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幼稚園児の親こそ読むべき本
タイトルは「幼稚園では遅すぎる」なのですが、
実際には子供を持ったら読むといい本ではありますが、 胸にじーんと響いてくるのは、 幼稚園児を持つ親じゃないでしょうか。 「ビジョンを持たない母親に、子育てはできない」 子育てをしていると、情報に流されたり、 お友達を比較してみたくなります。 目先の利益や狭い視野にとらわれて右往左往するのではなく、 子供と向き合うことの大切さ、 素晴らしさを教えてくれます。 母親自身が自ら考え、悩み、学びながら子育てをするものなのです。 井深さんの理念は大変素晴らしいのですが、 やはり、数十年前に書かれた本なので、 現代を生きる母親にとっては、 「考え方は感銘を受けるけれど、それで?」となることも事実です。 この本のほかに、 自分を高めていく本を読むことも必要ですね。 本書はソニーの創業者である井深大が、自ら取り組んできた乳幼児教育研究のまとめとして1971年に出版したものである。 「幼児の可能性は3歳までに決まってしまう」 この言葉の根拠は、大脳生理学や遺伝子の研究により、しだいに明らかになってきている。白紙の状態で生まれた赤ん坊の脳は、その脳を稼動させるための脳細胞の配線を3歳ころまでに終えるという。これはコンピュータでいう本体に相当する部分であり、能力や性格はこの時期に形成される。たとえば同じ教育を受けていても伸びる子と伸びない子の違いがでるのは、この本体(脳)の性能の良し悪しが決まっているためなのである。それゆえに、井深は乳幼児期の育て方の重要性を説き、乳幼児の持つ無限の可能性を引き出すことが何よりも大切なことだと訴える。そして、子供の性格や才能を血筋や遺伝と決めつけてあきらめている親たちに対して希望の光を投げかけている。 では乳幼児にどのように接したらよいのか?という疑問を持つであろう親たちに対して、幼児の能力を最大限に伸ばす育て方と環境づくりをわかりやすく説明してくれる。ただ、本書の後半で論じられる幼児教育は母親の役割であるという考え方や、「子供を立派な人間に育てられるのは父親より母親である」といった記述は、出版当時から社会的背景が変化していることもあり、議論の余地の残るところと言えるだろう。(大角智美) |
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幼稚園では遅すぎる―人生は三歳までにつくられる! (サンマーク文庫) 井深 大 サンマーク出版 おすすめ度: 価格: ¥ 550 円 (税込み) |









