本当はちがうんだ日記 - 和書 - 子供と読む絵本の旅
穂村 弘

集英社

グループ:Book /ランキング:178930
価格:¥ 1,470
発売日:2005-06 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
爆笑しました  (2008-09-06)
自虐ネタは、それだけであるあるネタというか、どっかで聞いた事あるような話になることが多いし、または無理に自分を卑下していることが分かってしまい、読んでいてさめてしまうことも多いです。
が、これは違う。
エピソードのリアルさと新しさに、そして無理やり笑いをとろうとしてこないのに爆笑させられるユーモアのセンスに、釘付けになりました。
きっと本物の穂村さんは、短歌界において穂村以前以後で語られるくらいすごい人なのだから、しかも会社員をしながら作品を作るくらいなのだから、駄目な人じゃないと思うのです。
それを、こんなにも巧妙に「駄目な自分」として描けるのはすごい。
穂村さんのエッセイは刊行数が少ないので、もっとたくさん出てくれる事を望みます。

本当はスゴイんじゃない?  (2007-10-03)
たとえば、この作者の短歌。
“終バスにふたりは眠る紫の〈降りますランプ〉に取り囲まれて ”
ふたりを囲む〈降ります〉に浮かんでくる、いくつもの情景に(あっ!)と気付く。

「妄想系エッセイ」なーんて、油断してました。
この現実と虚構のぐらぐらする感じ、すごすぎる!
TV中継のスポーツ選手が、簡単そうに見えるのを連想してしまう。

くすり、と笑う読後の解放感。
それはまるで、友人のバカ話を聞かされて少しホッとする感じ。
しかし詩人や歌人の言葉というのは、鮮やかに関節を外してくる。

面白かったです。  (2007-03-06)
名古屋の本屋で穂村さんのフェアをやっていました。全く知らない人でしたが、そのフェアのあまりに強烈なインパクト(その本屋はおめんを作っていた)に、何となく恐ろしさを感じたのです。なぜこの人をあえてプッシュ?そして買ってみました。
ダメだ…ダメ人間だなぁこの人は。文章は歌人だけあって無駄がなく面白いです。面白いんだけど読み終わった後ちょっとイラッとするのはこの人が恵まれた環境で育ったダメ人間だからでしょうね。そして私のダメな所を鏡で見せられているような。軽い罪悪感を覚えてしまいました。
でもすごいな。何がって穂村さんと結婚した人がですよ。(笑)

本当は、本当?  (2006-07-24)
最初に穂村さんと出会ったのは、「ダ・ヴィンチ」でした。純愛凍結エッセイ「もしもし、運命の人ですか。」を読んで、すっかりハマってしまい、歌集「シンジケート」とともに、この本をとりあえず買いました。もう、1年ほども前の事かな?それでますます、穂村さんに惹かれてしまった!…というのも、高校生の頃の私は、ブラックコーヒーが飲めず、まるで毒を飲むようなところが好きで、だから、わざとコーヒーはブラックで飲み、しかもそのことを詩にしていたのです。「エスプレッソ」に対する穂村さんの感じ方は、何だか私の感性と同じ。「文科系女子」な私は、やっぱり「文科系女子」な穂村さんがどんどん好きになってしまいました。夏休みで、改めてもう1度この本を読み、またまた穂村さんに惹かれています。

奥さんと仲良くね  (2006-03-06)
私にとってはじめての種村体験でした。
このおどおどっぷりはすごいですね。

いちばん最初のページに写真があります。
「なぜこんなところで!?」というようなおかしな場所で微笑む種村さんの写真、キョーレツです!
着ているシャツもコメントしづらい柄・・・(苦笑)

この人は普通の人に比べると感受性の強い人なのですね。
だから考えすぎたり、卑屈になったり。
男性なのに「オリーブ」に夢中になったという事実、
効率の悪い皿の洗い方、
あだ名がない寂しさ・・・
面白すぎて吹き出してしまう箇所もありましたが、
ただ笑うだけでなく「がんばって生きてね」と応援してあげたくなるような人。

穂村さん、みんな応援してますよ。
マイペースにいきましょうね♪