雄気堂々〈上〉 (新潮文庫) - 和書 - 子供と読む絵本の旅
城山 三郎

新潮社

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価格:¥ 620
発売日:1976-05 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
渋沢栄一の半生を描く名作  (2008-11-02)
「日本資本主義の父」といわれる渋沢栄一(1840〜1931)。合本組織(現在の株式会社)の理念を日本に普及させ、自ら、第一国立銀行、王子製紙、日本郵船といった、生涯500以上もの企業の設立に尽力した日本を代表する経済人である。

本書は、血洗島(現在の埼玉県)の一農夫から身を起こし、一橋家幕臣、新政府役人、民間経済人と、その立場を時代と共に変化させながら、やがては明治の元勲達と肩を並べるまでになった栄一の半生を鮮やかに描きだす。

渋沢栄一という一人の人物を通じて、幕末〜明治という近代国家成立の過程も伺い知ることができ、単なる伝記に留まらないところが、特に魅力的である。

渋沢栄一伝  (2007-01-08)
日本のためにやらねばならぬ。その一念で片田舎から飛び出した渋沢栄一は徳川慶喜に仕えフランス留学、そして政府高官、銀行頭取へと立場を変えつつ日本のために懸命に働く。

何の資本も持たず、藩の援護もなく、その志だけをもって生きた渋沢栄一。一人の人間の意志の力とはかくも偉大なものかと驚嘆する。

圧巻でした!  (2006-11-07)
とても面白く読ませていただきました。作者は異なりますが、「竜馬が行く」や「坂の上の雲」よりもよかったのではないでしょうか。その理由はテンポのよさかもしれません。
渋沢栄一がどのようにして日本の資本主義を成り立たせていったのか、またその成功の秘訣は何なのか、ビジネスにも役に立つ内容盛りだくさんです。

志を遂げること  (2006-10-04)
渋沢栄一の伝記です。
 幕末の志士が志を立て、散っていった中
 その志を遂げていった人物として尊敬しています。

 ただ、真っ直ぐに死に急ぐ「志士」への憧れから、
 この人のように、
 その時々によって「変節」しているかのように見えても、
 志を遂げていくことが大事かな?
 と最近では考えるようになって来ました。

 精神だけではダメで、実が伴わなければうそだと考えていた
 渋沢栄一の
 この効果の吟味を忘れぬ態度こそが、「老練」である。

 「大いに老練用ゆるところこれある人物」
 いつも、方法を、効果を問題にして生きていくことが
 老練であり、
 志を遂げるために必要なことなのでしょうね。



渋沢入門書  (2004-08-21)
前半は志士としての渋沢栄一を、後半は実業家としての彼を紹介しています。おもしろいのは主に前半で、一個の維新小説として成り立っていますが、後半はテンポが落ち、彼のエピソードを時代順に羅列している印象です。

渋沢栄一の功績は大きくすべてを記すことは難しいですが、出発点としては、最適の書であり、大変おもしろい小説です。