靖国 YASUKUNI [DVD] - DVD - 子供と読む絵本の旅


CCRE

グループ:DVD /ランキング:4461
価格:¥ 3,744
発売日:2008-10-01 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
靖国の戦争責任に対する追求は甘い  (2008-12-25)
 自民党の右翼による事前検閲にあい、上映が危ぶまれたが、無事上映されたことは喜ばしい。「靖国刀」を一つのキーワードにしながら、敗戦日の8月15日の靖国神社の様子を黙々と写すことによって、映画を見るもの自身に、自分にとっての靖国の意味を問いかけるという内容は新鮮に感じた。作者の思想は別として、なるべく公平な視点から「靖国」の現実を映し出そうとしている点は好感がもてる。しかし、少し残念なのは、あまりにも中立的視点を意識し過ぎているため、戦前の国家神道体制という全体主義社会の中で、靖国神社の果たした国家による思想統制の道具としての側面や、侵略戦争を正当化する宗教的イデオロギー装置としての側面が追求されていない点である。
 真の公平性というのは、違う意見を足して二で割ることでも、触れないことでもないと思います。予断なく真実を描くことが真の公平性であり、靖国の闇の部分をもっと勇気を持って写して欲しかったと思います。

反日映画?親日映画?いいえ、これは単なる駄作  (2008-12-22)
封切前の右翼団体の上映中止活動や、国会議員による試写騒動により、
非常に話題になった作品であり、期待していたのだが

…最低に下らない映画である。

インタビュアーである中国人監督は日本語が滅茶苦茶。
メインの刀匠刈谷さんは高齢による認知力・言語力不足の様で、
二人の会話が半分は成り立っていない。
靖国刀を軍国主義、侵略戦争の象徴にしようと、
誘導尋問しているのが見え見えだが、
それすら成立しないほど会話が成り立ってない。

訓練が疎かな右翼団体の行進は、不揃いでバラバラ、敬礼も滅茶苦茶。
台湾人と靖国神社の対立は、明らかにヤラセ臭い在日がわめき散らし、
中国人乱入騒ぎの際も、情緒不安定な中年日本人がギャーギャー騒ぐ。

日本軍の士気向上の為に書かれたヤラセ新聞記事である「百人切り」を
編集により無理やり靖国刀と結び付けようとしたりもしている。
日本軍が使用していた刀は3人も切れば刀身が曲がってしまうのに。
他にも演出意図を理解できない高齢の刈谷に天皇の終戦宣言テープをかけさせたり、
あざとく、卑しい、真のジャーナリズムの欠片も無い最低な内容である。

刈谷自身、完成した映画を観て
「心外だ、私のシーンをカットしてくれ」とコメントしている。

私は、右でも左でも無いが、この映画は駄作であると思う。
中国人の友達も多いし、中国・日本両国に嫌いな部分も多々あるが
この映画の監督には両国を憂い、何かを変えようとする想いが感じられない。

たかじんの「そこまで言って委員会 南京大虐殺」でも見た方が、
よほど大東亜戦争の歴史観が身につくのではないだろうか。

私は映像制作会社の人間であるが、純粋に作品そのものを観ても
撮影技法、演出、構成、そして思想、全てにおいて最低で観るに堪えない。

日本人が観るとやっぱり違和感が・・・  (2008-12-14)
本作は、確かに今までの中国プロパガンダ映画に比べると中立的ではあると思うが、やっぱりA級戦犯を合祀していることや、南京虐殺、被害者である中国・台湾、という視点から描かれている。だから日本人が観ると違和感が抜けないのだろう。また、靖国周辺で大きなデモや混乱が起きているような感覚もヘンである。これは日本人がニュースで見るところの「韓国のデモ」「LAのカーチェイス」「中東での内戦」の感じ、とでも言おうか。自分も実際LAにはよく行くが、犯人とLAPDのカーチェイスなんて見たことないし(笑)。要は、数多公開されている洋画の1本であり、特に気にする作品でもないのである。それが日本の助成金が使われている、とか何とか言って大騒ぎになったものだ。日本の歴史主観を学びたければ、他にもすばらしい作品がいくらでもある。結果的にはこの騒動で、普通ならば目立たないB級作品が特典映像付きの2枚組のDVDになって世に出ることになり、儲けた中国の方々も多いのではないか。大東亜戦争は確かに日米戦のみがクロースアップされて、日中戦や日露戦を描いた映画が少ない。何か後ろめたいことでもあるのかと思ってしまう。だから隣国に突っ込まれるとも思うので、正しい東京裁判映画や樺太戦映画、満州映画を作り上げてほしい。星2つ。

外国から見た「ヘンな日本」  (2008-12-14)
この映画をプロパガンダ映画などと公開時に叫ぶ声がありましたが、只、ありのままに淡々と起こっている事態を伝えているだけです。それが外国視点だと「日本人はどうしてこの神社に特別な想いを抱くのだろう」という部分で描いているに過ぎません。

同様に、我々日本人から見れば、外国の行事(例えば、北朝鮮のパレードや、バチカンの式典)が変に見えるのだけど、参加している当人達からすれば必死であり、そういった部分を逆説的に描いているように思います。

実際、「我々中国としては大東亜戦争に於ける日本の戦争責任を・・・」なんて言葉は一つも出てきませんし、そういった外国(まあ、日本人でもそう思う人は少なくないだろうけど)から見て、異質な空間である靖国世界での一部分を単に外人視点で中立的に見た話でした。

内容は結構退屈で、刀鍛冶の話で眠くなってしまったのが玉に瑕ですが。

イロイロと意見はありますが  (2008-12-05)
正直なところ、この映画を見て何も感じなかったとは言えません。頭フル回転で考えさせられました。やっぱり何だかんだで、なにかを考えるキッカケにはなりました。

ただ、このドキュメンタリーは中立的に作ったようなこと監督は言ったのかどうか知りませんけど、ドキュメンタリーだって結局は主観が必ず入りますからね。完全な中立はムリです。

確かに職人さんに対する質問は少々痛々しかったですが、台湾の方や遺族に酷く偏っていた訳ではないんで、まだ普遍的に観れました。

反日かどうかは個人的に感じることなんで、深入りすべきじゃないですが、国が映画を見せないようにさせるのは、やっぱり納得できないですね。出来はどうあれ一つの作品として考えるなら力で抑え込むは・・・・。
これを公開してくれた映画館はそういう意味でも素晴らしいです。

この映画を規制する前に、日本メディアをなんとかして下さい。