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フリージャズ - ミュージック - 子供と読む絵本の旅
天上の響き 自由である。奔放さに圧倒され、そしていつしか幸福を感じる。なにか日常の世界を突き抜けた天上の響きのようで、聴くと引きずり込まれる。これは彼の最後の録音である。この4ヶ月後に自殺とも言われる謎の死を遂げたことと関係させたくなる。

Aylerの音楽は形式にとらわれない。コードによる曲の進行感がない一方、メロディーが自在につながれて進む。だから完結した印象がなく、どこまでも先へ先へと進む感じがする。これは即興演奏を主とするジャズの究極とも言え、ジャズを強く感じる音楽である。

この自由さゆえに、曲を聴くというよりは、Albert Aylerの生の声で話を聴くような印象が生まれる。全体の基調は、意外なほど優しい。人間的な優しさよりも、天上的な慈愛に近い。まるで音楽に包まれるようだ。時に優しく、ただし、あるときはユーモアである。その一方で、動物の呻き声のように突然に荒れ狂う。
まるで呪術師や宗教家の話を聴くようだ。意味不明な祈り、精霊との交信が続いたかと思うと、急に天上の言葉が告げられるような。真剣に聴いていると、日常とは離れていく様で、しかし、いつしか至福の瞬間が得られる。
一方で、この奔放さに耐えられない人もいるだろう。ポピュラー音楽のように、3分間で完結した話が語られる世界とは異なる。進行感が無く、不安を感じるかもしれない。しかし、じっと耐えた者だけに福音が訪れる様に、メロディーが身体に沁み込む瞬間が来る。少し覚悟が必要だが、ちょっとクスリにも似た音楽だ。

Nuits De La Fondation Maeght 1970   Nuits De La Fondation Maeght 1970

Water
おすすめ度:
価格: ¥ 1,970
円 (税込み)
とにかくヤバイ・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やば過ぎ。
キアズマ   キアズマ
山下洋輔(演奏)
その他
ポリドール
おすすめ度:
価格: ¥ 1,744
円 (税込み)
奇跡の始まり 1970年頃、キースはコロンビアと契約していてコロンビア・アーティスト・マネジメント・ホールで初めての無伴奏ソロ・ピアノ・コンサートを行った。その後、グリニッジ・ヴィレッジのマーサー・アーツ・コンプレックスで同じくソロ・ピアノ・コンサートを行っている。しかし、この時の演奏が元で一方的にコロンビアはキースとの契約を打ち切ったという経緯がある。つまりコロンビアはキースのソロを認めなかったのだ。

しかしながらこの契約が打ち切られる前にECMのマンフレート・アイヒャーという男がキース宛にレコーディングの提案を手紙で送っている。アイヒャーの提案は次の3つだった。

1.チック・コリア、ゲイリー・ピーコック、デイブ・ホランド(つまり2台のピアノと二台のベース)によるレコーディング。
2.ソロ・ピアノのレコーディング。
3.ゲィリー・ピーコックとジャック・ディジョネットとのトリオ(!!!)。

これを受けて1971年秋のマイルスとのヨーロッパ・ツアーをぬってソロ・アルバムをやりたいとアイヒャーに伝えた。これが全ての奇跡の始まりだ。1971年11月10日オスロ。たった一回のセッションで本作は完成する。

マンフレート・アイヒャーがいなかったら今のキースもそしてジャズもどうなっていたかぼくには分からない。それほど計り知れないほど彼は偉大だ。コロンビアは自身の愚かさをその後嫌と言うほど知る事になる。
   アート・テイタムを引き合いにだせばわかるように、ソロ・ピアノは昔から行なわれているフォーマットだけど、長い間、特殊な形態という印象が強かった。それがごく当たり前のものになったのは70年代以降のこと。特に70年代初頭にはチック・コリア、ポール・ブレイ、ダラー・ブランドなど多くのピアニストがソロ・ピアノ作品を録音した。なかでもキース・ジャレットの活躍はめざましく、ソロ・ピアノの世界を確立した一番の功労者といっていい。

   そのキースが初めて録音したソロ・ピアノ・アルバムが71年録音の本作。イマジネーションのおもむくまま、自由なスタンスで鍵盤をあやつるキースの演奏は、もはやジャズ・ピアノというせまいジャンルに押しこめてはおけない独特のものだ。懐かしい話になって恐縮だけど、当時キースのソロ・ピアノはジャズか非ジャズか、なんて論争が雑誌で真面目に展開されたほどだ。いかにもキース的なフォーク~ゴスペル・タッチの<1>で、すっかりその世界に引きこまれる。(市川正二)

