西日の町 (文春文庫) - 和書 - 子供と読む絵本の旅
湯本 香樹実

文藝春秋

グループ:Book /ランキング:70804
価格:¥ 450
発売日:2005-10-07 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
親の死に目  (2007-12-29)
がテーマのようです。
僕に夜につめを切ると親の死に目に会えないわよという母は夜中にパチパチとつめを切る
湯本さん得意の老人と少年の物語。
母を観察する僕、祖父の過去を知りたがる僕、大人になった僕。
短く読みやすかったが、少し怖かったかな?

美しい世界  (2006-01-09)
「僕」の中で様々な時間が交錯していく。しかし、紛らわしいことや、不可解さはない。
それは一本の物語となって、響いてきた。
「僕」の中で生きる母やてこじいは、読む側の気持ちを揺れ動かすが、とても静かで、懐かしい。セピア色の町に輝く、夕陽みたいだ。
非常に巧い。美しくて、巧い。
「夏の庭」ほどの感動はないが、しっとりと味わい深く、温めてくれる。

悪くはないが、、。  (2006-01-02)
いっぷうかわったおじいさんと主人公の僕、母とのヒューマン・ドラマ。
この作者がよく題材にする子どもと老人、そして「死」を絡めた物語。
この作品も悪くはないが、「夏の庭」「ポプラの秋」のほうが作品としては上か。
前2作品ほどの力はないように感じた。
読んでいないようだったらそちらもオススメする。

あとがきが秀逸  (2005-11-12)
大好きな作家さんが自分のふるさと(小倉)を舞台にした作品を
発表するなんて・・・もうそれだけで感激です。

でも本編は西日の町よりポプラの秋のほうが好きです。ごめんなさい。
私が女性だからかもしれませんが。

湯本さんの後書きを読んで、
休みのたびに東京(祖母宅)から小倉まで
新幹線を利用していた子供時代を思い出しました。
時が止まり続ける空間・・・まさにその通りでした。