宗教音楽 - ミュージック - 子供と読む絵本の旅
涙が出た フォーレのレクイエムを初めて聴いたとき、この世にこんなに壮麗で優しくて
美しい鎮魂歌があるんだと、心から感動し、涙が出ました。
荘厳ですべてを赦す何かに包まれるような感覚がたまりません。

数あるレクイエムの中でも一番好きなレクイエムです。

自分のお葬式のときにかけて欲しい一曲。
   レクイエムは魂を鎮める曲であり、泣き叫んだり強く訴えかける曲ではない。だから合唱も独唱も、オーケストラも、そしてオルガンも声高になることはほとんどなく、ささやくような音を中心に組み立てられている。
   ところで、ささやき声、つまりウィスパー・ヴォイスというのはミステリアスな雰囲気を漂わせるものだ。そして場合によってはコケットなところもある。もちろんレクイエムにコケットという言葉は合わないし、不謹慎でもあるだろうけども、この曲で全編にわたって重要な役割を果たしているボーイ・ソプラノの甘く軽いささやきが、くすぐったいような感覚をもたらすことは否定できない。死という重い題材を扱いながら、むしろ明るさを感じさせるのは、このボーイ・ソプラノのウィスパー・ヴォイスに大きな要因があるのだ。
   フォーレは、クネクネとした教会旋法的なメロディーの動きを巧みにあやつり、そこに近代的な響きをまぶしていく。深刻ぶった表情はほとんど見せず、洒落っ気さえ感じさせる。第5曲「アニュス・デイ」のイントロ部分は恋愛映画のサントラに使えそうだし、第7曲「イン・パラディズム」でのオルガンにいたっては、ラウンジ・ミュージックのファンを喜ばせそうだ。レクイエムは本来つらく悲しい気持ちを癒すためのものだが、楽しい気分のときも、このCDを取り出して聴いてみて悪いことはひとつもない。(松本泰樹)
フォーレ:レクイエム   フォーレ:レクイエム
フォーレ(作曲)
その他
ワーナーミュージック・ジャパン
おすすめ度:
価格: ¥ 1,050
円 (税込み)
圧巻 この価格で聞けるなら必須。
クラッシクがとっつきにくい人でも是非!
モーツァルト:レクイエム   モーツァルト:レクイエム
カラヤン(ヘルベルト・フォン)(指揮)
その他
ユニバーサル ミュージック クラシック
おすすめ度:
価格: ¥ 904
円 (税込み)
演奏はもちろん文句なしなんですが・・・ マタイを通して聴くのは、その長さからも忙しい中にあってはなかなか大変なことではある。
このCDで、マタイの雰囲気はおそらく大体は伝わってくるとは思う。
が、やはり当然のことながらとても物足りない。
言葉の意味が理解できていなくても、音楽で語られる物語・場面の絶ちがたい流れが
寸断されてしまうのも、それを言っても仕方ないのではあるがやはりとても残念。
このCDを聴いて、やはり全曲CDじゃないと!!と、弾みがつくきっかけになりそう。

たとえば、
昔録音したマタイのカセットテープを持ってる、
でもさすがに伸びてきたからそろそろちゃんとCDを買おうかな、
でも、とりあえず抜粋盤でいいかな、なんてことを考えてる人(←自分です)などは
最初から全曲盤を買ったほうがいいかもですよ。
バッハ:マタイ受難曲 ハイライツ   バッハ:マタイ受難曲 ハイライツ
リヒター(カール)(指揮)
その他
ユニバーサル ミュージック クラシック
おすすめ度:
価格: ¥ 887
円 (税込み)
すべてはマティスの40秒のために! このベームの演奏が不滅の世界遺産CDであることは既に多くの方々によって語り尽くされているだろう。
だから私はピンポイントの話をさせていただきたい。
それは2:40から3:20のマティスの歌声である。澄み切った天上への祈りは聴く者に深い感動と安らぎを与えてくれる。私も聴く度に涙を禁じえないし、何度このマティスの祈りに慰められたことか。
マティスが来日した際にこの話をし謝辞を述べたのだが、マティスは少し恥ずかしそうに微笑んで「ありがとう」と手を差し出してくれた。とても暖かくて柔らかな優しい手だった。
演奏後にもかかわらず真摯に接してくれたマティス・・・
あぁ、やはりこの人だからこそあの歌が歌えたのだ!!
モーツァルト:レクイエム   モーツァルト:レクイエム
ベーム(カール)(指揮)
その他
ユニバーサル ミュージック クラシック
おすすめ度:
価格: ¥ 1,559
円 (税込み)
チャント~天空の歌声   チャント~天空の歌声

UNIVERSAL CLASSICS(P)(M)
おすすめ度:
価格: ¥ 2,500
円 (税込み)
やはり決定版! 古楽器による演奏が主体となった近年に録音された、他の指揮者によるマタイを色々聴いてみた。さすがに音は洗練されているものの、何か肝心なところで盛り上がらないという印象をぬぐえなかった。
もちろん古楽器のせいではなく、指揮者の姿勢の問題だろう。

