曲目リスト
1.Smells Like Teen Spirit
2.In Bloom
3.Come as You Are
4.Breed
5.Lithium
6.Polly
7.Territorial Pissings
8.Drain You
9.Lounge Act
10.Stay Away
11.On a Plain
12.Something in the Way
1.Smells Like Teen Spirit
2.In Bloom
3.Come as You Are
4.Breed
5.Lithium
6.Polly
7.Territorial Pissings
8.Drain You
9.Lounge Act
10.Stay Away
11.On a Plain
12.Something in the Way
レビュー(Amazon.co.jp)
90年代ロックにおいて、最も重要な意味をもつ作品である。
パンク/ハードコアを基調にしたハードエッジなサウンドとポップなメロディが奇妙に同居した本作は、アメリカン・オルタナティヴ、グランジを一気にメジャー・シーンへと引っ張りあげた。と同時に、先行きの見えない時代の閉鎖感をカンペキに表現し尽くした。特に大ヒット曲<1>の「Hello, Hello, Hello, how low?」(ハロー、ハロー、どのくらいひどい?)というフレーズは、殺伐(さつばつ)とした空気を見事に表している。全世界で1000万枚以上のセールスを記録した。(森 朋之)
90年代ロックにおいて、最も重要な意味をもつ作品である。
パンク/ハードコアを基調にしたハードエッジなサウンドとポップなメロディが奇妙に同居した本作は、アメリカン・オルタナティヴ、グランジを一気にメジャー・シーンへと引っ張りあげた。と同時に、先行きの見えない時代の閉鎖感をカンペキに表現し尽くした。特に大ヒット曲<1>の「Hello, Hello, Hello, how low?」(ハロー、ハロー、どのくらいひどい?)というフレーズは、殺伐(さつばつ)とした空気を見事に表している。全世界で1000万枚以上のセールスを記録した。(森 朋之)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
カートの叫び苦しみ
(2008-12-23)
グランジを代表するバンドの代表的なアルバムですパ−ルジャムの方がセールス面では枚数がでていますが、グランジという悪く言うとザツな音楽とカートの苦しみ、みたいなものが、1曲目から最後まで続きます、アルバム全体はクライですが、だれもが持っている心のくるしみが言葉の壁をこえて突き刺さります本来はモトリーのような明るいロックが好きな私も、ふとした時に聴きたくなるアルバムです
ロック史におけるモナ・リザ
(2008-12-11)
名作と呼ばれる中でもこれだけ評価がわかれるのはちょっと珍しいんじゃないかな。なるほど、たしかに聞く者を戸惑わせる何かを持っている気がする。それはこのアルバムの多面的で多彩な価値を合わせ持つ性質に、どこか一筋縄では行かない感じを受けるからだと思う。
どういう意味かというと、そもそもNIRVANAというバンドはアメリカのアンダーグラウンドシーンの中で、ひと際妙にポップなメロディーを鳴らしていて、他にはないわかりやすさを持っていたことがまず一つ、当時はけっして交わることのない対義語と言ってもよかったパンクとハードロックの混ぜ合わせみたいな音楽性もまた一つ、そして、商業的なことを嫌う一方で地元だけの知る人ぞ知るバンドでいられなかった音楽的な野心もその一つ。そう、いわば矛盾の所産なのだ。
そのことはこのNEVER MINDにも如実にあらわれていて、言葉数の少ないシンプルだけどわかりにくい深遠な歌詞、ハードで激しい演奏に透きとおったつや出し処理された上品な音、Smells Like Teen Spirit に代表される前半のキャッチーな曲と後半のディープな趣味丸出しな曲。それぞれわかりやすさとわかりにくさが共存した入りやすく抜け出しにくい迷路みたいに入り組んでおり、当時の一般人の音楽リスナーの常識からしたらありえないことだらけの反則技の応酬で、本質を見極められないまでもその衝撃が大きかったのは当然うなずける話である。
そしてまた、この相反するものが入り乱れた音楽性が、いままでのロックの歴史を包括することになり、結果、王道を突き、今後のロックのフォーマットであり指針となる離れ業を成し遂げたと思う。ただ、そのことが逆に明確ではっきりしたどちらかに寄ったものを求める人には中途半端な印象を受けることにつながっているとも言えるだろう。
さて、さきほどこのバンドの音楽を矛盾の所産だといったが、これってある意味核心じゃないか。つまり人間そのものじゃないかということ。人間だれしも一面的でないしいろんな趣味嗜好を持っている、ファンの中には本当一筋でNIRVANAしか聞かないという人もいるだろうが、普段はPUNK,HEAVY METALはもちろん、R&BやCLASSIC、またはJ−POP、果てはアイドル音楽のどれかしか聞かないという人もいるだろう、そういった他のバンドではとりこぼしてしまうような人達をも惹きつける幅広い魅力をこの音楽は持っているように思うが、どうだろう?
