|
一番特筆すべきはそのスピード感
Oasis(オアシス)の3年ぶりとなる7枚目のアルバム。
「従来のパターンではなく、もっとトランス状態を駆り立てるような、より疾走感を持ったグルーヴ感のある音楽を作りたかった」というノエルのコメントに代表される様に、基本的にリズム構成やテンポに関しては、ここ数枚のアルバムと一線を画す部分が有るアルバムではある。 Oasisの評価に関しては初期2枚のアルバムが大絶賛されていて、それ以降はそこそこの評価とされる事が少なくない無いのは事実だと思う。 その理由の一つとして個人的に思うのは「初期の頃に持っていたスピード感の喪失」というのがあると思う。 初期以降も悪くはないものの1st時期のスピード感が無い為、アルバムが間延びして聞こえてしまう部分も少なくない。 今作において一番特筆すべきはそのスピード感が上がられるだろう とはいえ全ての曲がそうだと言える訳ではなく代表的なラインでは「The Turning」「The Shock Of The Lightning」「Falling Down」といった所で、それらを上手く散りばめる事で、あたかもアルバム全体がスピード感に溢れているかのような印象を持たせている部分はあると思う。 故によくよく聞いてみると1曲目〜4曲目までは一気に聴けて、5曲目で一休みをした後は7曲目の「Falling Down」以外は後半が怠いかなぁ〜というのが率直な感想ではある。 この後半にゲムとアンディが1曲づつ提供してはいるが、どっちも個人的には微妙。 この二人は過去に自分のバンドで曲を作っていた時にはもっと凄い曲を書いていたと思うので、なんだか残念。 結果、方向性としてはかなり好きなアルバムである事は事実。 少し惜しいのはアップテンポな曲がもう1〜2曲あって、ノエルが作ってリアムが歌うパターンのど真ん中バラードが一曲あれば初期以降では文句無しで一番の作品になっただろうと思う事。 でも、結果的には細かい事はどうでもいいんです。 Oasisの曲が聴ければそれでw 以下、全曲解説 リアムの野太い声と行進曲の様な力強いリズムが圧倒的な「Bag It Up」 今作を象徴するようなリズムの構成が気持ちよすぎる「The Turning」 1曲目の「Bag It Up」とリズムの基本構成が似ている「Wating For The Rapture」 約5分という長さを感じさせないスピード感が爽快なシングル曲「The Shock Of The Lightning」 リアムが作った名バラードというかレノンな「I'm Outta Time」 前作の「The Importance Of Being Idle」と同じノリで作られた感がある「(Get Off Your) High Horse Lady」 Beatlesの「Tomorrow Never Knows」を連想させる「Falling Down」 シタールが特徴的という以外は特にない「To Be Where There's Life」 カッコよさげだけど何かが足りない感がある「Ain't Got Nothin'」 リフはかっこいいがメロディが今一歩な「The Nature Of Reality」 タイトルを連呼する部分が印象的なラスト(ボートラを除く)。「Soldier On」 |
|
Dig Out Your Soul Big Brother/Reprise おすすめ度: 価格: ¥ 2,392 円 (税込み) |





![Singles Box [7 inch Analog]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B001GNTFFQ.09.MZZZZZZZ.jpg)



