曲目リスト
1.ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ
2.ス・ワンダフル
3.恋に恋して
4.ジャスト・ユー,ジャスト・ミー
5.恋に落ちた時
6.アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー
7.わが恋人の黒髪
8.朝日のようにさわやかに
9.バイ・バイ・ブラックバード
10.サマー・タイム
11.オール・オブ・ユー
12.ニアネス・オブ・ユー
13.ホワッツ・ニュー
14.ドント・エクスプレイン
1.ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ
2.ス・ワンダフル
3.恋に恋して
4.ジャスト・ユー,ジャスト・ミー
5.恋に落ちた時
6.アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー
7.わが恋人の黒髪
8.朝日のようにさわやかに
9.バイ・バイ・ブラックバード
10.サマー・タイム
11.オール・オブ・ユー
12.ニアネス・オブ・ユー
13.ホワッツ・ニュー
14.ドント・エクスプレイン
レビュー(Amazon.co.jp)
ヘレン・メリルは特に日本人に愛されている歌手である。親日家だということもあるけど、しっとりとした味わいの歌声は、どこか日本的なワビ・サビの感覚に通じるものがあるからだろう。それにあの魅力的なハスキー・ヴォイスも強力な武器だ。
ヘレン・メリルは特に日本人に愛されている歌手である。親日家だということもあるけど、しっとりとした味わいの歌声は、どこか日本的なワビ・サビの感覚に通じるものがあるからだろう。それにあの魅力的なハスキー・ヴォイスも強力な武器だ。
彼女の名を一躍有名にしたのは54年録音の『ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン』で、そこに入っていた<1>は特に評判になり、以後ヘレンといえばかならずこの曲が引き合いに出されることになる。
本作はそのクリフォード・ブラウンとの共演盤を中心に、『ザ・ニアネス・オブ・ユー』『フィーリング・イズ・ミューチュアル』などの代表作からきわめつきの名唱14曲を厳選したベスト盤。じっくりと歌詞をかみしめるように歌うていねいな歌い方、ソフィスティケーションの妙は見事というほかない。クリフォード・ブラウンとの共演は25歳時の録音とあって、実にみずみずしい。ヘレン・メリルのファンはもちろん、これからジャズ・ヴォーカルを聴いてみようと思っている人におすすめのアルバムだ。(市川正二)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
ヘレン・メリル 声の魅力と歌心
(2008-01-27)
「ニューヨークのため息」と形容されたヘレン・メリルのベスト・アルバムです。冒頭の「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」は、クリフォード・ブラウンの名演奏もあり、今も彼女の代表作として聴かれています。半世紀前のジャズ・ヴォーカルですが、未来に夢が一杯感じられた時代のアメリカの良さを体感できるような温かいハスキー・ヴォイスですので、今でも多くの日本人に愛されているのはよく分かります。
ベスト・アルバムだけあって選曲も共演しているミュージシャンも申し分ないですね。
1曲目と同じメンバーでの「ス・ワンダフル」の疾走感と爽快感は格別ですし、「恋に落ちた時」のようなバラードは、形容された魅惑的な声をたっぷりと堪能できます。本領を発揮した曲でしょう。
MJQの名演奏で有名な「朝日のようにさわやかに」もここでは、スローバラードとして始まり、見事なスゥイング感をもった歌唱で綴られています。
イギリスのトラディショナル・フォークの「わが恋人の黒髪」を聴きますと、声の魅力に頼った歌手ではないのがよく分かります。言葉をかみ締めるように大切に語りかけるこの曲は、歌心がなければリスナーに到底届きません。心の奥底に潜んでいる哀しみを切々とした歌唱で見事に歌い上げました。これは一度是非聴いて欲しい録音だと思っています。
「ニアネス・オブ・ユー」のバックのピアノは、ビル・エヴァンスです。1950年代後半、ジャズがとても幸せだった時代の香りが歌からも演奏からも聴くことができます。ジャズ・ヴォーカルってステキだね、と言えるような歌唱でした。
心にそっとすべり込んで来る、ハスキー・ヴォイスに乾杯
(2007-04-10)
ハスキーなヘレン・メリル(1929-)の声と、哀愁を帯びたブルージィな歌い口が素敵だと感じた一枚。彼女の歌声が「ニューヨークのため息」と呼ばれたイメージも働いたのか、ニューヨークの魔女が人間に恋するファンタジックな映画『媚薬』(1958年作品)での、キム・ノヴァクという女優のセクシーな雰囲気を思い浮かべながら聴いていました。
仕事に疲れて帰ってきた心を、優しく解きほぐし、くつろがせてくれるヘレン・メリルの歌。ウィスキーか何か酒を飲みながら、ハスキー・ヴォイスの女性の囁きを聞いているみたいな、実にしっとりとした雰囲気に酔わされましたね。これは素敵な一枚だなあ。
ジャズ専門のレーベル「エマーシー」の、次の5枚のアルバムからセレクトした14曲を収めたCD。『HELEN MERRILL』(1954年録音)、『With Strings』(1955)、『Dream Of You』(1956)、『Merrill At Midnight』(1957)、『The Neaness Of You』(1958)。
なかでも気に入ったナンバーは、「WHEN I FALL IN LOVE」(ヴィクター・ヤング作曲)、「BLACK IS THE COLOR OF MY TRUE LOVE’S HAIR」(イギリス民謡)、「’S WONDERFUL」(アイラ&ジョージ・ガーシュイン)、「SUMMERTIME」(ジョージ・ガーシュイン)。
元祖癒し系のジャズヴォーカル
(2005-02-04)
ヘレン・メリルは大好きなジャズ・シンガーの一人です。同じ時代に”Cry me a river”を大ヒットさせ今でも日本人にファンの多いジュリー・ロンドンと並んで、元祖癒し系とも言えるようなハスキーで温かい歌声。バックの演奏も彼女の歌に合っていて、古いモノクロ映画を彷彿とさせるようなお洒落な感じです。静かに大人のジャジーな夜を過ごしたい時にオススメの一枚。
She is alive.