リヒターのマタイは、確かに古い演奏スタイルかもしれないが、劇的な盛り上がりと緊張感、聞き終えたあとの感動において、やはりずば抜けていると思う。
   バッハが書いた受難曲は5曲あったそうだが、現在聞くことができるのは『ヨハネ受難曲』と『マタイ受難曲』の2曲のみである。
 『マタイ』は、新約聖書に収められている『マタイ伝福音書』を元にしたオラトリオで、バッハは3年がかりで作曲したという。通して聴くと3時間近くかかる超大作で、本盤は3枚組で収録されている。イエス・キリストの受難劇という宗教的なテーマを扱い、管弦楽に声楽を加えた編成である。規模の大きさ、劇的な構成力、宗教的な精神性の高さにおいて、まさに特筆の作品である。
   第1部の開始部分では、キリストが十字架を背負いながら足を引きずって歩くさまが通奏低音で奏でられる。一転して嵐のような激しさに変わり、キリストが捕らえられ、弟子たちが逃げるところまでが描かれる。第2部は、キリストに対する尋問に始まって、キリストの永遠の安息を祈る場面まで。特に後半になると、キリストが処刑されるまでの緊張感がひたひたと迫ってくる。決定版といわれているカール・リヒター指揮の58年盤だ。(新井由己)
バッハ:マタイ受難曲   バッハ:マタイ受難曲
バッハ(作曲)
その他
ポリドール
おすすめ度:
価格: ¥ 5,159
円 (税込み)
ブリテンへの鎮魂歌、のシンプルな繰り返しが深い哀悼を出しとりはりますわな おそらく、現代音楽ファンが聴くディスクなんでしょうか。

ただし、小難しい無調の現代音楽とは違います。ジャズ・ピアニストも1曲め(3曲めはベルリンフィルチェロパートによる同曲合奏)で入っておりますが、強いていうと同じフレーズを繰り返す点で、この現代音楽作曲家に通じますが、ここではグルーブはせず、同じフレーズが淡々(?)と繰り返されます。

わてが好きなのが2曲め、ブリテンへの鎮魂歌。この現代作曲家はブリテンとの個人的つきあいはなかったそうなんですが、透き通るようなシュツゥットガルトの各弦パートが同じ、魂と対話しとるかのようなフレーズを繰り返す。チェロにヴァイオリンが入り、そしてブリテンを私淑する気持ちを現すかのような深い哀悼を胸に秘めたようなコントラバスの沈痛なフレーズ。5分くらいの短い曲ですが、最初と最後の鐘の音が死者の棺を暗示するようですわな。

楽器の編成といい、曲の構成といい、ミニマル的というんでしょうか、交響的な音楽の発展とは逆の方向なんでしょうが、わてはマーラーの延長のようにこの曲を好きになりました。1, 3曲めのフラトレスはわてには単調に聴こえますが
   この大きな意味をもつディスクは、いまやほとんど、とても受容力のある聴衆を見出しているミニマリズムがもつまったく新しい力に対するマニフェストのように見える。これはエストニアの作曲家アルヴォ・ペルトにとって大きな進展を意味する。

   彼の音楽は、ヨーロッパの仲間たち――ヘンリク・グレツキやジョン・タヴァナー――の音楽と同様、精神的な啓示を暗示する厳粛なまでに美しい簡潔さを追求する。ここでは2通りの演奏、1つはピアノとヴァイオリン、もう1つは12本のチェロで収録されている「フラトレス」は、典礼聖歌に似た反復進行を単調な調子で繰り返し、アルカイックであると同時に時間を超越しているようにも見える1つの感性を伝える。

   ヴァイオリニストのギドン・クレーメル――ペルトは彼のためにすばらしく瞑想的で、眠りに誘い込むようなタイトル作品を書いた――は、禅宗の公案にも似たこの曲の特質をとらえており、プリペアード・ピアノのカーンという謎めいた音に対抗して、きわめて繊細、霊妙な少量の音を通して内面の充足を鳴り響かせている。

   「ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌」で鳴る組み鐘の音は、単純な下降する短音階にもとづいて、感情的に激しい悲しみを表している。これは自身で“鈴の音”と呼んでいるものを使ったペルトの魅力を世に紹介するもので、“鈴の音”とは鐘が鳴るときの文字どおりの、そして隠喩的な音色である。

   ECMのマンフレード・アイヒャーがプロデュースしたこのレコーディングはまた、アコースティックな心地よい臨場感でもよく知られており、ペルトの音の世界の神秘的な簡潔さが見事にとらえられている。(Thomas May, Amazon.com)

ペルト:タブラ・ラサ   ペルト:タブラ・ラサ
クレーメル(ギドン)(演奏)
その他
ポリドール
おすすめ度:
価格: ¥ 2,130
円 (税込み)
すばらしい歌唱力 一流のソプラノ歌手のすばらしい1枚のデスクです。臨場感あふれる録音には、参りました。実際に直に聴いてみたいと思う歌手です。
値段も手頃で、実は名前だけで買ったのですが、これは当たりでした。
モーツァルト:コンサート・アリア集   モーツァルト:コンサート・アリア集
モーツァルト(作曲)
その他
ワーナーミュージック・ジャパン
おすすめ度:
価格: ¥ 1,050
円 (税込み)
ヘンデル:メサイア(ハイライツ)   ヘンデル:メサイア(ハイライツ)
リヒター(カール)(指揮)
その他
ユニバーサル ミュージック クラシック
おすすめ度:
価格: ¥ 1,000
円 (税込み)
ヘンデル:メサイア(全曲)   ヘンデル:メサイア(全曲)
ジョージ・フレデリック・ヘンデル(作曲)
BMG JAPAN
おすすめ度:
価格: ¥ 2,268
円 (税込み)
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