トニーノの歌う魔法―大魔法使いクレストマンシー - 和書 - 子供と読む絵本の旅
Diana Wynne Jones(原著)
野口 絵美(翻訳)

徳間書店

グループ:Book /ランキング:266153
価格:¥ 1,785
発売日:2002-03 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
あとひとつ。  (2005-10-21)
話の黒幕が判明するのが早すぎたと思います。ダイアナさんの話は、大どんでん返しとか、最後の意外性がいいと思うんだけど、この本は比較的捻りがないです。 でも、どの場面も、まんべんなく楽しめます。

イタリアなまりの英語でたのしもう  (2004-11-27)
 モンターナ家とペトロッキ家は、公国カプローナで勢力を二分する、名門呪文つくりの家柄です。とおいむかし、ご先祖たちが仲たがいをしていらい、犬猿のなかとなってしまいました。そんな名家のうまれにもかかわらず、トニーノ・モンターナとアンジェリカ・ペトロッキはおちこぼれのこどもたちです。
 ある日、このふたりは国ののっとりをはかる魔女によって、さらわれてしまいます。両家の優秀な魔法使いたちが、手も足もでなくなったとき、カプローナの存亡をかけて、幼いトニーノとアンジェリカがたちあがるのです。家同士の古いいがみあいをすてて、強大な敵をたおすために力をあわせるのでした。
 まともな呪文がつかえないかれらの、ハチャメチャでパワフルな魔法の数々。「わたしって、なんのとりえもないだめ人間だ。」とおもいこんでいる、すべてのひとにおくる、ダイアナ流のたのしい応援歌です。読み手のこころを希望でいっぱいにするのも、彼女の作品のいいところ。いのちのやりとりをするような迫力あるものがたりが、明るさとわらいでいろどられています。
 朗読テープでうれしいのは、はなしのキーワードである歌の魔法を、実際のメロディにのせて、きかせてもらえるところ。また、カプローナは架空の国ですが、イタリア風の場所なので、せりふの発音もイタリアなまりのたのしいかんじ。本文をすこし縮めた3時間の内容です。効果音はなく、一人語りですが、ナレーターが上手なので、目でよむのとはちがったおもしろさをあじわえます。子供向けの本だから、たいへん聴き取りやすく、英検2級程度のわたしでも、すんなり頭に入ります。

コンプレックスな魔法使い達  (2004-09-14)
ダイアナWJさんの書く魔法はとにかく魔法の杖が要らない。
ここが素敵なのですが。今度は「歌う」魔法。
それだけでもわくわくするのに、舞台はイタリア!
そして反目し合う一族が二つ‥‥これって「ロミオとジュリエット」?
そう、またもやお話に入りやすい設定が盛り込まれてます。

昔の不確かな伝承から悪口言い合ってお互いの派閥がケンカしてでおかしいくらい。
だってケンカはケンカでも牛の糞や卵(それも色んな卵料理)が飛び交う魔法ケンカ。それも歌いあうからミュージカルの様なイメージで表紙の賑やかさがそのものです。

キャラクターも大賑わい。

主人公:トニーノは呪文が中々覚えられない愚図だと言うコンプレックスの持ち主。だがネコ語が分かり、本の虫で物知り。相棒のネコはこの一族のボスネコ、ヴェンヌート。
ヒロイン:反目する一族の娘アンジェリカは音痴で間違いだらけで呪文はいつも大失敗!。でもネコ語がわかる。
そんな二人が誘拐されて人形劇の人形に!何とかしなくっちゃ!

パズルのピースがこんなところから!って所からはまっていきます。ドキドキハラハラでも決して面白さには裏切りません。
だってダイアナWJですから!


歌が魔法っていいな。  (2003-03-02)
最初の登場人物紹介で、あまりの人物の多さになかなか読み始める
事ができなかった。(登場人物の多い話は苦手。名前覚えられない
から)佐竹美保さんの絵があってよかった(笑)。

このクレストマンシーのシリーズは、とにかく猫がたくさん
でてきますね。特にこの作品の猫はいい活躍してます。

二つの名家が対立する原因となった、昔のエピソードには笑った。


「天使の歌」を求めて  (2002-08-12)
ジョーンズの連作ファンタジー、クレストマンシーシリーズ…この本が好き!という意見はいろいろと分かれるかもしれませんが私はこの「トニーノの歌う魔法」が一番好きです。

主人公のトニーノがすごく可愛く思えて(笑)反目しあう名家のトニーノとアンジェリカ、パオロとレターナがそれぞれ協力して町を救おうとする様は、どきどきわくわくの連続です!もちろん我らがヒーロー(笑)クレストマンシーも出てきますし、この本で新たにダイアナさんが好きになった本でした。