Facing You   Facing You

Universal/ECM
おすすめ度:
価格: ¥ 1,555
円 (税込み)
異界への迷宮を織り上げてしまった深淵の音楽 奇跡の名盤! 単にモダンジャズの名盤という域を超えた、人類の音楽史上の比類ない一つの遺産。

"You Don't Know What Love Is"、フルートのフレーズが駆け上がると共に、異界の音空間が出現する。
神秘的な即興の歌が安らぐと、よく知られたテーマで落ち着くけれど、
すぐに、深淵の鳥めいた異様なアラベスクが、ドルフィーの過去の演奏を集約して、
それを超える鮮烈さで、果てしない音の迷宮を織り上げる。
ジャズ音楽においてだけでなく音楽全般にとっての、それは一つの奇跡だった。

クラシックのモダンにも造詣が深かったドルフィー。この演奏は、
ドビュッシー『牧神の午後…』や『フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ』、ラヴェル『ダフニスとクロエ』、
ストラヴィンスキー『春の祭典』、メシアン『世の終わりの四重奏』などが、
ジャズの音空間で即興的に昇華され結晶したような奇跡的なフルート四重奏、とも言える。

アルバム冒頭の、バス・クラによる"Epistrophy"もまた、
『春の祭典』冒頭のファゴットの奇跡と並ぶ、奇跡的な音楽だ。

これがドルフィーの遺作となったことは、音楽の人類史にとって残念すぎる。
   文字通り晩年(Last Date)の作で、公式アルバムとしては遺作である。ブッカー・リトルやジョン・コルトレーンらとの共演作品でも独特な音使いによる非常に個性的なアドリブを展開する奇才、エリック・ドルフィがオランダを訪れ、現地の優れたジャズ・ミュージシャンらと共演したライヴ録音。
   アルト・サックスのほか、フルートなども操るマルチ・リード奏者ドルフィのトレード・マークでもある、バス・クラリネットから始まる「エピストロフィー」の孤高のユーモア感。一方うって変わって美しい音色を聴かせるフルートは、バラード「ユー・ドント・ノー・ホワット・ラヴ・イズ」で堪能できる。ピアノのミシャ・メンゲルベルグもドラムのハン・ベニンクも、後のヨーロッパ・フリー・ジャズ界を背負って立つ逸材だが、ここではドルフィを立てる伴奏が素晴らしい。
   ラストにはドルフィの肉声が。「音楽は空(くう)に消え、二度と捉えることは出来ない」と、ジャズの本質を語る。この27日後、ドルフィは祖国に帰ることなく、ベルリンにて死去。(高木宏真)
Last Date   Last Date

Westwind
おすすめ度:
価格: ¥ 1,462
円 (税込み)
素晴らしいの一言 自分の求めていた音楽がここにありました。プログレが好きな人ならハマるんじゃないかと思います。アブレッシブでありながらも聴き易い。JOHN ZORN入門にもちょうどいいと思います。
Naked City   Naked City

Elektra/Nonesuch
おすすめ度:
価格: ¥ 1,657
円 (税込み)
熱いセッションは永遠のモニュメント ブッカー・リトル、エリック・ドルフィ、マル・ウォルドロンといずれも逝ってしまいこのアルバムもはるかかなたの夢のようだが、この熱気は永遠のモニュメントとなっていまだに胸を打つ。リトルのやや上ずった感のあるトランペットは技術云々でなく神がかった響きだし、ドルフィのアルトのうねりの情念とリリカルでスタティックなフルートはジキル博士とハイド氏のような二面性を見せる。マルの時にモールス信号のようなピアノ、リチャード・デイビスの重厚なベースとどれをとっても激しく迫ってくる。こんな演奏をしているとやはり長生きできないのか、それとも葉鶏頭のように季節に咲き誇るはかない激しさのなせるわざなのか。いずれにしてもここには一瞬に賭けた青春のエネルギーが凝縮されている。

Eric Dolphy at the Five Spot, Vol. 2   Eric Dolphy at the Five Spot, Vol. 2

Prestige/OJC
おすすめ度:
価格: ¥ 1,250
円 (税込み)
感情をサックスで吐き出している 1964年7月10日、ニューヨークで録音。アルバート・アイラーが急死(殺害された)したのは、1970年11月25日のことで実は三島由紀夫が自衛隊で自決したあの日である。

