ふき (えほん・ハートランド) - 和書 - 子供と読む絵本の旅
斎藤 隆介
滝平 二郎

岩崎書店

グループ:Book /ランキング:252080
価格:¥ 1,365
発売日:1998-11 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
生命の尊さと家族愛  (2007-10-23)
ふきのために毎日懸命に働いてくれたお父さんが死んでしまう場面から、5歳の娘の涙は止まりませんでした。ふきの幼いながらも真っ直ぐな強い決心に大人も感動すると思います。親が子を思う気持ちはもちろん、子も全身全霊で親を思い、家族の絆は成り立っているんだと、こちらを読んで改めて気づかされました。たくさんの子育て中の方、お子さんに読んでほしい名作です。

名作  (2005-10-23)
北のはずれの、だいば山ののどかさと、ふきと大男の大太郎の素朴さだけでも、読む人の心は満足する。
そこへ、自慢のおとうが青おにに投げ飛ばされ血を吐いて死んでしまうという、子どもが読むにはあまりにショッキングな事件。でも、かたきを打とうというふきの気持ちと、そのために雪の中を汗をかきながら走り回る大太郎の気持ちは、小さな子どもにもひしひしと伝わるらしい。
既におかあは病気で死んでおり、最後にはふきもみんな死んでしまうというのは、残酷すぎるか。
なぐさめは、物語の象徴となる黄色いフキノトウの花。

悲しいお話しだが、大人も忘れられなくなる知られざる名作。
恵まれた時代、生き方が見えない子どもたちに、人間のたくましさと強さを知らせ、勇気づけるものと確信します。