Michio's Northern Dreams (1) オーロラの彼方へ PHP文庫 (ほ9-1) - 和書 - 子供と読む絵本の旅
星野 道夫

PHP研究所

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価格:¥ 620
発売日:2005-11-02 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
オーロラの彼方へ  (2008-04-21)
写真をこんなに美しいと感じたのはこの本が初めてです。アラスカの美しい大自然に著者の魂が重なって写し出されて、まるで物質と魂の世界の境界線が消えてなくなってしまうかのような美しさを感じました。どこまでもはかなくて繊細なのに、圧倒されるような美しさ。
「…何も生み出すことのない、ただ流れてゆく時を、大切にしたい。あわただしい、人間の日々の営みと平行して、もうひとつの時間が流れていることを、いつも心のどこかで感じていたい。」
この写真&エッセイ集には、もうひとつの時間が流れています。もうひとつの時間は限りなく永遠に近い時間の感覚なのかもしれません。

感無量  (2008-01-22)
オーロラの幻想的で美しい世界。そこに息づく野生動物達の命の輝き。そうした瞬間瞬間の魅力をカメラに納めた著者の作品は心が洗われる様。そして写真に匹敵する程の見事なメッセージ。こんなに短い文章の中に美しく儚く的確な言葉を詰め込んで語りかけて来る星野さんの内側の世界は何て温かくて深いんだろうと胸に迫るものがありました。最後の頁のプロフィールを読むまでもうこの世におられないとは知りませんでした。ご冥福をお祈り申し上げると共に,沢山の素晴らしい作品を有難うございます。

道夫さんが亡くなって早10年  (2006-03-23)
動物カメラマンはいつも危険と隣り合わせの仕事です。
ましてやアラスカは身も凍る大地です。そこで道夫さんが何を感じ何を伝えようとしていたのか。道夫さんの写真を見て、ただ可愛いとか綺麗とかでは勿体無い。

写真家の意地とかそういう考えでは、ここまでの作品は生まれません。

同じ写真に関わる者として、きっと道夫さんは『冒険』していたんだと私は素直に感じました。

写真の業界でも使える写真、使えない写真と差を作ってゆくのですが
あまりカッチリと決めてしまう写真には魅力はあまりないものです。
ぁぁ綺麗だなぁと思っていても、いつかは飽きてしまう。

私が、道夫さんの写真を好きになったのはその部分です。

写真と言葉その二つが見事に重なっているのは勿論の事ですが、写真1つ1つにも『伝えたい』という気持ちがヒシヒシと感じられます。

生きている事の有り難さ、生きてゆく事の難しさ、愛し合うことの大切さ、今を生きることの重要さ。それを自然から道夫さんへ道夫さんから私達へ伝えている。これを表現できる写真家が、今どれぐらいあるのだろう。勿論、著名な写真家は多くいます。

でも、まず私は道夫さんの作品をおすすめします。1人でも多くの人に読んで頂きたい作品ばかり。

『生きていること』を誰もが感じられる、それが星野道夫ワールドです。

作者の語りを聞いているよう  (2006-01-28)
オーロラの写真集を求めてこの本を買いました。美しいオーロラの写真が多数掲載されていて感動しました。しかしこの本はオーロラの写真だけではなく白熊をはじめアラスカに生きる動物の写真も多数掲載されている。寒い中、気持ちよさそうにまどろむ白熊の表情は忘れられない。そしてやさしく語りかけるようなエッセイ。本を読んでいるというより、アラスカの大地を見ながら作者が語っているのを聞いているような錯覚に陥る。「こんな写真集って有るんだなあ〜」久しぶりに頭を殴れたような感動を覚えました。