カスタマーレビュー
おすすめ度:
投げ出さないでまた次の日から粛々と続ければいいのだ
(2007-04-17)
ちょっと太っていたって気にしなくていいよ。でも、「ちょい太」はいいけど、「おお太」はダメ。メタボリックシンドロームに気をつけようね。という健康生活提案本です。
鎌田先生は、ある日、自分がおデブになっていることに気づき、ショックを受けました。1日1時間のウォーキングが効果的なことは分かっていますが、病院の院長という忙しい仕事をしていると、とてもそんな時間を作ることができません。
自分で工夫しながら編み出したのは、鎌田流の「がんばらないダイエット」法です。
ふだんから体重を気にして、健康番組やダイエット解説を読んでいると、知識だけは豊富になります。私もこの分野に詳しい人間ですので、この本の7割くらいは既に知っていることでした。
でも、残りの3割がすごい!
何がすごいって、「あっ、これなら続けられるかな」と、もう一度ダイエットに挑戦してみようと背中を押してくれるのです。
たとえば、普通の健康本には、
「朝食抜くとかえって太るので、朝はしっかり食べましょう」
と書いてあります。朝4:昼4:夜2がよい、と。
でも、「夜2」を守ろうとすると、自分だけ食べないくらいの覚悟が必要で、家族団欒の唯一の機会が失われます。
ところが、鎌田流では「朝2:昼2:夜4」をめざします。友人との会食や、ちょっと食べ過ぎて「朝2:昼2:夜6」になってしまったとしても大丈夫です。
また、タイトルにもある通り、「ちょい太」で良い、と言ってくれています。それも、単なる気休めではなく、「BMI 23から26.9で死亡率が低い」という約4万人を対象にした調査結果を示しています。
だからBMI 26程度の“ちょい太”を目指せ、というのは、なんともうれしい目標です。
ダイエット話に飽き飽きしている人も、長続きする「がんばらないダイエット」は、試してみる価値があるかもしれませんよ。
ちょいコレでだいじょうぶ
(2007-01-21)
最近人間ドックで、総コレステロール、特にLDL(悪玉)コレステロールが高いとの指摘を受けて、ショックを受け、市販薬を飲んだり、魚料理を食べる回数を増やしたり、大好きな卵かけご飯をやめたり、休日には長距離の散歩をするなど気をつけるようにしている。
そんな中で読んだのがこの本である。
正直言って安心した。
もちろん、日本食や運動を進めてはいるのであるが、表題のとおり少し太めの方が死亡率が低いし、総コレステロ−ル220と言う数字自体根拠がなく、むしろ240〜260あたりがガンの発生率も低く脳梗塞や心筋梗塞にもなりにくいんだとか。
むしろ、コレステロールの高めの人に動物性脂肪を減らして植物性脂肪に変えるよう「食事指導する」ことが、もっとも死亡率を高めたという統計データがあるという。
今までやめていた大好きな卵かけご飯をまた食べることにして、無理せずに、適度な食事と適度な運動、適度な睡眠を心がけよう。
無理せず安心してダイエットできそう
(2006-11-22)
前半は鎌田先生が自ら体験した無理をしないダイエット法を紹介したもの。
このダイエット方法は、概ねはすごく一般的で、頭では十分理解しているが、普段の生活になかなかそういった行動に踏み切れない、踏み切ったとしても長期継続ができないというジレンマがあるものだ。
従来から言われている生活習慣病、言い換えればメタボリックシンドロームに対する一般的な対処法に、鎌田先生が仰ることは、ダイエットの目標は、「ちょっとぐらいは太めでも(限度内なので)大丈夫ですよ」と普段の日常生活の中で少しばかりの心がけをすることでダイエットができることを紹介している。
