赤ちゃんと脳科学 (集英社新書 (0194)) - 和書 - 子供と読む絵本の旅
小西 行郎

集英社

グループ:Book /ランキング:55804
価格:¥ 672
発売日:2003-05 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
ユルユル育児  (2007-12-30)
産休まで働いていた妊婦です。育休がおわれば復帰予定です。
職業柄忙しく、いわゆる世間一般で「良い」とされていることに、かなり無頓着に
妊婦生活を送ってきました。語りかけも満足にせず、ぎこちなく腹に挨拶してみたり・・・。
友人には、「胎児英才教育はしないのか?」など突っ込まれましたが、まったくしませんでした。
生まれた後のことも、「自分が育てられたように絵本で育てればよい」位に考えていました。

初産なのでお産もそうですが、育児はもちろん何一つ分かりません。なので、自分が勝手に決めた方針が、果たして子供にとって良いのかどうか不安はありました。

1週間後に出産を控え、里帰り先の父に手渡されたのがこの本です。

2日で読み終わってしまうほど読みやすいのに、今後の育児に多大な影響を与えるであろう
情報の数々!
そして、ユルユル育児でも(むしろ、そのほうが)良いんだなあ!と思わせてくれる一冊でした。
心も軽くなったし、今後の方針もわりと決定!良い本でした。



科学的という情報や愛情という言葉にご注意を!  (2007-12-18)
 脳科学の視点から改めて冷静に赤ちゃんを
研究対象にして分かったことが分りやすく紹介
されています。段階を踏んだ成長や両親の観察力
などの当り前(?)、基本的(?)なことこそが、
大切であり、親がどのような人生観を持ち、
育児を通してどのように親自身が成長するかが
大切であることに気付かせてくれようとしています。

 実際に育児を始めると周囲には育児に関する
情報が溢れていたり、赤ちゃんの予想以上の
パワーに圧倒されたりと、特に始めての子育ての
場合にはパニックになってしまうかもしれません。
しかし、親が落ち着いていれば大丈夫、自信を
持って大丈夫というメッセージに私は助けられました。

 赤ちゃんの育児に関わる親だけでなく、
子育てに関わる全ての親にとって、幸せな生き方を
どのように実践するかを考えるヒントを
与えてくれると思います。

 バランスが取れた視点、分かりやすい内容、
著者の優しい気持ち、などなど一度手にとって
みて下さい。おすすめです。

世の中の常識をサクサクっと斬る良書  (2007-08-25)
発達の科学を面倒くさく語るような本ではありません。
育児の現場で広がる噂に科学のメスを入れたような本です。
強引さはなく、読みやすいのに、多くの情報があります。良書です。

基本書  (2005-11-29)
大学時代、学生結婚をして出産を控えた妻を目の前にし、果たして自分に何が出来るのか、生まれてくる我が子に対して自分が出来ることはあるのか、という問いを毎日のように繰り返しては書店へ行き、育児関連の書物を読んでいました。

そんな中、本書においては現代の言わば「親の傲慢、驕慢」とでも言うべき進みすぎた英才教育を疑問視し、むしろ子供の中に宿る無限の可能性を引き出すのは全くもって自然体でいること、親や周りの人達が子供に十分な関心を持ち、同じ時間を共有することだという、きわめて原始的な主張を読み解くことができる。

この点に関して個人的に強く共感したので、本書を自分オススメとして推奨したいと思います。

普通の育児が大切  (2005-06-17)
高校生時代の同級生が書いた本。赤ちゃんの観察と、最近の脳科学、発達行動学の知見により、早期教育ではなく「普通の育児」が大切であるととく。松田道雄に通じるポジション。なかなか示唆に富む。ただし、新しい科学的知見と、「普通の育児」が大切という意見の間には、乖離があり、別の意見もありそう。いずれにせよ新しい知見を楽しみ、著者の人柄を味わえる好著。