ハービー・ハンコック(演奏)
ポール・ジャクソン(演奏)
ベニー・モーピン(演奏)
ハービー・メイソン(演奏)
ビル・サマーズ(演奏)
ソニーレコード
グループ:Music /ランキング:25083
価格:¥ 1,895
発売日:2001-03-23 /通常24時間以内に発送
ポール・ジャクソン(演奏)
ベニー・モーピン(演奏)
ハービー・メイソン(演奏)
ビル・サマーズ(演奏)
ソニーレコード
グループ:Music /ランキング:25083
価格:¥ 1,895
発売日:2001-03-23 /通常24時間以内に発送
曲目リスト
1.カメレオン
2.ウォーターメロン・マン
3.スライ
4.ヴェイン・メルター ※〈CDテキスト〉
1.カメレオン
2.ウォーターメロン・マン
3.スライ
4.ヴェイン・メルター ※〈CDテキスト〉
レビュー(Amazon.co.jp)
当時、ジャズピアニストとしてすでに一家を成していたハービー・ハンコック。本作は、彼がさらにもう一歩踏みだした、記念すべきアルバムである。
電気楽器類はもう使い始めていたが、迷いもあった。それが吹っきれたこの1枚は、簡単にいうと、ファンク・R&Bの要素を取り入れ、ファンクのビート、16ビートでアドリブをとりまくった作品だ。ハーモニー的にはシンプルだが、それだけにハンコックのエレクトリックピアノによるソロは、手に汗握る激しさだ。さらに、バンドが一丸となってバシバシ決まる「キメ」も心地よい。
本作を聴いた当時のジャズファンは、ハービーも堕落したと非難した。だが、ジャズファン以外へは記録的に売れた。ハービー・ハンコックはしばらくこの路線を続けるが、ジャズを忘れたわけではない。結局、カメレオン的に多彩な活動を平行して行っていく。70年代の、いわゆるフュージョン(当時はクロスオーバーと呼んだ)ブームを代表する名盤である。(高木宏真)
当時、ジャズピアニストとしてすでに一家を成していたハービー・ハンコック。本作は、彼がさらにもう一歩踏みだした、記念すべきアルバムである。
電気楽器類はもう使い始めていたが、迷いもあった。それが吹っきれたこの1枚は、簡単にいうと、ファンク・R&Bの要素を取り入れ、ファンクのビート、16ビートでアドリブをとりまくった作品だ。ハーモニー的にはシンプルだが、それだけにハンコックのエレクトリックピアノによるソロは、手に汗握る激しさだ。さらに、バンドが一丸となってバシバシ決まる「キメ」も心地よい。
本作を聴いた当時のジャズファンは、ハービーも堕落したと非難した。だが、ジャズファン以外へは記録的に売れた。ハービー・ハンコックはしばらくこの路線を続けるが、ジャズを忘れたわけではない。結局、カメレオン的に多彩な活動を平行して行っていく。70年代の、いわゆるフュージョン(当時はクロスオーバーと呼んだ)ブームを代表する名盤である。(高木宏真)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
ハンコックのベスト・インプロビゼーション!
