カスタマーレビュー
おすすめ度:
こんなの読みたかった。
(2008-08-22)
『それでも町は〜』を読んでちょっと気になりだした石黒正数。
そんでもってこの『ネムルバカ』を読んでみたらば…
株価急騰です。うなぎ登りです。とどまるところを知りません。
購入してから休みなしの4回リピート読み。自己最高記録です。
モラトリアムなんて言葉、ほとんど死語になりかけてますが、
なんて呼ぶかはおいといても、「さて、どーすっかなあ」と心でつぶやく日々は確かにあります。あったと思います。
そのあたりの空気の描き方がものすごく上手い。
変化球のようでいて、実はものすごく真面目でストレートな青春群像劇だったりします。
「儚げ」とか「心の痛み」みたいな描写が鼻につく「青春モノ」が多い中で、
この『ネムルバカ』は”心の傷”的な要素に逃げずにひたすら「青春」を描いてます。
笑いに関しても、『それでも町は〜』に比べ、周波数が自分とかっちりあいました。
後半部分がちょっと急ぎすぎた感は否めませんが、それでも文句なしの五つ星。
格好つけて例えるなら…
化学調味料の香りがするポップな漫画。
あんま格好ついてないか。
とにかく、これは読む価値アリです。
本屋で偶然見つけた
(2008-05-18)
ストーリーは基本はほのぼのとした掛け合い。ユーモラスであり、かつ考えさせられる。登場するキャラクターは面白く、著者はよく人間観察をしているようです。
そういえばストーリーに登場する某本屋店員さんには思わず…吹き出してしまった。ご賞味あれ。
『それ町』ファンも是非!
(2008-04-02)
"からだだけは女っぽい"とルカに言わしめる柚実。
『それ町』の歩鳥が少し大人になった印象に近いかな?
別に、そうゆう読者に媚びるようには描かれていないのに、妙に女っぽいとゆうか、"生々しさ"を感じてしまいます。
作者の力量なんでしょうね。
最終2話、物語が急速に展開していきますが、それまで丁寧に綴っていた部分がストンと抜け落ちてしまったような気がしなくもない。
話的にはまだ充分広がりが持てたであろうに、一巻でまとめてしまったのがもったいないですね。
"駄サイクル"=光の輪、に包まれて重なる二人がとても印象的。
それにしても、"ルカ"って聞くとスザンヌ・ヴェガを思い出すなあ・・。
『リュウ』5月号では、書き下ろしの表紙と単行本未収録の外伝が載ってるみたいですね。
こういうベタな大学生活も人によっては送れないんすけどね
(2008-03-30)
ミュージシャンを目指し日々精進のルカと、
そんな彼女をある種羨望のまなざしで見ている後輩柚実の2人が織り成す
ノスタルジック青春ストーリーです
2人は女子大生。高校の頃あった束縛から逃れ、でも将来は約束されてなくて
不安だけど時間はたくさんあって・・・そんなあやふやな時期です。
だからこそ、その時期をどう過ごすのかは人によって変わる。
この作品でも2人を初めとして色んな人が、初めて自分の価値観だけで
自分の人生を生きていこうとしている様が描かれています
この漫画家さんはそのあたりの描き方がすごく魅力的
今まで自分も悩んだことのあるような人生のテーマが
すごく斬新な表現で表されてたりします
読んで損はない、なんて色んな人がいるから言えないけど
「そういう風に考えた事はなかったな」と目からうろこが落ちることはうけあいな一冊
一度読んでみてはどうでしょうか?
