江のざわめく刻 (コバルト文庫) - 和書 - 子供と読む絵本の旅
朝香 祥

集英社

グループ:Book /ランキング:284278
価格:¥ 420
発売日:1997-06 /只今品切れ中
カスタマーレビュー
おすすめ度:
周瑜好きにはたまらない、孔明好きにもたまらない(ある意味)    (2005-10-12)
周瑜好きにはたまらない赤壁序章のお話です。
一貫して作者が呉・周瑜を中心に書いているので蜀・孔明等が好きな人には面白くないかもしれません。
何しろ孔明はまだ若く周瑜にかなわない、という描写の仕方です。
孔明をもっと周瑜の好敵手にしたほうが物語は盛り上がったかもしれません。そうすれば赤壁後も色々二人を絡めてかけたかも。。。
周瑜を冷静な中にも情熱を秘めた見かけはおっとり美周郎とするのなら、孔明を言うことやる事極端できついが案外義理堅く強情な美男子に描いてよい男二人の掛け合いにすれば新たなコンビだったのに・・・と思ってしまいます。
周瑜さんは孫策以外のコンビでも面白そうですが。
孔明のファンとしてはこの描かれ方はちょっと悲しい。
なにしろ20半ば過ぎまで晴耕雨読の生活してた骨太男なので
些細なことで嫉妬する小物わけがない。。。と考えてしまうので、星三個。
      

良くも悪くも「コバルト三国志」  (2004-02-14)
「二龍争戦」「鳳凰飛翔」と続く三部作の第一部。単体でも読めます。
挿絵はまさに乙女向けという感じですが、意外にも硬派な正史設定の小説です。
率直な感想は、周瑜好きによる周瑜中心小説という感じ。
しかし周瑜をとにかく格好良くしようとして失敗している感じがするのは否めません……

このシリーズは

魯粛・甘寧・呂蒙・陸遜が好きな方ならオススメします。
諸葛亮・孫権・程普が好きな方にはあまりオススメできません。
周瑜・凌統・黄蓋の描写は……賛否両論ありそうです。

個人的には
『紫髯公』であるはずの孫権の髪が「赤茶色」と表現されていることと
諸葛謹が馬面でないのがどうにも納得いかないのですが……


「周瑜好き」さんにオススメ!  (2003-09-19)
この「江のざわめく刻」は、朝香 祥さんが書かれる三国時代・呉の国中心のいわゆる「かぜ江シリーズ」の中の一つです。他の作品は孫策と周瑜の二人が中心ですが、この作品は孫策の死後の話なので、二人のやり取りが好きな方には物足りないかもしれません。舞台となるのは、三国志で最も有名な赤壁の戦いあたり。話の中心人物となるのは、主に周瑜と蜀から使者として着た諸葛亮で、その他に陸遜や呂範や孫権等が出てきます。

諸葛亮は、一般的な三国志(演義)では、素晴らしく天才的な頭脳の持ち主のように書かれていますが、この作品の中では周瑜にしてやられたりという感じがします。そう言う点で言うと、赤壁の戦いで諸葛亮の活躍を期待している方はちょっと淋しい思いをする事になるかもしれません・・・。逆に周瑜好きなら気に入ると思います。陸遜も可愛いらしくて良いですよ。

ちなみに、この作品は[二竜争戦][鳳凰飛翔]と話が続きます。