(2008-02-27)
もはや語ることは残っていないぐらい語りつくされてしまった観のあるハンコックの代表作です。いろいろな意味で画期的でした。もはやクラシックと言うより、レジェンド(伝説)ですね。
アルバムとしての完成度も高いのですが、やはり「カメレオン」に尽きるかもしれません。奇跡的な名曲です。ハンコックもエレクトリック編成だと、未だにライブの最後で必ずやってくれます。
曲の構成としてラスト近くにハンコックのソロ・スペースが取ってあるのですが、ここがこの曲の肝です。ハンコックのフェンダーローズによるインプロビゼーションは鬼気迫るものがあります。出だしを聴いただけで鳥肌が立ちます。しかも、これで終わりかと思ったところで、さらにヒートアップし、ラストまで一直線です。分ってはいるのですが、何度聴いても盛り上がります。ラストが近くなると、終わってしまうのが悲しくなります。面白くて、我を忘れて読んでいた本が、いつの間にか残り数ページになっているのに気付いた時のような気分です。
フェンダー・ローズの響きも鬼気迫るものがあります。ハンコックとフェンダーローズはほとんど一体になっています。人馬一体みたいなものですね。
これに比べると伝統的なジャズ・コンボでの演奏には余裕がありますね。
古いヘンテコリンな遺跡
(2008-02-10)
とりあえず1曲目は聴いていられますが、2曲目以降は聴いているのに辛さがあります。このアルバムは、ジャズ・ファンクというジャズ音楽史における古いヘンテコリンな遺跡かなにかと思ったほうがよいと思います。ハービー・ハンコックさんは、いろんな音楽に挑戦し続けてきた人で、自分も8割かたのアルバムを聴いていますが、なんだかんだ言ってもやはりエレクトリックなものよりジャズ・アルバムの方が良いのです。「ハービー・ハンコック・トリオ '81」が、すばらしい出来のアルバムなので推奨しておきます。 (国内盤しかないのでカタカナでハービー・ハンコックで検索してください。)
すげーカッコいい
(2006-08-14)
私的なことになりますが、この作品は最も好きな音楽作品のひとつです。
ポリリズムの中で坂を転がっていくようにビジーに流転するリズム。
土着的なものと先進の融合、ファンクとロックとジャズの融合、メンバー同士のリズムの融合。更に言えばジャズイディオムとフュージョンの融合。
環境音楽としてのフュージョンの脆弱さはここからは微塵も感じられません。
踊る、聴くという両面からののある面でのリズム音楽の究極の形が早くもここに提示されていたのだと思います。
また、SLYでのハービーメイソンのドラミングは、彼の人生最高の名演だと思います。素晴らしい。
ファンクの奥地に鳴っていた音楽
(2005-08-13)
1973年リリース。
このアルバムでのハービーは単なるジャズ・ピアニストとは別物のハービー・ハンコックである。エレクトリックを旨とし、ファッションですらもはや別物。たまにジャズに回帰するが、音楽はファンク。そういうミュージシャンの誕生だった。
ここに至るハービーは例えば『Live-evil』での1970年2月6日・6月3・4日ニューヨークのコロンビア・スタジオBでの録音で、ハービー・ハンコック、チック・コリア、キース・ジャレット、ジョー・ザビィヌルという信じ難いような4人による演奏をくぐり抜けいる。(マイルスに一言、『俺のところで最高のピアノはキースだな』とのたまわれてしまっている。)そしてこのアルバムの途中で黄金のクインテットと呼ばれた最後の盟友ウェイン・ショーターがついに外され、残るはハービーひとりとなっている。そういう毎日を約6年間繰り返し、才能あるこのジャズ・ピアニストのなかに、マイルスから新しいサウンドを求められ続け、常にファンクを求めて突っ走ることで生まれたもう一人別物のミュージシャンとしての自分が完成してしまったのを感じていたに違いない。
そこでのサウンドはもはや『スピーク・ライク・ア・チャイルド』のそれではない。生まれたくて生まれたのではなく、生まれるべくして生まれたサウンドである。特に『ウォーターメロン・マン』のサウンド。ファンクの奥地に鳴っていた音楽だろう。自分の中の才能を見事に振り分け、まったく違う自分の世界を創造する。もう一人のハービーはマイルスの最高傑作だ。
do the funk!!
(2004-02-20)
99%の美学。。。素晴らしいの一言。
けして煮え切らないという意味ではなく、延々と淡々と続くリズムが体の芯まで熱くさせてくれます。
音楽に対する価値観が大きく変わった一枚。
おすすめ度:
ハンコックのベスト・インプロビゼーション!
