◆世界音痴
カスタマーレビュー
おすすめ度:
実は、私も世界音痴だった
(2007-08-20)
この本を読んで、あまりにも自分と似ているので驚きました。普通の人が普通に振舞う「自然に」ということができない、そのことを表した「世界音痴」という造語はみごとですね。私も実は世界音痴でした。寿司屋での注文が「自然に」できない、半そでを着始めることが「自然に」できない、などなど。かなり誇張されたことも多いですが、かかれているエピソードの大半が共感できることでした。でも、これは案外多くのひとが他人にはいえないけど思っていることだったりして。
それぞれの文章の終わりに付された短歌も秀逸。
置き去りにされた眼鏡が砂浜で光の束を見ている九月
ほんとうにおれのもんかよ冷蔵庫の卵置き場に落ちる涙は
甘い甘いデニッシュパンを死ぬ朝も丘にのぼってたべるのでしょう
終バスにふたりは眠る紫の〈降りますランプ〉に取り囲まれて
ああ末期的!
(2007-05-20)
末期的日本人とはほむらさんが知人に文中言われる一言ですが・・
作家らしいといえばあまりにも作家らしい どこかずれた論理が永遠に大真面目に信じられているこの世界!レンズのないめがねを大真面目にかけるほむらさん!おかしすぎます。
グミチョコレートパイン(大槻ケンヂ)の山之上君を思い出しました。ほんとうに焼肉理論とかほむらさんは考えていそうだよ!表紙を考えた編集さんの手記ものってればとても面白かったんじゃないかな
結構似たようなねたがくりだされるあたりちょっとあきちゃうのですが、
引用される短歌が美しく引き締めてくれます。本当に短歌がすきなんだね。手紙魔も買おうっと。
こんなに情が薄いほむらさんだけど喪男じゃないのがいいんでしょうね。にょっきと一緒に友達に薦めてみたい。
めくるめく展開に驚愕するエッセイ集
(2007-03-04)
はるか昔、日経新聞のコラムで回転寿司の話を読んでから気にしていたのだけど、本屋でようやく単行本を見つけた。自分のダメ男加減をユーモラスに語りながら、気が付くと回転寿司屋から宇宙まで想いを馳せてしまう話。そうさ、寂しさなんて無限なんだ。日常を歌う31文字で無限を語るような、めくるめく展開に驚愕するエッセイ集。
とはいえ作者のダメ男ぶりもこれだけ続けられると少々引いてしまうところも。でもこんなところ、作者が羨望するワイルドな男にだってありますよね、こんなに完璧に酷くはないにしても。まして自分のような普通の男には正直言って結構、あります。そんなこんなで爆笑しながら一緒に寂しさを味わってしまう。男なんてつい妄想炸裂する動物だし、基本的に寂しがりやなんだ。
それを女の人にもわかってもらいたいんだ。
というわけで、(楽しめるかどうかは別にして)女性の方にお勧めします。
ちょっと変な人の魅惑の世界
(2006-02-17)
見過ごしてしまうことも出来るのに意識してしまったが故に頭から離れない
そんな、隙間に誘う穂村氏魅惑のエッセイです。
愛すべきダメダメさん
(2005-04-23)
ほむほむ~っ!!なんて可愛いんだ、ほむほむーっ!!!
立派な大人に可愛いって失礼かもしれないが、それ以外の言葉が見つからない。
こんなに・・・こんなに純粋というか生真面目というか馬鹿というか(スマン)。
どこをどうしたら、こんな大人になるんだろう。
回転寿司屋で食べたいものを頼めない。レストランのレジで端数を出せない。
レジの人を待たせる時間が怖いと言う。それは私も同じ。
レジ経験があるだけに、「合計○○円になります」と言ってから
財布を出して小銭のほうをガシャガシャして「ちょっと待って、7円あると思うから」とか
言って掻き回した挙句「あ、6円しかないわ。いいわ、もうそれで」と言われたりすると
たまらんのだ。たとえ後ろにお客さんがいなくても、だ。
だから「まあ同じじゃない。もしかして、ものすごく気が合うかしら?