後半はメタボリックシンドロームに対して最新医学で解明されている真の原因に迫るもので、何故太りすぎるとダメなのかが医学専門的なことを分かりやすく説明してあり、よく理解できる。
従い、このことが本書の前半部分で紹介しているダイエット方法に対する裏付けになっている。
また、現代の日本の食生活に対して危険信号を発し、長寿命で元気である老人になる条件を示している。
本書をよく読んで理解し、一刻も早く実践することで、いつまでも元気であり続けたいですね。
健康で長く生きるために。
(2006-09-26)
長生きはしたい、けれど寝たきりになって家人に迷惑をかけたくない、と常々思って生きてきた心算です。本書はそんな私の心を見抜いたかのような指摘があります。「六十代、七十代で倒れると、内臓の力がある分、介護を受ける期間が長期化する傾向にある。九十代まで元気だと、倒れても介護の期間が短いことが多い。だから、自分のためにも、家族のためにも、長生きすることがだいじなのだ」(15頁)そのためにはまず万病の元である過度の肥満を解消しなければいけません。要は減量が必要です。そのためには食生活を見直し、体を動かすことが重要であると本書は指摘します。まず「食」。本書では肥満防止に効果満点の食物繊維の塊である寒天と、活性酸素を抑えるリコピンを持つトマトに注目しています。「トマト寒天」のレシピも詳しく紹介されています。ただしトマト寒天ダイエットも肥満していた頃と同じ量食べてしまっては効果はありません。寒天の空腹感を感じさせない効果を利用して食を減らすことが重要です。本書では他にも多くの健康食材を紹介しています。次に「運動」。本書は「メタボリックシンドロームは、原因から考えたら、『食べすぎ、運動不足症候群』と呼んでいい。」(74頁)と指摘します。運動をすると、内臓脂肪が落ち、血糖値が下がり、血液がサラサラになり、うつ・認知症になりにくくなります。うつ病病みの私にとっては聞き逃せない情報です。本書では「がんばらない筋トレ」と「ウォーキング」が写真入りで詳しく紹介されています。運動を続けるコツは「がんばらない」ことです。また、本書ではいつもニコニコすることを推奨しています。ニコニコすると、血管が拡張して循環がよくなり、血圧が下がり、動脈硬化の予防になり、免疫力が上がる効果があります。本書は健康を保ちながら、与えられた寿命を少しでも延ばすための生き方のヒントが満載されています。全頁に付箋紙を貼りたい気持ちです。本書はお年を召した方はもちろん、若い方にもオススメします。なぜなら、「長生きの家系は何世代にもわたる、いい生活習慣の積み重ねでできるのだから。」(10頁)
おすすめ度:
投げ出さないでまた次の日から粛々と続ければいいのだ
ちょっと太っていたって気にしなくていいよ。でも、「ちょい太」はいいけど、「おお太」はダメ。メタボリックシンドロームに気をつけようね。という健康生活提案本です。
鎌田先生は、ある日、自分がおデブになっていることに気づき、ショックを受けました。1日1時間のウォーキングが効果的なことは分かっていますが、病院の院長という忙しい仕事をしていると、とてもそんな時間を作ることができません。
自分で工夫しながら編み出したのは、鎌田流の「がんばらないダイエット」法です。
ふだんから体重を気にして、健康番組やダイエット解説を読んでいると、知識だけは豊富になります。私もこの分野に詳しい人間ですので、この本の7割くらいは既に知っていることでした。
でも、残りの3割がすごい!