余談だが、筆者はこの作品の一流だけが持つ大衆性と不可解さから、絵画のモナリザがなんとなく思い浮かぶ。あの微笑みとも嘲笑ともとれる独特の笑みはNIRVANAのメッセージ性と似てる気がするし、このアルバムが後世に投げかける影はそれに相当すると思う。まあ、そんな持ち上げた方はカートもファンも嫌がるかもしれないが・・・。
子守歌のような
(2008-11-18)
「子供の頃に聴いてずっと覚えている、そんな歌」
カートの曲を評し、ドラム(現フーファイ)のデイブがこんな発言をしていて、的確だな、と思いました。
聴いてみれば分かりますが、凄くシンプルな曲ばかりで、1・2度聴けば覚えられます(コード進行に癖はありますが)。 ポップミュージックとパンクの精神に魅せられた彼らの未完成で純粋な音、ニルヴァーナの音楽はそれだけです。
異常な売上とカートの自殺によって神格化されてしまっただけで、本当は音楽が大好きな青年達の子守歌のように純粋な音楽です。
個人的に「歴史的名盤」とは思いません。ソニックユースやピクシーズ等の音楽性を、カートのポップセンスで焼き直しただけだと思います。
でも、子守歌のように純粋なこのアルバムが大好きです。
日本人万歳!
(2008-11-16)
ミーハーで新しい物好きな日本人は、ブームになると、商品をこぞって買い、すぐにその気になって口を揃えて最高だと言う。
そして、すぐ飽きる。このNIRVANAも然り。
グランジという新ジャンル確立に乗じ、新しい物好きでミーハーなバカ者どもが、こぞって買い、口を揃えて最高と賞した結果。
今や、市場に山の如くありふれたNEVER MINDの山…。
正当な評価を受けていない証拠である。
使い捨てにされた音楽たち。
過大評価の成れの果てといえる。
「空気」
(2008-10-23)
このアルバムが発売された時、僕は11歳でした。そのため僕はリアルタイムでこのアルバム、
そして「グランジ」と言うものを体験していません。
だからこそ僕は「客観的」にこのアルバムを聴けると思います。
このアルバムを聞いた時、僕はNirvanaというアーティスト独特の「空気」を感じました。
それは殺意にも似た空気でした。
カート・コバーンという、もうこの世には存在しない人間の叫びが醸し出す「空気」に鳥肌が立ちました。
カート・コバーンの歌声は決して綺麗とは言えないはずなのに、
恐ろしいほど透き通っていてまったく汚れていない歌声のように聴こえるのは、
カート・コバーンが自分の内に持っている「弱さ」を無理やり肯定しようとした瞬間に、自分の中にある「弱さ」と「攻撃性」とが奇跡的な結合の中で生み出された結果だと思います。
その奇跡的な結合はアルバム中、このまま永遠に止まるのを忘れたかのように続きます。
カート・コバーンの最期の姿を知っているだけに、はっきり言ってこのアルバムは聴いていて痛々しいと感じます。
このアルバムはいろいろな人々に語られ、「最高のアルバムである」と言う人もいれば
「最悪のアルバムだ」と言う人もいます。
ですが僕が一言、言わせてもらうならこのアルバムは「どのアーティスト、どのアルバムにもない「空気」を持ったアルバムである」と答えたいと思います。
おすすめ度:
カートの叫び苦しみ
グランジを代表するバンドの代表的なアルバムですパ−ルジャムの方がセールス面では枚数がでていますが、グランジという悪く言うとザツな音楽とカートの苦しみ、みたいなものが、1曲目から最後まで続きます、アルバム全体はクライですが、だれもが持っている心のくるしみが言葉の壁をこえて突き刺さります本来はモトリーのような明るいロックが好きな私も、ふとした時に聴きたくなるアルバムです
ロック史におけるモナ・リザ
名作と呼ばれる中でもこれだけ評価がわかれるのはちょっと珍しいんじゃないかな。なるほど、たしかに聞く者を戸惑わせる何かを持っている気がする。それはこのアルバムの多面的で多彩な価値を合わせ持つ性質に、どこか一筋縄では行かない感じを受けるからだと思う。
どういう意味かというと、そもそもNIRVANAというバンドはアメリカのアンダーグラウンドシーンの中で、ひと際妙にポップなメロディーを鳴らしていて、他にはないわかりやすさを持っていたことがまず一つ、当時はけっして交わることのない対義語と言ってもよかったパンクとハードロックの混ぜ合わせみたいな音楽性もまた一つ、そして、商業的なことを嫌う一方で地元だけの知る人ぞ知るバンドでいられなかった音楽的な野心もその一つ。そう、いわば矛盾の所産なのだ。