もはや語ることは残っていないぐらい語りつくされてしまった観のあるハンコックの代表作です。いろいろな意味で画期的でした。もはやクラシックと言うより、レジェンド(伝説)ですね。
アルバムとしての完成度も高いのですが、やはり「カメレオン」に尽きるかもしれません。奇跡的な名曲です。ハンコックもエレクトリック編成だと、未だにライブの最後で必ずやってくれます。
曲の構成としてラスト近くにハンコックのソロ・スペースが取ってあるのですが、ここがこの曲の肝です。ハンコックのフェンダーローズによるインプロビゼーションは鬼気迫るものがあります。出だしを聴いただけで鳥肌が立ちます。しかも、これで終わりかと思ったところで、さらにヒートアップし、ラストまで一直線です。分ってはいるのですが、何度聴いても盛り上がります。ラストが近くなると、終わってしまうのが悲しくなります。面白くて、我を忘れて読んでいた本が、いつの間にか残り数ページになっているのに気付いた時のような気分です。
フェンダー・ローズの響きも鬼気迫るものがあります。ハンコックとフェンダーローズはほとんど一体になっています。人馬一体みたいなものですね。
これに比べると伝統的なジャズ・コンボでの演奏には余裕がありますね。
古いヘンテコリンな遺跡
とりあえず1曲目は聴いていられますが、2曲目以降は聴いているのに辛さがあります。このアルバムは、ジャズ・ファンクというジャズ音楽史における古いヘンテコリンな遺跡かなにかと思ったほうがよいと思います。ハービー・ハンコックさんは、いろんな音楽に挑戦し続けてきた人で、自分も8割かたのアルバムを聴いていますが、なんだかんだ言ってもやはりエレクトリックなものよりジャズ・アルバムの方が良いのです。「ハービー・ハンコック・トリオ '81」が、すばらしい出来のアルバムなので推奨しておきます。 (国内盤しかないのでカタカナでハービー・ハンコックで検索してください。)
すげーカッコいい
私的なことになりますが、この作品は最も好きな音楽作品のひとつです。
ポリリズムの中で坂を転がっていくようにビジーに流転するリズム。
土着的なものと先進の融合、ファンクとロックとジャズの融合、メンバー同士のリズムの融合。更に言えばジャズイディオムとフュージョンの融合。
環境音楽としてのフュージョンの脆弱さはここからは微塵も感じられません。
踊る、聴くという両面からののある面でのリズム音楽の究極の形が早くもここに提示されていたのだと思います。
また、SLYでのハービーメイソンのドラミングは、彼の人生最高の名演だと思います。素晴らしい。
ファンクの奥地に鳴っていた音楽
1973年リリース。
このアルバムでのハービーは単なるジャズ・ピアニストとは別物のハービー・ハンコックである。エレクトリックを旨とし、ファッションですらもはや別物。たまにジャズに回帰するが、音楽はファンク。そういうミュージシャンの誕生だった。
ここに至るハービーは例えば『Live-evil』での1970年2月6日・6月3・4日ニューヨークのコロンビア・スタジオBでの録音で、ハービー・ハンコック、チック・コリア、キース・ジャレット、ジョー・ザビィヌルという信じ難いような4人による演奏をくぐり抜けいる。(マイルスに一言、『俺のところで最高のピアノはキースだな』とのたまわれてしまっている。)そしてこのアルバムの途中で黄金のクインテットと呼ばれた最後の盟友ウェイン・ショーターがついに外され、残るはハービーひとりとなっている。そういう毎日を約6年間繰り返し、才能あるこのジャズ・ピアニストのなかに、マイルスから新しいサウンドを求められ続け、常にファンクを求めて突っ走ることで生まれたもう一人別物のミュージシャンとしての自分が完成してしまったのを感じていたに違いない。
そこでのサウンドはもはや『スピーク・ライク・ア・チャイルド』のそれではない。生まれたくて生まれたのではなく、生まれるべくして生まれたサウンドである。特に『ウォーターメロン・マン』のサウンド。ファンクの奥地に鳴っていた音楽だろう。自分の中の才能を見事に振り分け、まったく違う自分の世界を創造する。もう一人のハービーはマイルスの最高傑作だ。
do the funk!!
99%の美学。。。素晴らしいの一言。
けして煮え切らないという意味ではなく、延々と淡々と続くリズムが体の芯まで熱くさせてくれます。
音楽に対する価値観が大きく変わった一枚。