何がすごいって、「あっ、これなら続けられるかな」と、もう一度ダイエットに挑戦してみようと背中を押してくれるのです。
たとえば、普通の健康本には、
「朝食抜くとかえって太るので、朝はしっかり食べましょう」
と書いてあります。朝4:昼4:夜2がよい、と。
でも、「夜2」を守ろうとすると、自分だけ食べないくらいの覚悟が必要で、家族団欒の唯一の機会が失われます。
ところが、鎌田流では「朝2:昼2:夜4」をめざします。友人との会食や、ちょっと食べ過ぎて「朝2:昼2:夜6」になってしまったとしても大丈夫です。
また、タイトルにもある通り、「ちょい太」で良い、と言ってくれています。それも、単なる気休めではなく、「BMI 23から26.9で死亡率が低い」という約4万人を対象にした調査結果を示しています。
だからBMI 26程度の“ちょい太”を目指せ、というのは、なんともうれしい目標です。
ダイエット話に飽き飽きしている人も、長続きする「がんばらないダイエット」は、試してみる価値があるかもしれませんよ。
ちょいコレでだいじょうぶ
最近人間ドックで、総コレステロール、特にLDL(悪玉)コレステロールが高いとの指摘を受けて、ショックを受け、市販薬を飲んだり、魚料理を食べる回数を増やしたり、大好きな卵かけご飯をやめたり、休日には長距離の散歩をするなど気をつけるようにしている。
そんな中で読んだのがこの本である。
正直言って安心した。
もちろん、日本食や運動を進めてはいるのであるが、表題のとおり少し太めの方が死亡率が低いし、総コレステロ−ル220と言う数字自体根拠がなく、むしろ240〜260あたりがガンの発生率も低く脳梗塞や心筋梗塞にもなりにくいんだとか。
むしろ、コレステロールの高めの人に動物性脂肪を減らして植物性脂肪に変えるよう「食事指導する」ことが、もっとも死亡率を高めたという統計データがあるという。
今までやめていた大好きな卵かけご飯をまた食べることにして、無理せずに、適度な食事と適度な運動、適度な睡眠を心がけよう。
無理せず安心してダイエットできそう
前半は鎌田先生が自ら体験した無理をしないダイエット法を紹介したもの。
このダイエット方法は、概ねはすごく一般的で、頭では十分理解しているが、普段の生活になかなかそういった行動に踏み切れない、踏み切ったとしても長期継続ができないというジレンマがあるものだ。
従来から言われている生活習慣病、言い換えればメタボリックシンドロームに対する一般的な対処法に、鎌田先生が仰ることは、ダイエットの目標は、「ちょっとぐらいは太めでも(限度内なので)大丈夫ですよ」と普段の日常生活の中で少しばかりの心がけをすることでダイエットができることを紹介している。
後半はメタボリックシンドロームに対して最新医学で解明されている真の原因に迫るもので、何故太りすぎるとダメなのかが医学専門的なことを分かりやすく説明してあり、よく理解できる。
従い、このことが本書の前半部分で紹介しているダイエット方法に対する裏付けになっている。
また、現代の日本の食生活に対して危険信号を発し、長寿命で元気である老人になる条件を示している。
本書をよく読んで理解し、一刻も早く実践することで、いつまでも元気であり続けたいですね。
健康で長く生きるために。
長生きはしたい、けれど寝たきりになって家人に迷惑をかけたくない、と常々思って生きてきた心算です。本書はそんな私の心を見抜いたかのような指摘があります。「六十代、七十代で倒れると、内臓の力がある分、介護を受ける期間が長期化する傾向にある。九十代まで元気だと、倒れても介護の期間が短いことが多い。だから、自分のためにも、家族のためにも、長生きすることがだいじなのだ」(15頁)そのためにはまず万病の元である過度の肥満を解消しなければいけません。要は減量が必要です。そのためには食生活を見直し、体を動かすことが重要であると本書は指摘します。まず「食」。本書では肥満防止に効果満点の食物繊維の塊である寒天と、活性酸素を抑えるリコピンを持つトマトに注目しています。「トマト寒天」のレシピも詳しく紹介されています。ただしトマト寒天ダイエットも肥満していた頃と同じ量食べてしまっては効果はありません。寒天の空腹感を感じさせない効果を利用して食を減らすことが重要です。本書では他にも多くの健康食材を紹介しています。次に「運動」。本書は「メタボリックシンドロームは、原因から考えたら、『食べすぎ、運動不足症候群』と呼んでいい。」(74頁)と指摘します。運動をすると、内臓脂肪が落ち、血糖値が下がり、血液がサラサラになり、うつ・認知症になりにくくなります。うつ病病みの私にとっては聞き逃せない情報です。本書では「がんばらない筋トレ」と「ウォーキング」が写真入りで詳しく紹介されています。運動を続けるコツは「がんばらない」ことです。また、本書ではいつもニコニコすることを推奨しています。ニコニコすると、血管が拡張して循環がよくなり、血圧が下がり、動脈硬化の予防になり、免疫力が上がる効果があります。本書は健康を保ちながら、与えられた寿命を少しでも延ばすための生き方のヒントが満載されています。全頁に付箋紙を貼りたい気持ちです。本書はお年を召した方はもちろん、若い方にもオススメします。なぜなら、「長生きの家系は何世代にもわたる、いい生活習慣の積み重ねでできるのだから。」(10頁)