自然な奇抜さ
(2008-03-25)
ありがちな話かな?と思って読み進めていくと、
やはり、プロット自体は、ありがちな話でした。けれど。
そのありがちなプロットに
エッジを利かせた空気を出すのが石黒先生のいいところだなと。
どんなプロットにも自分の空気を出せるのが良いなと思いました。
自然な奇抜さが、佃煮の中のさんしょの実のように光る漫画です。
必要なものが、1冊の中に十分に入っている良作品です。
不自然な奇抜さを求める人には、合わないかもしれません。
必要なものが何か足りない、そんな作品の何倍も面白いです。
おすすめ度:
こんなの読みたかった。
『それでも町は〜』を読んでちょっと気になりだした石黒正数。
そんでもってこの『ネムルバカ』を読んでみたらば…
株価急騰です。うなぎ登りです。とどまるところを知りません。
購入してから休みなしの4回リピート読み。自己最高記録です。
モラトリアムなんて言葉、ほとんど死語になりかけてますが、
なんて呼ぶかはおいといても、「さて、どーすっかなあ」と心でつぶやく日々は確かにあります。あったと思います。
そのあたりの空気の描き方がものすごく上手い。
変化球のようでいて、実はものすごく真面目でストレートな青春群像劇だったりします。
「儚げ」とか「心の痛み」みたいな描写が鼻につく「青春モノ」が多い中で、
この『ネムルバカ』は”心の傷”的な要素に逃げずにひたすら「青春」を描いてます。
笑いに関しても、『それでも町は〜』に比べ、周波数が自分とかっちりあいました。
後半部分がちょっと急ぎすぎた感は否めませんが、それでも文句なしの五つ星。
格好つけて例えるなら…
化学調味料の香りがするポップな漫画。
あんま格好ついてないか。
とにかく、これは読む価値アリです。
本屋で偶然見つけた
ストーリーは基本はほのぼのとした掛け合い。ユーモラスであり、かつ考えさせられる。登場するキャラクターは面白く、著者はよく人間観察をしているようです。
そういえばストーリーに登場する某本屋店員さんには思わず…吹き出してしまった。ご賞味あれ。
『それ町』ファンも是非!
"からだだけは女っぽい"とルカに言わしめる柚実。
『それ町』の歩鳥が少し大人になった印象に近いかな?
別に、そうゆう読者に媚びるようには描かれていないのに、妙に女っぽいとゆうか、"生々しさ"を感じてしまいます。
作者の力量なんでしょうね。
最終2話、物語が急速に展開していきますが、それまで丁寧に綴っていた部分がストンと抜け落ちてしまったような気がしなくもない。
話的にはまだ充分広がりが持てたであろうに、一巻でまとめてしまったのがもったいないですね。
"駄サイクル"=光の輪、に包まれて重なる二人がとても印象的。
それにしても、"ルカ"って聞くとスザンヌ・ヴェガを思い出すなあ・・。
『リュウ』5月号では、書き下ろしの表紙と単行本未収録の外伝が載ってるみたいですね。
こういうベタな大学生活も人によっては送れないんすけどね
ミュージシャンを目指し日々精進のルカと、
そんな彼女をある種羨望のまなざしで見ている後輩柚実の2人が織り成す
ノスタルジック青春ストーリーです
2人は女子大生。高校の頃あった束縛から逃れ、でも将来は約束されてなくて
不安だけど時間はたくさんあって・・・そんなあやふやな時期です。
だからこそ、その時期をどう過ごすのかは人によって変わる。
この作品でも2人を初めとして色んな人が、初めて自分の価値観だけで
自分の人生を生きていこうとしている様が描かれています
この漫画家さんはそのあたりの描き方がすごく魅力的
今まで自分も悩んだことのあるような人生のテーマが
すごく斬新な表現で表されてたりします
読んで損はない、なんて色んな人がいるから言えないけど
「そういう風に考えた事はなかったな」と目からうろこが落ちることはうけあいな一冊
一度読んでみてはどうでしょうか?
自然な奇抜さ
ありがちな話かな?と思って読み進めていくと、
やはり、プロット自体は、ありがちな話でした。けれど。
そのありがちなプロットに
エッジを利かせた空気を出すのが石黒先生のいいところだなと。
どんなプロットにも自分の空気を出せるのが良いなと思いました。
自然な奇抜さが、佃煮の中のさんしょの実のように光る漫画です。
必要なものが、1冊の中に十分に入っている良作品です。
不自然な奇抜さを求める人には、合わないかもしれません。
必要なものが何か足りない、そんな作品の何倍も面白いです。
