アンド・セレニティ~瞑想するグレン・グールド - ミュージック - 子供と読む絵本の旅
曲目リスト
1.協奏曲ニ短調BWV974~第2楽章 アダージョ(A.マルチェルロのオーボエ協奏曲に基づく)(バッハ)
2.ソナチネ第2番ホ長調op.67-2~第2楽章 アンダンティーノ(シベリウス)
3.ピアノ・ソナタ ロ短調op.5~第2楽章 アダージョ・カンタービレ(R.シュトラウス)
4.間奏曲イ長調op.118-2(ブラームス)
5.無言歌ホ長調op.30-3(メンデルスゾーン)
6.無言歌ホ長調op.19-1(メンデルスゾーン)
7.ヴェルテンベルク・ソナタ第1番イ短調Wq.49-1~第2楽章 アンダンテ(C.P.E.バッハ)
8.イギリス組曲第4番ヘ長調BWV809~第4曲 サラバンド(バッハ)
9.ピアノ・ソナタ ホ短調op.7~第2楽章 アンダンテ・モルト(グリーグ)
10.2つの小品op.57(スクリャービン)
11.5つの小品op.3~第1曲 アンダンテ(R.シュトラウス)
12.間奏曲 変ロ短調op.117-2(ブラームス)
13.4つのバラードop.10~第1番ニ短調「エドワード・バラード」(ブラームス)
14.間奏曲 変ホ長調op.117-1(ブラームス)
15.間奏曲イ長調op.118-2(別ヴァージョン)(ブラームス)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
多言を要さぬ名演  (2007-12-25)
"The purpose of art is not the release of a momentary ejection of
adrenaline but is, rather, the guradual, lifelong construction of
a state of wonder and serenity."―Glenn Gould
「芸術の目的は、アドレナリンの瞬間的な放出ではなく驚きと穏やかな心の
状態を生涯かけて築いてゆくことにある」―(グレン・グールド)

この最後の"and serenity"をとってアルバム名にしたのがこのCDである。
この言葉に象徴されるような穏やかで静謐な曲を集めたものになっている。

グールドファンなら、ブラームスの118-2のインテルメッツォの別バージョンが
気になるところだが、そうでなくても、グールドのことを全く知らない人
(バッハだけは聴いたことがあるとか)でも彼の演奏をいろいろ聴いてみるのに
適している曲集だと思う。 

グールドの演奏はいろいろな分野の人たちに語られ、また、自身も語っているが、
私が思う凄さは、ずば抜けた精神性でもって、いともあっさりと、濃密な音楽を
創り上げてしまうところだと思う。決して誰にも真似はできない芸当だ。

友人にプレゼントしました。  (2006-03-10)
おすすめは、やはりバッハとブラームスですね。
特に、一曲目の協奏曲ニ短調BWV974 第2楽章 アダージョ(バッハ)はすばらし過ぎです。
淡々と進んで行きながらも、程よく気持ちが入っていて、途中調子良くなりいいテンポ、
間のとり方も上手で、時としてjazz的ですらあります。
これ一曲だけでもこのCDの存在価値あり!です。
他にもブラームスの間奏曲等が入っていますので聴かない手は有りません。

カナダの友人に『ピアニストのグレン・グールドって知っているかい?』と聞いたところ、
知らないとの事でしたので、『国民的英雄?なので、是非聞いてみて!』と、早速、このCDをプレゼントしました。
後日彼女から、とてもすばらしいCDをありがとう!毎晩寝るまえに聴いています。と、メールが入り、ちょっぴり嬉しかったです。

国内盤をおすすめします  (2004-02-17)
グールドファンの皆さんならすでに持っている音源ばかりだとはおもいますが、静かな瞑想的な曲を並べたアルバムで,あらためて聞いてみるとグールドの音楽の奥深さをかんじます。

わたしは初めに海外盤をかいました。
その後、国内盤にはブラームスの間奏曲作品118-2の別テイクがはいっていることがわかりました。

一曲だけのために、また国内盤を買うことになってしまいました。

宮沢淳一氏が解説で詳しく書いていますが、聞いてみると、音色、テンポ、雰囲気が違うのよくわかります。

グールドが好きな方ならば、聴き比べをする価値はあると思います。
どちらも素敵な演奏です。

買うならば是非、国内盤をおすすめします。