カスタマーレビュー
おすすめ度:
ミュージカル嫌いにはやはり・・・
(2009-01-07)
ビートルズデビューの年にこの世に生を受け、物心がついて以来、
ひたすら追いかけて今日に至る自分です。
でもミュージカルは苦手。しかしサントラもまずまず良かったし、
この作品は外せないかなとチェックしました。
ベトナム戦争下のアメリカ、そしてリバプール。ビートルズナンバー
ゆかりの人たちの名前を持った登場人物という設定は秀逸。
ジミヘン、ジャニスをモチーフにした人まで登場。プルーデンスが
アジア系というのも意味ありげ。屋上演奏まである。
そして絶妙なタイミングでビートルズナンバーが流れてきます。
シーンによっては彼らの曲が台詞以上に饒舌に登場人物の心情を
語っていきます。サントラには収録されていないけれど、インストの
A Day In The Lifeもいい。(ジェフベックでしょう、これ)
しかし!やはりミュージカルです。王道を行きます。主人公が急に
歌い出すのはもちろん、周りの人たちがみんな踊り出したりします。
いきなりサイケなシーンになったり、へんな人たちが出てきたり。
このようなシーンにどうしても違和感を覚えてしまいます。エビータや
コーラスラインなんかもそうだった。タモリも嫌いだろうな。
というわけで、ミュージカル嫌いの人にお勧めできる作品ではありません。
ラストは感動するけれど、やはり途中途中で違和感が。
ただし、ビートルズの曲の詩を理解するには最高のアイテムです。
最近、詩を解説した本も何冊か出ていますが、そんな本を何冊も読むより、
この作品を見れば詩のシチュエーション、歌われている心情が直感的に理解できます。
そんなわけで一応コレクションの仲間入り。
ビートルズファンにはたまらない♪♪
(2008-11-14)
楽曲とシーンのからみも上手いし、状況設定とアレンジによってビートルズの楽曲が新しい命を得ていると思う場面も多い。30曲以上のビートルズナンバーが流れるのだけれど、単にビートルズの楽曲を伴奏に使うというやり方をしていないところがいい。
見せ方が同じパターンでの演出はなく、いろんなアイデアでみせます。一曲丸々一人で歌うパターンもありますが、複数の人間に歌わせて、物語を繋いでいったり、場面の切り替えや選曲の意外性、楽曲のユニークなアレンジ、突然出てくる視覚効果、作り物感を意識した美術や衣装、鮮やかな色彩感覚。
それにしても、歌詞の内容とストーリーが絶妙にシンクロしているのがすごい!!
いろいろな遊びや引用が散りばめられていているのも楽しい。
ベトナム戦争への反戦デモ、暴動、キング牧師暗殺など、当時の世相や文化を散りばめながら、歴史的事実や実在の人物を連想させる部分も、センス良くアレンジされている。
ジュードはジョン・レノンがモデル(?)、ジャニス・ジョプリンを思わせるセディと、ジミー・ヘンドリックスのジョジョという登場人物も面白い。
映画の最後が屋上でのライブ演奏になっているのも、もちろんビートルズのドキュメンタリー映画「レット・イット・ビー」の屋上ライブですよね。
残念だったのが、「ゲット・バック」が歌われなかったこと。ギタリストの名がジョジョだから絶対どこかで歌われると思っていたのに...。
全身でビートルズの音楽を楽しめる”映画
(2008-10-29)
観る人すべてが“全身でビートルズの音楽を楽しめる”映画だ。
映画を観ていると、制作に関わったすべてのキャスト・スタッフたちがビートルズを正しく理解し、愛しているということがよく伝わってくる。