モノラル録音でおよそ30分。『ゴースト』の有名なフレーズが耳に飛び込んでから記憶の通りにバリエーションが始まる。ベースはゲイリー・ピーコック、ドラムはサニー・マレーだ。ジョン・コルトレーンが彼のこのアルバムのように吹きたいと言ったのは有名な話だが、聴いていてアイラーのサックスはバリエーションやインプロビゼーションが始まると既にサックスを吹いているというより、感情をサックスで吐き出しているという感じすらする。もうフレーズとか音とかでなく感情である。

フリー・ジャズとは何か。アルバート・アイラーとは何か。それを思い出すため繰り返し聴く。そういう作品だ。唯一無二のジャズだ。
Spiritual Unity   Spiritual Unity

Get Back
おすすめ度:
価格: ¥ 2,080
円 (税込み)
完璧な音楽  めったにない完璧なアルバム。個人的には、J・コルトレーンの「至上の愛」、O・コールマンの「ゴールデン・サークルVOL.1」と共に60年代フリー系3大アルバムの一枚。そしてもっとも自由なアルバム。他の2枚はリーダーのサックスとリズムの主従関係がはっきりしているのに対して、本作はメンバー全員が主役と思えるほど、すべてのメンバーが演奏中に強烈な自己主張をしているのがよくわかる。

 さらには色彩感が強烈。バスクラ、フルート、およびアルトを持ち替えるリーダーに、閃光のやうなアクセントを加えるのがハッチャーソンのヴァイブとウィリアムスのドラムス。もちろんデイヴィスのベースとハバードのトランペットも十二分の存在感を示す。しかも抜群のユーモアのセンスも巧みに織り込まれている。これはモダンだとかフリーだとかの、どうでもよい分類を超越したもっとも刺激的かつ個性的な不滅の音楽。発表されて40年以上たっても全く色褪せていないばかりか、ますます光輝いている。必聴です!!!


   伝統と革新、調性と無調性、インとアウト。ちょっと難しい話になるが、前者はオーソドックスなジャズ、後者はオーネット・コールマン以降の前衛ジャズを説明するときによく使われる言葉である。
   チャーリー・パーカーのコピーからスタートしたエリック・ドルフィーは、当初伝統的なスタイルのジャズマンだったが、最後はフリー・ジャズの入口にまでたどり着いた。しかも36歳の若さで病死したため、もし彼が長生きしていたらどんな音楽をやっていたのだろうと興味がつきない。
   そのヒントを与えてくれるのが、1964年にブルーノートで録音した本作だ。ドルフィーにはめずらしいコンセプト・アルバムで、全曲オリジナルを演奏している。抽象画を見ているような気分になる独特の世界は、伝統と革新、調性と無調性、インとアウトが一体となっていて、聴く者を圧倒する。トニー・ウィリアムス、フレディ・ハバード、ボビー・ハッチャーソンら当時の新主流派の面々も、ドルフィーの意図を理解して緊張感みなぎるプレイを繰り広げる。(市川正二)
Out to Lunch   Out to Lunch

Toshiba EMI
おすすめ度:
価格: ¥ 1,404
円 (税込み)
再度吹き去る嵐 2004年の寒い12月、10年ぶりに訪れたNY。ソーホーの安宿(近くにCBGBがあった)の隣に小さなCD・レコードショップがあり、その店のウィンドディプレイにこのBOXが飾られていて、店の人に見せてもらい、89ドルという価格にためらい購入をあきらめましたが、・・・やっと08年春に手に入れました。中容はどうこう言うレベルではありません.HOLY GHOST 聖なる霊そのものです。しかし、心が腐った今の日本ではAYLERの音楽には反応する気もないでしょう。バカな日本人には決してこのHOLY GHOST BOXは買ってほしくないし、聴いてほしくもない。「AylerのGHOSTがあなたを選ぶのです」。
Holy Ghost: Rare & Unissued Recordings (1962-70)   Holy Ghost: Rare & Unissued Recordings (1962-70)

Revenant
おすすめ度:
価格: ¥ 13,281
円 (税込み)
とっつきにくいジャケットだが とあるライターにいわせると80年代のファラオはコルトレーンのカヴァーしかできない
堕落したミュージシャンだったらしい。
かわいそう!そういうひとはコルトレーン学者かなんかなんだろう。

これも泣ける。
ファラオの叫びの先に愛をみる。

Journey to the One   Journey to the One

JVC Japan
おすすめ度:
価格: ¥ 1,653
円 (税込み)
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