ケストナー - 和書 - 子供と読む絵本の旅
思わず、あいことばを叫びたくなります 子供のころに読まなかったことが悔やまれる作品です。
すっかり大人になった今読んでも、じゅうぶんに楽しめましたが、
子供のころに読んだら、あと何倍も楽しめたのかなぁと。
周りに本を薦めてあげられるお子さんがいる方は、
ぜひとも読む機会を作ってあげて欲しいと思います。

この作品がナチスドイツ下で書かれた事を知り、
その事にも衝撃を受けました。
エーミールと探偵たち (岩波少年文庫 (018))   エーミールと探偵たち (岩波少年文庫 (018))
エーリヒ・ケストナー
池田 香代子
岩波書店
おすすめ度:
価格: ¥ 672
円 (税込み)
お気楽にも深くも読める本 ケストナーファン必読 私が最も好きなケストナー作品「雪の中の三人男」に続くユーモア三部作だというので、取り寄せて読んでみた。舞台はナチスによる独墺合邦の前年1937年のザルツブルク。一目惚れの恋物語で、他愛ないストーリー展開とお定まりのハピーエンド。若者が読めば、粗筋以外は記憶に残らないだろう。ケストナー作品は実はいい歳をした大人が読むものである、というのが人生黄昏に足を踏み入れつつある私の見解である。主人公ゲオルクは資産家の次男坊で博士号を持つ自称文筆業だが15年で1冊も本を出していないという羨ましい身分の高等遊民。極めつけがドイツ語文法「接続法」がライフワークで、この接続法ネタは本文中、至るところに現れるからドイツ人にも接続法は難しいらしい。相棒やヒロインの兄とのレトリックの効いた会話、恋人コンスタンツェ(モーツァルトの妻と同じ名をつけたのは、ザルツブルクから思いついたのかも知れない)の、寝室での偶然を装った大胆な振る舞い・・・いや、本当に偶然だったのかも。そして言外に通底する独墺合邦への当て擦り。しかしケストナー作品、たとえばこの本以外でも「二人のロッテ」などを読む限り、ドイツとオーストリアの人々は互いに外国との認識を感じていないように思える。この本を読む前に独墺合邦についてざっと目を通しておくとよいかも知れない。一つ私が引っ掛かっているのは、愉快な名字をつけるのが得意なケストナーにして、なぜ「H伯爵」か?
さて、実のところ私はザルツブルクを殆ど知らない。3年前、音楽の師匠に随行して僅か2日ほど滞在しただけである。例によって延々と長いケストナーの前書きをやっと通り過ぎて辿り着いた本文の1ページ目にザルツブルクの平面図が載っている。それを見た瞬間、街の中心を流れるザルツァッハ川が鮮やかに甦った。ケストナーが描写する70年前のザルツブルクは、クルマがやたら増えた以外は恐らく今と同じで、タイムマシンの街だ。もう一度ザルツブルクに行き、日がなカフェでのんびりと、この本を読みたくなってきた。 
一杯の珈琲から (創元推理文庫 508-3)   一杯の珈琲から (創元推理文庫 508-3)
小松 太郎(翻訳)
東京創元社
おすすめ度:
価格: ¥ 525
円 (税込み)
ケストナーの「ほらふき男爵」 (ちくま文庫)   ケストナーの「ほらふき男爵」 (ちくま文庫)
Erich K¨astner(原著)
その他
筑摩書房
おすすめ度:
価格: ¥ 998
円 (税込み)
名医の処方箋です 人生で、何か困ったことがあったら、
この本の目次を見て下さい。

きっと、そこに今のあなたの状況に
当てはまるものがあるはずです。

そして、該当のページを開いてみましょう。
そこに答えは載っていませんが、
素晴らしいヒントが書いてあるはずです。

人生処方詩集 (ちくま文庫)   人生処方詩集 (ちくま文庫)
小松 太郎(翻訳)
筑摩書房
おすすめ度:
価格: ¥ 693
円 (税込み)
子供の視点 子供をほったらかしにする親。
子供の友達づきあいの中で、家族からは得られない情報と経験を積み重ねていく。
それでも、家族の絆の大切さもにじませている。