ビートルズの曲と映像が、無理のない自然なかたちで同化し、並行して展開してく。
特に、4曲目からの「I Want to Hold Your Hand」〜「With a Little Help from My Friends」〜「It Won't Be Long」〜「I've Just Seen a Face」へのスピーディーな展開には、大変に感激した。映像と音楽を完全に並行させたスピーディーな盛り上がりは、知らず知らずのうちに観客を映画の中に同化させてしまうマジックだ。自分は、目の前に広がる映像にくぎづけにされ、流れるビートルズの曲を無意識のうちに口ずさんでいた。
その中でも、「With a Little Help from My Friends」の場面は最高だ。曲の根底を崩さず、よくここまで楽しく編曲できたかと思うすばらしいアレンジである。特に、ギターの裏の入り方がすばらしい。曲のコンセプト・展開に完全に同化したキャストのエキサイティングな演出も大変によかった。この曲を歌ったRingoも観たら、大喜びで拍手を送るだろうと思うすばらしい場面であった。
なぜここまで感激できたのだろうか?この映画の魅力をあらためて考えてみた。
サントラを聴き直してみると、それぞれの曲を歌うキャストたちがビートルズの曲の根底を忠実に守り、素直に歌い表現し、“ビートルズマジック”を再現させている。
それぞれの曲を歌うキャストが、ビートルズの曲の本質を正しく見極め、自分の役にピッタとリとマッチさせ、演出している。
また、ビートルズの曲の大きな特徴である輪唱・ハモリ等も原曲とおりに入れられおり、各キャストが、ビートルズをよく聴きこんでいることが分かる。各キャスに良し悪しがつけられない。一人ひとりが、自分たちの心で、ビートルズの曲の永遠性を目いっぱいに表現している。
曲の詩を各場面のストーリーにうまくマッチさせ、ビートルズの詩によって各キャストのセリフを成り立たせている脚本も見事である。自分としては、普段はほとんど意識することなく聴く“詩の意味”を、あらためて字幕で見て確認することができた。
ビートルズして最後のライブとなる映画「LET IT BE」の屋上でのライブを再現した、「All You Need Is Love」のエンディングは実に見事な演出である。場面、曲の選択とともに、大変に美しい終わり方であった。
一般的に、どのような映画でも面白くないところがあるものだが、この「アクロス ザ ユニバース」は、どの場面においても、それぞれの感激が満ち溢れている。ビートルズの曲を材料とした映画の中では、「I am Sam」以来の秀作である。
ビートルズファンは当然のこと、ビートルズをあまり知らない人たちにもぜひ観てもらい、ビートルズの曲のすばらしさを知るきっかけとなってほしい映画である。
全篇ビートルズで繋がれた恋物語
(2008-10-28)
凄い映画です。
細部に渡ってビートルズの曲に関係した名前、事柄、出来事等が出てきて
あれも、これもビートルズという感じで嬉しくなります。
いくつ見付けられるか宝探しの気分で観るのも良いと思います。
リバプールから始まり、初期の曲が続く前半が特に気に入っています。
U2のボノがドクター・ロバートを演じ、ジョー・コッカーも出演しています。
ジュードとルーシーの恋物語としても楽しめます。
サントラの歌詞集が封入特典になっています。
美しく歌い上げるBecauseは最高です!
