佐宗 鈴夫 - 和書 - 子供と読む絵本の旅
待望の新刊!だったが・・・・ 今回もアレックスは大活躍。でも前作から時間が空いたせいか、今までの作品の方がおもしろかった気がする。このシリーズはボンド顔負けの小道具が毎回楽しみの1つなんだけど、今回はあまり生かされてなかった。内容は凝りすぎで、そこまでさせる?って感じで14歳の少年がこんな事ありえないと考えずに今までは読めていたのに、今回は頭に浮かんでしまった。
アークエンジェル―女王陛下の少年スパイ!アレックス   アークエンジェル―女王陛下の少年スパイ!アレックス
荒木 飛呂彦(イラスト)
その他
集英社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,785
円 (税込み)
死者と踊るリプリー (河出文庫)   死者と踊るリプリー (河出文庫)
佐宗 鈴夫(翻訳)
河出書房新社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,029
円 (税込み)
ある種の痛ましさ。 彼の作品はどれもそうだが、いつも予想を心地よく裏切る。
この作品も、もっと甘やかな、なんというか一種の軟弱さを予期していたら、見事にちがった。
ギベールは徹底的に正直なひとである。多くの人がやってしまいがちな、‘自分をごまかす’ということをしない。だから、彼の作品を読んだ者は、常に、彼の肉声による内緒話を聞くことになる。
独特の<体感小説>となるのである。
読者は、ギベールの息遣いを感じ、心臓の鼓動を聞き、彼の苦悩を、彼の歓びを味わう。
その意味で、これほど<官能的な>小説はない、ともいえるし、また、これほど<いたいたしい>小説もない、ともいえる。
ヴァンサンに夢中   ヴァンサンに夢中
Herv´e Guibert(原著)
その他
集英社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,223
円 (税込み)
The Talented Mr,Ripley 『他人の人生を一度味わってみたい』自分に少しでも劣等感を抱いている人ならなおさらそう思うだろう。トム・リプリーもその一人。この作品を読んでいて痛いほどトム・リプリーの気持ちが解りました。それは私自身も少なからず劣等感を抱いて生活しているから、自分と重ねてしまい物語に強く引き込まれてしまう。

トム・リプリーのように、満たされない人生・心、自分への劣等感・不満を抱えながら歩む者にとっては、外国・異国の地で、もしかしたら今の自分と決別し、新たな自分へ変身できるのではないかと、胸高まり・期待してしまうことがあるかも知れない。それは誰しもが抱いている気持ちであり、友情が殺意に変ることもありえること。殺害した人物に成りすますと言うことは、トム・リプリーには最高の思いつきだったのかもしれない。

読み終えた後、彼はどうしたのだろうと考えてしまいました。
Patricia・Highsmith=The Talented Mr.Ripley 本当に見事な、素晴らしい作品であり、自分の今の状況を深く考えさせられる作品でした。
   20世紀を代表する偉大な犯罪小説の1つ、パトリシア・ハイスミスの『The Talented Mr. Ripley』(邦題『リプリー』)には、ヘンリー・ジェイムズの巧緻な語り口と、ウラジーミル・ナボコフの内省的なアイロニーがうまく混じりあっている。現代小説の傑作と呼ぶにふさわしく、本書は2種類の水準を満たしている。1つは、虚無的な性癖からヨーロッパへ殺人の旅に出るトム・リプリーという青年が語る物語として。もう1つは、創作手法に富んだ、説得力のある語り口の小説として。『Lolita』(邦題『ロリータ』)のハンバート教授のように、読者はトム・リプリーに感情移入し、ひきつけられていく。たとえ彼の行動がことごとく道徳的規準を無視していても。

   物語の冒頭は、ジェイムズの『The Ambassadors』を彷彿させる。トム・リプリーは、富豪のハーバート・グリーンリーフから、長らくイタリアへ行ったきりの息子ディッキーを呼び戻す使者に選ばれる。ディッキーは地中海の気候と魅力的なパートナーのとりこになっているようだった。だが、グリーンリーフは息子がニューヨークに戻って、家業を手伝うことを望んでいた。報酬と新たな目標を手にしたリプリーは、うっとうしい街のアパートをあとにし、使者としての務めを開始する。しかし、リプリー自身もイタリアに魅せられてしまう。ディッキー・グリーンリーフの生活と見てくれにも心を奪われる。リプリーはディッキーにうまく取り入るうち、ぜいたくかつ自由で洗練された暮らしに強いあこがれを抱く。そして、ディッキー・グリーンリーフになりすまそうと決意する―― あらゆる犠牲を払ってでも。

 『The Talented Mr. Ripley』はおもしろさで際立っており、リプリーが自己防衛のために次々と巡らす才略を、手に汗にぎる筆致でつづっている点で、凡百の現代小説とは一線を画している。ハイスミスが本書を執筆したのは、作家としての全盛期を迎えたころである。異常者の心理をとらえ、リプリーの道徳心に欠けた穏やかならざる目を通して描いた世界は、のちにハンニバル・レクターのような連続殺人犯が生まれるモデルとなった。

リプリー (河出文庫)   リプリー (河出文庫)
Patricia Highsmith(原著)
その他
河出書房新社
おすすめ度:
価格: ¥ 620
円 (税込み)
アメリカの友人 (河出文庫)   アメリカの友人 (河出文庫)
P・ハイスミス
佐宗 鈴夫
河出書房新社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,050
円 (税込み)
すごい… こんなすごいコトを平然と書き
M・フーコーに楽しんでもらおうと思って書いたけれど気に入ってもらえなかったようです、
彼のSMパワーはこんなもんじゃないんでしょう、
とうそぶく、ギベールはやっぱり只者じゃない。

恐るべし。
犬たち   犬たち
Herv´e Guibert(原著)
その他
集英社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,121
円 (税込み)
本の作者との初めて出会った作品 私が初めてエルウ゛ェ=ギベールの作品に出会ったのは、この単行本の『僕の命を救ってくれなかった友へ』であり、表紙買いをしてしまった本でもある。
まず作品のことを語ろう。日記から抜粋された不思議な文の配列に、振られた番号。日本の話。HIVの話、そして"死"について。

幼い頃から死を考え、虜になっていた彼らしい書きネタであり、自分の自殺すらほのめかす彼には心底震えた。
今度は表紙について。写真家でもある彼は、モデルとしても最高で、(麻薬のせいか)鬼気迫るような瞳に、くらっと来てしまい、ついつい買ってしまった。でも、買って良かったと思う。彼の作品達に合う第一歩だったのだから…。

ぼくの命を救ってくれなかった友へ (集英社文庫)   ぼくの命を救ってくれなかった友へ (集英社文庫)
Herv´e Guibert(原著)
その他
集英社
おすすめ度:
価格: ¥ 580
円 (税込み)
狼たちの標的 (ハヤカワ文庫 NV 325)   狼たちの標的 (ハヤカワ文庫 NV 325)
佐宗 鈴夫(翻訳)
早川書房
おすすめ度:
価格: ¥ 571
円 (税込み)
クイーンズ・コレクション 2 (2) (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-37)   クイーンズ・コレクション 2 (2) (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-37)
エラリー・クイーン(編さん)
その他
早川書房
おすすめ度:
価格: ¥ 754
円 (税込み)
復讐の狼 (ハヤカワ文庫 NV 356)   復讐の狼 (ハヤカワ文庫 NV 356)
佐宗 鈴夫(翻訳)
早川書房
おすすめ度:
価格: ¥ 387
円 (税込み)
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