そのことはこのNEVER MINDにも如実にあらわれていて、言葉数の少ないシンプルだけどわかりにくい深遠な歌詞、ハードで激しい演奏に透きとおったつや出し処理された上品な音、Smells Like Teen Spirit に代表される前半のキャッチーな曲と後半のディープな趣味丸出しな曲。それぞれわかりやすさとわかりにくさが共存した入りやすく抜け出しにくい迷路みたいに入り組んでおり、当時の一般人の音楽リスナーの常識からしたらありえないことだらけの反則技の応酬で、本質を見極められないまでもその衝撃が大きかったのは当然うなずける話である。
そしてまた、この相反するものが入り乱れた音楽性が、いままでのロックの歴史を包括することになり、結果、王道を突き、今後のロックのフォーマットであり指針となる離れ業を成し遂げたと思う。ただ、そのことが逆に明確ではっきりしたどちらかに寄ったものを求める人には中途半端な印象を受けることにつながっているとも言えるだろう。
さて、さきほどこのバンドの音楽を矛盾の所産だといったが、これってある意味核心じゃないか。つまり人間そのものじゃないかということ。人間だれしも一面的でないしいろんな趣味嗜好を持っている、ファンの中には本当一筋でNIRVANAしか聞かないという人もいるだろうが、普段はPUNK,HEAVY METALはもちろん、R&BやCLASSIC、またはJ−POP、果てはアイドル音楽のどれかしか聞かないという人もいるだろう、そういった他のバンドではとりこぼしてしまうような人達をも惹きつける幅広い魅力をこの音楽は持っているように思うが、どうだろう?
余談だが、筆者はこの作品の一流だけが持つ大衆性と不可解さから、絵画のモナリザがなんとなく思い浮かぶ。あの微笑みとも嘲笑ともとれる独特の笑みはNIRVANAのメッセージ性と似てる気がするし、このアルバムが後世に投げかける影はそれに相当すると思う。まあ、そんな持ち上げた方はカートもファンも嫌がるかもしれないが・・・。
子守歌のような
「子供の頃に聴いてずっと覚えている、そんな歌」
カートの曲を評し、ドラム(現フーファイ)のデイブがこんな発言をしていて、的確だな、と思いました。
聴いてみれば分かりますが、凄くシンプルな曲ばかりで、1・2度聴けば覚えられます(コード進行に癖はありますが)。 ポップミュージックとパンクの精神に魅せられた彼らの未完成で純粋な音、ニルヴァーナの音楽はそれだけです。
異常な売上とカートの自殺によって神格化されてしまっただけで、本当は音楽が大好きな青年達の子守歌のように純粋な音楽です。
個人的に「歴史的名盤」とは思いません。ソニックユースやピクシーズ等の音楽性を、カートのポップセンスで焼き直しただけだと思います。
でも、子守歌のように純粋なこのアルバムが大好きです。
日本人万歳!
ミーハーで新しい物好きな日本人は、ブームになると、商品をこぞって買い、すぐにその気になって口を揃えて最高だと言う。
そして、すぐ飽きる。このNIRVANAも然り。
グランジという新ジャンル確立に乗じ、新しい物好きでミーハーなバカ者どもが、こぞって買い、口を揃えて最高と賞した結果。
今や、市場に山の如くありふれたNEVER MINDの山…。
正当な評価を受けていない証拠である。
使い捨てにされた音楽たち。
過大評価の成れの果てといえる。
「空気」
このアルバムが発売された時、僕は11歳でした。そのため僕はリアルタイムでこのアルバム、
そして「グランジ」と言うものを体験していません。
だからこそ僕は「客観的」にこのアルバムを聴けると思います。
このアルバムを聞いた時、僕はNirvanaというアーティスト独特の「空気」を感じました。
それは殺意にも似た空気でした。
カート・コバーンという、もうこの世には存在しない人間の叫びが醸し出す「空気」に鳥肌が立ちました。
カート・コバーンの歌声は決して綺麗とは言えないはずなのに、
恐ろしいほど透き通っていてまったく汚れていない歌声のように聴こえるのは、
カート・コバーンが自分の内に持っている「弱さ」を無理やり肯定しようとした瞬間に、自分の中にある「弱さ」と「攻撃性」とが奇跡的な結合の中で生み出された結果だと思います。
その奇跡的な結合はアルバム中、このまま永遠に止まるのを忘れたかのように続きます。
カート・コバーンの最期の姿を知っているだけに、はっきり言ってこのアルバムは聴いていて痛々しいと感じます。
このアルバムはいろいろな人々に語られ、「最高のアルバムである」と言う人もいれば
「最悪のアルバムだ」と言う人もいます。
ですが僕が一言、言わせてもらうならこのアルバムは「どのアーティスト、どのアルバムにもない「空気」を持ったアルバムである」と答えたいと思います。