(2008-10-26)
ビートルズのミュージカル映画は過去に数多くありました。
この作品は中でも、とても気持ちの良い作品に仕上がっています。
オープニングではジム・スタージェスが【ガール】を浜辺で歌います。
ここから物語が始まります、ラブ・ストーリーですが上手い具合にビートルズ曲を入れています。
ラストでは屋上で演奏するシーンもであります。
更にはマジカルミステリツアー風な場面があります。
私のお気に入りのシーンはエヴァン・レイチェル・ウッドが歌う【ビコーズ】
草むらに寝そべってみんなと歌う場面がとても好きでした。観ているだけで気持ちがいいです。
何よりも、美しく歌い上げるコーラスは見事です。
アビイロードとホワイトアルバムの曲が多めです。
もし、この映画が好きでCDを購入したいと思いましたら。
Across the Universe [Soundtrack]2-cd DELUXEがオススメです。
映画バージョンとサウンドトラックCDとの違いが楽しめます。
このDVDには映像特典(ミュージック・シーン ロング・バージョン8種)
こちらも期待したいです。
ビートルズを知らない方が購入しても「この曲聴いたことがある」と きっと思うはずです。
おすすめ度:
ミュージカル嫌いにはやはり・・・
ビートルズデビューの年にこの世に生を受け、物心がついて以来、
ひたすら追いかけて今日に至る自分です。
でもミュージカルは苦手。しかしサントラもまずまず良かったし、
この作品は外せないかなとチェックしました。
ベトナム戦争下のアメリカ、そしてリバプール。ビートルズナンバー
ゆかりの人たちの名前を持った登場人物という設定は秀逸。
ジミヘン、ジャニスをモチーフにした人まで登場。プルーデンスが
アジア系というのも意味ありげ。屋上演奏まである。
そして絶妙なタイミングでビートルズナンバーが流れてきます。
シーンによっては彼らの曲が台詞以上に饒舌に登場人物の心情を
語っていきます。サントラには収録されていないけれど、インストの
A Day In The Lifeもいい。(ジェフベックでしょう、これ)
しかし!やはりミュージカルです。王道を行きます。主人公が急に
歌い出すのはもちろん、周りの人たちがみんな踊り出したりします。
いきなりサイケなシーンになったり、へんな人たちが出てきたり。
このようなシーンにどうしても違和感を覚えてしまいます。エビータや
コーラスラインなんかもそうだった。タモリも嫌いだろうな。
というわけで、ミュージカル嫌いの人にお勧めできる作品ではありません。
ラストは感動するけれど、やはり途中途中で違和感が。
ただし、ビートルズの曲の詩を理解するには最高のアイテムです。
最近、詩を解説した本も何冊か出ていますが、そんな本を何冊も読むより、
この作品を見れば詩のシチュエーション、歌われている心情が直感的に理解できます。
そんなわけで一応コレクションの仲間入り。
ビートルズファンにはたまらない♪♪
楽曲とシーンのからみも上手いし、状況設定とアレンジによってビートルズの楽曲が新しい命を得ていると思う場面も多い。30曲以上のビートルズナンバーが流れるのだけれど、単にビートルズの楽曲を伴奏に使うというやり方をしていないところがいい。
見せ方が同じパターンでの演出はなく、いろんなアイデアでみせます。一曲丸々一人で歌うパターンもありますが、複数の人間に歌わせて、物語を繋いでいったり、場面の切り替えや選曲の意外性、楽曲のユニークなアレンジ、突然出てくる視覚効果、作り物感を意識した美術や衣装、鮮やかな色彩感覚。
それにしても、歌詞の内容とストーリーが絶妙にシンクロしているのがすごい!!
いろいろな遊びや引用が散りばめられていているのも楽しい。
ベトナム戦争への反戦デモ、暴動、キング牧師暗殺など、当時の世相や文化を散りばめながら、歴史的事実や実在の人物を連想させる部分も、センス良くアレンジされている。
ジュードはジョン・レノンがモデル(?)、ジャニス・ジョプリンを思わせるセディと、ジミー・ヘンドリックスのジョジョという登場人物も面白い。
映画の最後が屋上でのライブ演奏になっているのも、もちろんビートルズのドキュメンタリー映画「レット・イット・ビー」の屋上ライブですよね。
残念だったのが、「ゲット・バック」が歌われなかったこと。ギタリストの名がジョジョだから絶対どこかで歌われると思っていたのに...。
全身でビートルズの音楽を楽しめる”映画
観る人すべてが“全身でビートルズの音楽を楽しめる”映画だ。
映画を観ていると、制作に関わったすべてのキャスト・スタッフたちがビートルズを正しく理解し、愛しているということがよく伝わってくる。