結婚してもいいんじゃないかしらー??」とまで思ってしまった。
が、著者の好みの女性は「華奢」。これほど私から遠い言葉もない。
でもね、もし私が華奢だったとしてもダメ。結婚できないわあ。
だってほむほむ一人っ子だし。一人暮らしの経験ないし。
なんでもかんでも、お母さんがしてくれて当然の人なんてっ。
でも可愛いんだよなあ。
おすすめ度:
実は、私も世界音痴だった
この本を読んで、あまりにも自分と似ているので驚きました。普通の人が普通に振舞う「自然に」ということができない、そのことを表した「世界音痴」という造語はみごとですね。私も実は世界音痴でした。寿司屋での注文が「自然に」できない、半そでを着始めることが「自然に」できない、などなど。かなり誇張されたことも多いですが、かかれているエピソードの大半が共感できることでした。でも、これは案外多くのひとが他人にはいえないけど思っていることだったりして。
それぞれの文章の終わりに付された短歌も秀逸。
置き去りにされた眼鏡が砂浜で光の束を見ている九月
ほんとうにおれのもんかよ冷蔵庫の卵置き場に落ちる涙は
甘い甘いデニッシュパンを死ぬ朝も丘にのぼってたべるのでしょう
終バスにふたりは眠る紫の〈降りますランプ〉に取り囲まれて
ああ末期的!
末期的日本人とはほむらさんが知人に文中言われる一言ですが・・
作家らしいといえばあまりにも作家らしい どこかずれた論理が永遠に大真面目に信じられているこの世界!レンズのないめがねを大真面目にかけるほむらさん!おかしすぎます。
グミチョコレートパイン(大槻ケンヂ)の山之上君を思い出しました。ほんとうに焼肉理論とかほむらさんは考えていそうだよ!表紙を考えた編集さんの手記ものってればとても面白かったんじゃないかな
結構似たようなねたがくりだされるあたりちょっとあきちゃうのですが、
引用される短歌が美しく引き締めてくれます。本当に短歌がすきなんだね。手紙魔も買おうっと。
こんなに情が薄いほむらさんだけど喪男じゃないのがいいんでしょうね。にょっきと一緒に友達に薦めてみたい。
めくるめく展開に驚愕するエッセイ集
はるか昔、日経新聞のコラムで回転寿司の話を読んでから気にしていたのだけど、本屋でようやく単行本を見つけた。自分のダメ男加減をユーモラスに語りながら、気が付くと回転寿司屋から宇宙まで想いを馳せてしまう話。そうさ、寂しさなんて無限なんだ。日常を歌う31文字で無限を語るような、めくるめく展開に驚愕するエッセイ集。
とはいえ作者のダメ男ぶりもこれだけ続けられると少々引いてしまうところも。でもこんなところ、作者が羨望するワイルドな男にだってありますよね、こんなに完璧に酷くはないにしても。まして自分のような普通の男には正直言って結構、あります。そんなこんなで爆笑しながら一緒に寂しさを味わってしまう。男なんてつい妄想炸裂する動物だし、基本的に寂しがりやなんだ。
それを女の人にもわかってもらいたいんだ。
というわけで、(楽しめるかどうかは別にして)女性の方にお勧めします。
ちょっと変な人の魅惑の世界
見過ごしてしまうことも出来るのに意識してしまったが故に頭から離れない
そんな、隙間に誘う穂村氏魅惑のエッセイです。
愛すべきダメダメさん
ほむほむ~っ!!なんて可愛いんだ、ほむほむーっ!!!
立派な大人に可愛いって失礼かもしれないが、それ以外の言葉が見つからない。
こんなに・・・こんなに純粋というか生真面目というか馬鹿というか(スマン)。
どこをどうしたら、こんな大人になるんだろう。
回転寿司屋で食べたいものを頼めない。レストランのレジで端数を出せない。
レジの人を待たせる時間が怖いと言う。それは私も同じ。
レジ経験があるだけに、「合計○○円になります」と言ってから
財布を出して小銭のほうをガシャガシャして「ちょっと待って、7円あると思うから」とか
言って掻き回した挙句「あ、6円しかないわ。いいわ、もうそれで」と言われたりすると
たまらんのだ。たとえ後ろにお客さんがいなくても、だ。
だから「まあ同じじゃない。もしかして、ものすごく気が合うかしら?
結婚してもいいんじゃないかしらー??」とまで思ってしまった。
が、著者の好みの女性は「華奢」。これほど私から遠い言葉もない。
でもね、もし私が華奢だったとしてもダメ。結婚できないわあ。
だってほむほむ一人っ子だし。一人暮らしの経験ないし。
なんでもかんでも、お母さんがしてくれて当然の人なんてっ。
でも可愛いんだよなあ。
