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良い本ではあるが・・・
読み物として非常に面白く、資料性も高い。良質な追悼本である。
ただ、インタビューでは、渋谷陽一氏の態度が、やや鼻につくことも・・・。 例えば、友人の急死について歌った初期の名曲『ヒッピーに捧ぐ』の解説で、清志郎は「火葬場で、虫歯がひどく痛み出して・・・」と思い出を語っている。身近な人を失った寂しさと、虫歯の痛みが重なり合って、さらに切なくなる・・・と言うのは、よく分かるし、曲の雰囲気にも合っている。が、それに対する返答が、単に「はははは」というのは、デリカシーに欠けていないか? ここでは、清志郎は歌詞解説(その場面が、「君がやって来て・・・」にあたる)を続けているが、他の似たような箇所では、話が尻切れで終わってしまうことも多い(『COVERS』のインタビューとか。おちゃらけながらも、本気で社会性のある話をしたがっている様子が伺えるのに、渋谷氏に、はぐらかされてしまう)。 渋谷氏は、音楽評論家としては別格的に優秀な人とは思うが、こうして対比すると、「時代にあった才能、秀才」の渋谷氏、「時代性を超えた才能、天才」の清志郎、と感じてしまう。 |
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忌野清志郎1951-2009 ロッキング オン おすすめ度: 価格: ¥ 1,050 円 (税込み) |