ビートルズの曲と映像が、無理のない自然なかたちで同化し、並行して展開してく。
特に、4曲目からの「I Want to Hold Your Hand」〜「With a Little Help from My Friends」〜「It Won't Be Long」〜「I've Just Seen a Face」へのスピーディーな展開には、大変に感激した。映像と音楽を完全に並行させたスピーディーな盛り上がりは、知らず知らずのうちに観客を映画の中に同化させてしまうマジックだ。自分は、目の前に広がる映像にくぎづけにされ、流れるビートルズの曲を無意識のうちに口ずさんでいた。
その中でも、「With a Little Help from My Friends」の場面は最高だ。曲の根底を崩さず、よくここまで楽しく編曲できたかと思うすばらしいアレンジである。特に、ギターの裏の入り方がすばらしい。曲のコンセプト・展開に完全に同化したキャストのエキサイティングな演出も大変によかった。この曲を歌ったRingoも観たら、大喜びで拍手を送るだろうと思うすばらしい場面であった。
なぜここまで感激できたのだろうか?この映画の魅力をあらためて考えてみた。
サントラを聴き直してみると、それぞれの曲を歌うキャストたちがビートルズの曲の根底を忠実に守り、素直に歌い表現し、“ビートルズマジック”を再現させている。
それぞれの曲を歌うキャストが、ビートルズの曲の本質を正しく見極め、自分の役にピッタとリとマッチさせ、演出している。
また、ビートルズの曲の大きな特徴である輪唱・ハモリ等も原曲とおりに入れられおり、各キャストが、ビートルズをよく聴きこんでいることが分かる。各キャスに良し悪しがつけられない。一人ひとりが、自分たちの心で、ビートルズの曲の永遠性を目いっぱいに表現している。
曲の詩を各場面のストーリーにうまくマッチさせ、ビートルズの詩によって各キャストのセリフを成り立たせている脚本も見事である。自分としては、普段はほとんど意識することなく聴く“詩の意味”を、あらためて字幕で見て確認することができた。
ビートルズして最後のライブとなる映画「LET IT BE」の屋上でのライブを再現した、「All You Need Is Love」のエンディングは実に見事な演出である。場面、曲の選択とともに、大変に美しい終わり方であった。
一般的に、どのような映画でも面白くないところがあるものだが、この「アクロス ザ ユニバース」は、どの場面においても、それぞれの感激が満ち溢れている。ビートルズの曲を材料とした映画の中では、「I am Sam」以来の秀作である。
ビートルズファンは当然のこと、ビートルズをあまり知らない人たちにもぜひ観てもらい、ビートルズの曲のすばらしさを知るきっかけとなってほしい映画である。
全篇ビートルズで繋がれた恋物語
凄い映画です。
細部に渡ってビートルズの曲に関係した名前、事柄、出来事等が出てきて
あれも、これもビートルズという感じで嬉しくなります。
いくつ見付けられるか宝探しの気分で観るのも良いと思います。
リバプールから始まり、初期の曲が続く前半が特に気に入っています。
U2のボノがドクター・ロバートを演じ、ジョー・コッカーも出演しています。
ジュードとルーシーの恋物語としても楽しめます。
サントラの歌詞集が封入特典になっています。
美しく歌い上げるBecauseは最高です!
ビートルズのミュージカル映画は過去に数多くありました。
この作品は中でも、とても気持ちの良い作品に仕上がっています。
オープニングではジム・スタージェスが【ガール】を浜辺で歌います。
ここから物語が始まります、ラブ・ストーリーですが上手い具合にビートルズ曲を入れています。
ラストでは屋上で演奏するシーンもであります。
更にはマジカルミステリツアー風な場面があります。
私のお気に入りのシーンはエヴァン・レイチェル・ウッドが歌う【ビコーズ】
草むらに寝そべってみんなと歌う場面がとても好きでした。観ているだけで気持ちがいいです。
何よりも、美しく歌い上げるコーラスは見事です。
アビイロードとホワイトアルバムの曲が多めです。
もし、この映画が好きでCDを購入したいと思いましたら。
Across the Universe [Soundtrack]2-cd DELUXEがオススメです。
映画バージョンとサウンドトラックCDとの違いが楽しめます。
このDVDには映像特典(ミュージック・シーン ロング・バージョン8種)
こちらも期待したいです。
ビートルズを知らない方が購入しても「この曲聴いたことがある」と きっと思うはずです。
