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化学嫌いだったなぁ
中学高校と化学が嫌いだった。当時の私にはただの暗記科目で、意味はわかるけれどだから何?という感覚で、入試にも関係ないし、テストさえ終われば後は忘れてもOKぐらいの位置づけだった。
この本を手に取ったのも移動時間をつぶすための完全な気まぐれだった。 それが、こんなこと勉強したな、こんなこと習ったっけ?という懐かしさがあって意外と面白い。 もちろん、説明自体も丁寧なので高校生が勉強のために読んでも役に立つとは思う。 しかし、大人が気軽に読んで昔を思い出すのが一番楽しいのではなかろうか。 ユーモラスでちょっぴりセクシーな高校生の幸ちゃんが、友人の由子ちゃんのオタクなお兄さん(化学専攻)に化学を教えてもらうという設定。花火を見てもボートに乗っても話題は化学のことばかりというお兄さんと、化学式の嵐に四苦八苦する幸ちゃんの掛け合いがおもしろい。 話題は「化学とは何か」に始まり、原子、分子、周期表、原子価と電子配置、イオン結合、共有結合と金属結合、化学反応式の作り方と続く。最も紙数を割いているのは、主人公幸ちゃんの苦手なモルに関する説明で、「モルとは何か」に始まり、1モルの質量、体積を求める方法、アボガドロ数、モルと化学反応式の関係、モル濃度などをわかりやすく解説している。漫画を読むだけでも理解できるが、随所に用意されたまとめや表を見ればさらに理解が深まる。 化学の基本を理解するために描かれた漫画だが、漫画だけでも十分楽しめる。化学が苦手という人や、これから学ぶ人に、ぜひおすすめしたい。(土井英司) |
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マンガ 化学式に強くなる―さようなら、「モル」アレルギー (ブルーバックス) 高松 正勝 鈴木 みそ 講談社 おすすめ度: 価格: ¥ 987 円 (税込み) |