最初は、あまりよくわかりませんでしたが、
映画(DVD)を見て、筋が分かってから、文庫を読んだら、よく分かりました。

人によって、文庫が先の方がいい人と、
映画が先の方が良い人がいるかもしれません。

文庫をよんでピンと来ない人は、ぜひ、映画(DVD)をごらんください。

点子ちゃんとアントン (岩波少年文庫)   点子ちゃんとアントン (岩波少年文庫)
Erich K¨astner(原著)
その他
岩波書店
おすすめ度:
価格: ¥ 672
円 (税込み)
強く生きるとは 明晰な頭脳と鋼のような心を持ったケストナーだが、彼の子ども時代は彼のような人間にとっても楽なものではなかった。そしてその後も彼は、自分の意見を正々堂々と口にしながらさらに困難な人生を生き抜いたのである。この世で最も恐るべき人間は、体制にこびへつらう弱者たちなのかもしれない。
わたしが子どもだったころ (ケストナー少年文学全集 (7))   わたしが子どもだったころ (ケストナー少年文学全集 (7))
ケストナー
高橋 健二
岩波書店
おすすめ度:
価格: ¥ 1,785
円 (税込み)
この本がいちばん 本の大きさまで大きな読後感を与えてくれるとしたら、この本がいちばんいいと思います。箱から取り出して、寝そべりながら読めば、見えてくる世界がガラリとかわり、ケストナーに導かれていい休日がすごせることまちがいありません。
読み終わったあなたは、テーブルの足を指差し、「ティッシュバイン」などとドイツ語を口走るようになるでしょう。

エーミールと探偵たち (ケストナー少年文学全集 (1))   エーミールと探偵たち (ケストナー少年文学全集 (1))
ケストナー
高橋 健二
岩波書店
おすすめ度:
価格: ¥ 1,533
円 (税込み)
ケストナーの信念がびりびり伝わる  本書は、ケストナーの日記や手紙をもとに、彼の生涯を詳しく
客観的に紹介した伝記である。家庭の事情やマザコンだったこと、
失恋話や愛人を作ったことなど、私生活もケストナーの心の思いも
ありのまま書き出されている。

例えば『飛ぶ教室』に出てくるエピソードと同じ経験を
ケストナー自身が体験していたことなども記されていて、
彼の作品をより楽しく身近に感じられるようになる。

 しかし、この本で最も目を引くのは、ケストナーの戦争に対する
考え方である。彼は政治や社会を鋭く見つめ、体制に批判的な
文章を発表していたため、ナチス政権下で執筆活動を禁止される。
命が狙われる危険もあったのに、亡命せずドイツに留まり、
愛する祖国が変貌していく様子をじっと観察していた。

戦後、彼が発表した詩やエッセイが所々に引用されている。
それらの文章から、激動の時代を生き抜いた作家の、平和に対する
願いが強く感じられる。時には厳しく、時には優しく、そして必ず
ユーモアを交えながらドイツの人々に様々なメッセージを伝え続けた
ケストナーの信念を、この本はたっぷりと教えてくれる。

ケストナー―ナチスに抵抗し続けた作家   ケストナー―ナチスに抵抗し続けた作家
クラウス コルドン
Klaus Kordon
那須田 淳
木本 栄
偕成社
おすすめ度:
価格: ¥ 2,940
円 (税込み)
教訓的ではないのにどこか学ばされる ケストナー特有の健康的で瑞々しい感性が親しみが持てる。子供と同じ目線で書いているという気がする。教訓的なところは微塵もないのに、どこか学ばされるところもあるし。読んでいるうちに幼いころの自分に戻れる。
ふたりのロッテ (ケストナー少年文学全集 (6))   ふたりのロッテ (ケストナー少年文学全集 (6))
ケストナー
高橋 健二
岩波書店
おすすめ度:
価格: ¥ 1,638
円 (税込み)
親子のコミュニケーションを深める良い機会
 コンラートは算数の成績が非常に良かったため、担任の先生から罰を受けてしまいます。この担任の先生は「成績の良い子は想像力が欠けている」という変わった考えの持ち主で、そのため、算数の成績の良かった生徒全員に、「南洋」についての作文を書くという罰を与えました。コンラートの叔父リンゲルフートは相談を受けて、「二人で、先生に見事な作文を提出してやろう」と提案します。人間の言葉を話す馬に出会った二人は、いっしょに南洋を目指して旅に出ます。途中で、「なまけものの国」「過去の国」「さかさの国」などで、驚くような体験を重ねていくというストーリーです。


「○○の国」というのは、イギリスの作家ジョナサン=スイフトが書いた「ガリバー旅行記」と同じような発想ですね。こうした話は、本当に読み手を夢中にさせる要素を持っているようです。

優れた児童文学は、子供だけでなく、大人が読んでも面白いものです。
近くの図書館や書店で、親子でいっしょに読める本を探してみることは、お子様に対する読書の動機付けになるだけでなく、親子のコミュニケーションを深める良い機会になるのではないでしょうか?
五月三十五日 ケストナー少年文学全集(5)   五月三十五日 ケストナー少年文学全集(5)
ケストナー
高橋 健二
岩波書店
おすすめ度:
価格: ¥ 1,575
円 (税込み)
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