Naked City - ミュージック - 子供と読む絵本の旅


Elektra/Nonesuch

グループ:Music /ランキング:18621
価格:¥ 2,064
発売日:1996-05-09 /通常24時間以内に発送

曲目リスト
1.Batman
2.Sicilian Clan
3.You Will Be Shot
4.Latin Quarter
5.Shot in the Dark
6.Reanimator
7.Snagglepuss
8.I Want to Live
9.Lonely Woman
10.Igneous Ejaculation
11.Blood Duster
12.Hammerhead
13.Demon Sanctuary
14.Obeah Man
15.Ujaku
16.Fuck the Facts
17.Speedball
18.Chinatown
19.Punk China Doll
20.N.Y. Flat Top Box
21.Saigon Pickup
22.James Bond Theme
23.Den of Sins
24.Contempt
25.Graveyard Shift
26.Inside Straight
カスタマーレビュー
おすすめ度:
素晴らしいの一言  (2007-01-11)
自分の求めていた音楽がここにありました。プログレが好きな人ならハマるんじゃないかと思います。アブレッシブでありながらも聴き易い。JOHN ZORN入門にもちょうどいいと思います。

サックス入門に最適  (2006-11-02)
私がゾーンを最初に知ったのは、クロノス弦楽四重奏団のアルバム『冬は厳しく〜弦楽四重奏曲の諸相U』に収録されている『狂った果実』の作曲者としてであります。
その楽曲の完成度の高さに圧倒され彼の作品を調べて行くうちに、サックスも吹いていることを知る。
で、奏者としての彼を知るために最初に買ったのがコレ♪

いやー面白いゎ。
ジャンルを混ぜた音楽として、聴きやすい部分だけ抽出したようなフュージョンって嫌いなんだけど、これはその対極。
様々なジャンルの辛辣でコアな部分をミックスして成立してる音楽です。

サックスってオーケストラにはトラとしてしか参加しないから、クラシック少年だった私には馴染みが無かったんですが、コレ聴いて大好きな楽器になりました☆
私にとって、フリーミュージックや日米のアバンギャルド音楽、吹奏楽なんかの窓口にもなったアルバム。
一気にクラシックとJポップス以外のジャンルにも開眼できました。感謝感謝☆

ジョン・ゾーンといったらこれだな  (2006-10-07)
1990年2月リリース。めまぐるしく変わる曲に一貫して続く狂気。ジョン・ゾーンの代表作はこれだと僕は思う。

絶対にリラックスの反対側に存在する音楽だが、時にその狂気のサンプリングのようなこの音にリラックスをおぼえる一瞬があったりして聴いている方も不思議だ。疾走し、破綻し、血を流し、倒れ、狂い、それでも音を発し続けてしまう。どこにもない音楽だ。

僕は彼とオーネット・コールマンは全然違うと思っている。

超高速の場面転換に、圧巻  (2006-03-06)
路上に横たわる男の死体と、この男を撃ったと思われる銃。
裏ジャケも中ジャケもかなりグロ系だけど肝心の中身もヤバイ。
基本的にジャズとハードコアパンクを中心としたロックとの力技の折衷。
ファンクも2%だけ混入。完全にジャンルが融合などしてなく、むしろ人力サンプリング状態。
そして、師匠とも言うべきオーネット・コールマンの「ダンシング・ユア・ヘッド」の、
あのテーマフレーズを同じアルト・サックス奏者であるジョン・ゾーンが3回目に引用した後に箍が外れてしまう。

むしろそこからが本領であって、ゲストボーカルである山塚アイが登場し、
消化されていたと思われていたジャンルの塊が未消化物として胃液とともに吐き戻される。
嘔吐に次ぐ嘔吐で痙攣を引き起こしたかのような超高速の場面転換。
チャンネルを変えるようなカットアップ・コラージュミュージックを、人力で、極めて高い演奏レベルでこなしていく。
かのソニック・ユースのサーストン・ムーアは「自分のレコード棚をひけらかすだけの様な未消化の音楽は認められない」
みたいなことを言ってたが、ここにあることをやってのけられては誰もがただただ腰を抜かすのみ。

ハードコアパンクな場面がソニー・クラークのようなオシャレなモダンジャズのピアノソロに瞬時に数秒だけ切り替わっても、
山塚アイのキチ○イじみた叫喚が今にも呪い殺されそうな怒号に、きっちり転換してぴったりついていく。

ふんふんと雰囲気だけで聴いてるような、ガチガチのモダンジャズファンなどにはとても聴けないだろうし、
私だってコンディションが悪いと聴いてるときに心臓に負担がかかってしまう。
でも、ここにあるカタルシスを感じ取れない者は、時代と刺し違える覚悟で臨んでるミュージシャンのアティテュードなんて理解不可能だろう。

カンタベリー一派の雄であり裏プログレの番長である元ヘンリー・カウのベーシスト、フレッド・フリスを始めとした参加メンバーも圧巻。


都市生活者の夜・・・。  (2004-07-01)
一時期、最も好きなアルバムでした。
どこへ行ってもよそ者扱いのユダヤ人として、
日米欧の大都市で縦横無尽に活動してきたゾーンの、
日常をミキサーにかけてつなぎなおしたかのような世界提示には、
たいしたルーツも意識しないまま様々な文化のサンプリングの奔流に
心身を揉まれながら生きる現代日本人が共振する部分がある、と
真剣に思います。

信じられないスピードで切り替わる曲調。
暴力・性の衝動を体現するかのような演奏。
耳障りだと思う人は思うでしょう。
それでもそのささくれた部分が、妙にひっかかるのです。

都市生活者の夜のサントラ。リラックスはできないけど。