたくさんの智慧と勇気をもらいました。
ありがとう!
うまくまとめたなと思った
一次試験の合格発表から二次試験そしてその後までが書かれています。基本的には受験のノウハウを売りにしている本なので本巻でも所々に見受けられます。と同時に当事者や周りの登場人物の成長ぶり心理描写も細かく書かれていてそれなりにリアリティーがあったと思います。ネタバレになるので具体的なことは書けませんが、最後はそれなりにうまくまとめたなと思いました。この辺は人によって好みというか評価の分かれるところかもしれません。兎も角、全巻通じていろいろ参考になりました。この通りやれば自分も東大に入れるかなと思った単純な人は私だけでしょうか。
