カスタマーレビュー
おすすめ度:
春のオルガン
(2005-04-27)
小学校を卒業し、中学校に入学するまでの「春休み」。12歳のトモミと弟のテツが過ごした日々の物語です。
タイトルが好きな人は内容も好きかも。
(2004-10-14)
初めて読んだ小学6年生の時、同い年の主人公と自分の違いに戸惑いつつも、なぜか親近感を持って読み進める事ができたのを思い出します。シンプルな言葉で、この年頃の女の子には珍しく落ち着いてしまった感のある主人公の内面をゆっくり書き出しています。何気ないエピソードのひとつひとつが、作者の表現しようとしている事に直接的に結びついているようで、読んでいて妙な安心感を抱きました。かつて自分もしたような空想の内容が書かれているのを読んで、涙が出たほど嬉しかったりしました。今でも夜中にふっと読み返す大好きな本です。
淡々と。
(2004-06-11)
感情的でなく、ひたすら淡々と描かれる内容はけっこう厳しい。
内容的な好き嫌いはかなり分かれるのではないかと思います。
同調できるかできないかは、おそらく読み手側の経験や性格に
かなり拠るのではないでしょうか。
私には共感はできませんでしたが、とらえどころのない、不安定な
年頃の女の子の心情は、揺れながらも生々しく伝わってくるように
たくさんの人に薦めたい
(2003-07-29)
湯本さんの本、読み終わると切なくなります。
自分の子ども時代を思い出したり、亡くなった祖父母に
どうしてももう一度会いたくなったり・・・。
「夏の庭」も「ポプラの秋」も好きだけど、そして湯本
さんの代表作は「夏の庭」と表されることが多いけれど、
何度も読み返したくなるのは断然この本です。
なるほど
(2002-06-27)
「夏の庭」や「ポプラの秋」とシリーズっぽいタイトルですが、
結構、印象が異なり、やや、自叙伝的な雰囲気があります。
その意味で、こういう少女時代を過ごしたから、
「夏の庭」のような作品も書けるんだ、なるほど、と納得できる一冊。
ただ、ストーリーの盛り上がりなど、小説としてみると、
やっぱり、「ポプラの秋」などには、一歩譲るかも。。。
おすすめ度:
春のオルガン
小学校を卒業し、中学校に入学するまでの「春休み」。12歳のトモミと弟のテツが過ごした日々の物語です。
自分がこのくらいの歳だったころ、世界はこんな風に見えていたかもしれない、自分をこんな風に思っていたかもしれない、そういうことを思い出させてくれる物語でした。バラバラになりかけた家族、中学受験に失敗した自分、近所とのモメゴト…12歳は子供かもしれないけど、でも12歳なりにいろんなことを考えて、感じて、悩んで生きてるんだということ。あの心の痛み。描写は決して明るくありません。途中で心が苦しくなって、読むのがしんどくなってしまうようなところもありました。それでもこの先に光は絶対にあるんだというのを感じさせてくれる、そういう雰囲気の物語でした。読み終わって、とてもステキなものを読んだという気持ちになりました。
ジブリの「トトロ」に出てくるみたいな、兄弟がまだ子供同士で、ずっといっしょにいる、あの一瞬のきらきらした時間。そんなきらきらがいっぱいつまっています。
「夏の庭」「ポプラの秋」と並んで、大好きな本がまた一つふえました。
タイトルが好きな人は内容も好きかも。
初めて読んだ小学6年生の時、同い年の主人公と自分の違いに戸惑いつつも、なぜか親近感を持って読み進める事ができたのを思い出します。シンプルな言葉で、この年頃の女の子には珍しく落ち着いてしまった感のある主人公の内面をゆっくり書き出しています。何気ないエピソードのひとつひとつが、作者の表現しようとしている事に直接的に結びついているようで、読んでいて妙な安心感を抱きました。かつて自分もしたような空想の内容が書かれているのを読んで、涙が出たほど嬉しかったりしました。今でも夜中にふっと読み返す大好きな本です。
淡々と。
感情的でなく、ひたすら淡々と描かれる内容はけっこう厳しい。
内容的な好き嫌いはかなり分かれるのではないかと思います。
同調できるかできないかは、おそらく読み手側の経験や性格に
かなり拠るのではないでしょうか。
私には共感はできませんでしたが、とらえどころのない、不安定な
年頃の女の子の心情は、揺れながらも生々しく伝わってくるように
思います。
最後の十数ページが、私にとっては救い。
小説としては「夏の庭」「ポプラの秋」のほうが好きですが、全く
別物として、これは心に響くものがあります。
ああいった空気を期待して読むべきではない小説だと思います。
たくさんの人に薦めたい
湯本さんの本、読み終わると切なくなります。
自分の子ども時代を思い出したり、亡くなった祖父母に
どうしてももう一度会いたくなったり・・・。
「夏の庭」も「ポプラの秋」も好きだけど、そして湯本
さんの代表作は「夏の庭」と表されることが多いけれど、
何度も読み返したくなるのは断然この本です。
友人に薦めて、「泣いた」と言ったら「これからも仲良
くして行ける」と確信したりして。私にとっては“友人
判定踏み絵”にもなってます。
・・・こんな使い方、邪道ですが。
なるほど
「夏の庭」や「ポプラの秋」とシリーズっぽいタイトルですが、
結構、印象が異なり、やや、自叙伝的な雰囲気があります。
その意味で、こういう少女時代を過ごしたから、
「夏の庭」のような作品も書けるんだ、なるほど、と納得できる一冊。
ただ、ストーリーの盛り上がりなど、小説としてみると、
やっぱり、「ポプラの秋」などには、一歩譲るかも。。。