(2003-07-24)
「ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン」(1954)を持っていたら、こちらはあまり必要ないかも。音質は、どちらも変りありませんでした。コンサートの臨場感を取るなら「ウィズ・クリフォード・ブラウン」で、ヘレン・メリルのベスト盤が欲しいというのなら、こちらでしょうか。
ニューヨークのため息
(2003-03-17)
このヘレン・メリルはニューヨークのため息とよばれているそうです。夜、車でこのCDを聞いているとまるでマンハッタンの5番街をドライブしているような気になります。都会的な洗練されたスローなジャズ、大人のための大人の音楽です。
おすすめ度:
ヘレン・メリル 声の魅力と歌心
「ニューヨークのため息」と形容されたヘレン・メリルのベスト・アルバムです。冒頭の「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」は、クリフォード・ブラウンの名演奏もあり、今も彼女の代表作として聴かれています。半世紀前のジャズ・ヴォーカルですが、未来に夢が一杯感じられた時代のアメリカの良さを体感できるような温かいハスキー・ヴォイスですので、今でも多くの日本人に愛されているのはよく分かります。
ベスト・アルバムだけあって選曲も共演しているミュージシャンも申し分ないですね。
1曲目と同じメンバーでの「ス・ワンダフル」の疾走感と爽快感は格別ですし、「恋に落ちた時」のようなバラードは、形容された魅惑的な声をたっぷりと堪能できます。本領を発揮した曲でしょう。
MJQの名演奏で有名な「朝日のようにさわやかに」もここでは、スローバラードとして始まり、見事なスゥイング感をもった歌唱で綴られています。
イギリスのトラディショナル・フォークの「わが恋人の黒髪」を聴きますと、声の魅力に頼った歌手ではないのがよく分かります。言葉をかみ締めるように大切に語りかけるこの曲は、歌心がなければリスナーに到底届きません。心の奥底に潜んでいる哀しみを切々とした歌唱で見事に歌い上げました。これは一度是非聴いて欲しい録音だと思っています。
「ニアネス・オブ・ユー」のバックのピアノは、ビル・エヴァンスです。1950年代後半、ジャズがとても幸せだった時代の香りが歌からも演奏からも聴くことができます。ジャズ・ヴォーカルってステキだね、と言えるような歌唱でした。
心にそっとすべり込んで来る、ハスキー・ヴォイスに乾杯
ハスキーなヘレン・メリル(1929-)の声と、哀愁を帯びたブルージィな歌い口が素敵だと感じた一枚。彼女の歌声が「ニューヨークのため息」と呼ばれたイメージも働いたのか、ニューヨークの魔女が人間に恋するファンタジックな映画『媚薬』(1958年作品)での、キム・ノヴァクという女優のセクシーな雰囲気を思い浮かべながら聴いていました。
仕事に疲れて帰ってきた心を、優しく解きほぐし、くつろがせてくれるヘレン・メリルの歌。ウィスキーか何か酒を飲みながら、ハスキー・ヴォイスの女性の囁きを聞いているみたいな、実にしっとりとした雰囲気に酔わされましたね。これは素敵な一枚だなあ。
ジャズ専門のレーベル「エマーシー」の、次の5枚のアルバムからセレクトした14曲を収めたCD。『HELEN MERRILL』(1954年録音)、『With Strings』(1955)、『Dream Of You』(1956)、『Merrill At Midnight』(1957)、『The Neaness Of You』(1958)。
なかでも気に入ったナンバーは、「WHEN I FALL IN LOVE」(ヴィクター・ヤング作曲)、「BLACK IS THE COLOR OF MY TRUE LOVE’S HAIR」(イギリス民謡)、「’S WONDERFUL」(アイラ&ジョージ・ガーシュイン)、「SUMMERTIME」(ジョージ・ガーシュイン)。
元祖癒し系のジャズヴォーカル
ヘレン・メリルは大好きなジャズ・シンガーの一人です。同じ時代に”Cry me a river”を大ヒットさせ今でも日本人にファンの多いジュリー・ロンドンと並んで、元祖癒し系とも言えるようなハスキーで温かい歌声。バックの演奏も彼女の歌に合っていて、古いモノクロ映画を彷彿とさせるようなお洒落な感じです。静かに大人のジャジーな夜を過ごしたい時にオススメの一枚。
She is alive.
「ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン」(1954)を持っていたら、こちらはあまり必要ないかも。音質は、どちらも変りありませんでした。コンサートの臨場感を取るなら「ウィズ・クリフォード・ブラウン」で、ヘレン・メリルのベスト盤が欲しいというのなら、こちらでしょうか。
ヘレンは2002年にも日本で歌っていたそうです。12月には名古屋ブルーノートに出ていたとのことです。御歳いくつなのでしょうか。
言うまでもありませんが、故青江みながヘレン・メリルの真似をしたのであって、その逆ではありません。昔、中学の美術の老先生が、半分嬉しそうに半分はずかしそうに教室の机の引出しから青江みなの等身大ポスターをくるくると展げて見せてくれ、「俺の好きな歌手は、これだ」と悪ガキど!もにのたもうておりました。ヘレンを聴いたらどうおっしゃるかと想像するのですが、かれもとうに鬼籍に入られました。合掌。
ニューヨークのため息
このヘレン・メリルはニューヨークのため息とよばれているそうです。夜、車でこのCDを聞いているとまるでマンハッタンの5番街をドライブしているような気になります。都会的な洗練されたスローなジャズ、大人のための大人の音楽です。
