PLUTO (1) - 和書 - 子供と読む絵本の旅
浦沢 直樹
手塚 治虫
手塚 真

小学館

グループ:Book /ランキング:-
価格:¥ 550
発売日:2004-09-30 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
浦沢直樹の表現力  (2008-10-15)
ゲジヒトら人型ロボットも含め、この作品に登場する面々の8割強はくたびれたオヤジ達ですね、そんな浦沢氏の最も得意なフィールドで今作も十二分に辣腕が発揮されています。ゲジヒト、ヘラクレス、天馬博士・・渋すぎてたまりません。
さて1巻のストーリーの見所としては、やはり皆さんが多くあげてらっしゃる老音楽家ダンカンとノース2号の話でしょう。人の顔を持たないロボット達の悲しみ、苦悩、逡巡等、その心の機微を見事に描き出し我々読者にスムーズに伝達してしまう。そんな凄技をやってのける漫画家は浦沢氏以外にそうそういないでしょうね。
文句なしに希代の傑作です。


時代の流れには勝てなかった作品と見るか....  (2008-10-12)
手塚治虫原作の浦沢作品。ロボット三原則を破るか否かの部分では石森章太郎のキ
カイダーが見事な解釈を見せており、それを上回るものではない。

ストーリーは謎の世界七大ロボットの連続破壊事件。どうしてもストーリーを追う
中で気になってしまうのは、現代では機械工学に関してあるていどのロジックは整
えて欲しいと言うこと。

ゲジヒトのゼロニウム弾の発射可能性玉数や、原型を留めて壊れたロボット再生な
ど、勝手なルールで進めて行く。そう、この物語の原作は古いのだ。

そして現代でも年少の読者でもこの辺りの視点は厳しい。ロボットの存在や周辺の
ロジックはルールでもあり、そこがあるので、緊張感もあるし、感情の移入も出来
るのだ。

そしてプルートゥ。まったく最強の機械的な根拠もなく、殆どその姿を現さず、
恐怖心も与えない。何を言いたかったのかさえもわからない。

世界の紛争を背景に悲劇を演出するが、背景を利用しただけで平和思想を読者に与える訳ではない。

原作者の当時の時代背景と画であれば「仕方がない」で済む物を、わざわざ現代の
漫画家がリメイクしてこれでは本当に困る。

浦沢作品はその裏付けや哲学がいつも浅い。そしてSF漫画家としては感覚が古いと
言わざるを得ない。のんきにこのマンガで陶酔していてはその人は心配だ。

傑作漫画!!!!  (2008-06-30)
1巻読んだらいますぐに続きが読みたくなり2、3、4、5巻と買いました。
超おもしれェ!!!!!

今回は本当の名作に・・・  (2008-05-15)
 Monster・20世紀少年と長編ミステリーではことごとく読者を裏切ってきた浦沢直樹ですが
今回は漫画の神様と謳われた手塚治虫の、しかも代表作のリメイクとあってそれなりの威信もかけて描いていると信じています。今回は名作の「匂い」だけ感じさせてほっぽり投げないで下さいね。
 内容としてはSFサスペンス物ですが、世界観は充分練られていると思います。さらに得意の心理描写と意味深な伏線で、特にドタバタがなくても物語に一気に引き込まれます。
ただ残念なことにロボットがダサい。これは個人の趣味にもよると思いますが近年のSF作品と比べると圧倒的にダサいです。
せっかくのSFなんだからもうちょっと他の人の描くロボット参考にして考えたほうがよかったんじゃないですか、浦沢さん!!

メジャーというだけで読まずにいた自分に蹴りを一発  (2008-03-02)
今さらながら、気まぐれで買った「PLUTO」。
一読した時は、「まあ、良くも悪くも浦沢直樹だね」としたり顔でうなずいたりしたものですが。

二回目。
なんで二回目なのかは今だわかりませんが。

ノース2号。
号泣です。嗚咽つきです。

あまりに売れすぎていると敬遠する、という癖は本当にまずいなあ、と猛省です。