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夢があるけどリアリティも感じさせる作品
楽しくて夢のある作品!!大笑いしました。大好きです。
主人公のジゼルの生き生きした輝きと優雅さはおとぎ話のプリンセスそのもの。 名作映画の名シーンをパロディ化していて、そんな場面を探すのも楽しいです。 ディズニーがこれまで描いてきた「王子様 = かっこいい」という定義をぶち壊した大胆さもアッパレ! 主役のジゼルを演じるエイミー・アダムスは1974年生まれ。 決して若くはない彼女をキャスティングしたところにメッセージを感じます。 相手役のパトリック・デンプシーも若くてかっこいい俳優というわけでないから、そこも妙にリアリティがあるんですよね〜。 映画の世界は素敵だけど、私たちは現実を生きてる。この作品はそれを忘れさせない。 夢を見せてもそれだけじゃない、実は深いものが隠されている映画です。 アニメの国の住人たちが、現実のニューヨークにやって来る。『ロジャー・ラビット』のように、実写にアニメキャラを合成するのではなく、俳優たちが“現実世界に現れたアニメキャラ”を演じる点が本作の画期的なところだ。「アンダレーシア」という国で、王子との結婚を目前に控えたジゼルが、邪悪な女王の魔法によって現実世界へとばされ、弁護士のアパートに転がり込む。ジゼルを追ってきた王子や友人のリスが大騒動を起こすという、ディズニー作品らしいストーリーだ。 カーテンを切ってドレスを作り、窓辺で歌えば動物たちが集まるなど、『白雪姫』ほか、過去のディズニープリンセスのパロディがたっぷり。自らの遺産を、ときに自虐的なまでにブラックに戯画化するディズニーの開き直りに驚く。ジゼルや王子の能天気ぶりは、俳優に一瞬でも躊躇があればしらけるのだが、演じるふたりの突き抜けた天然ぶりは立派。そして本作が、よくある「おとぎ話」に終わっていないのは、CGのリスの愛くるしい動きなどに、天才クリエーターの技が光っているからだ。ロマンチック気分にどっぷり浸りたい人、最新映像に目を見張りたい人、双方の満足に応える一流の娯楽作だと言える。(斉藤博昭) |
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