宮崎 駿 - 和書 - 子供と読む絵本の旅
「もののけ姫」「千と千尋」まで まず表紙の裏から「もののけ姫」「千と千尋」「ハウル」「ポニョ」が
同じボリュームで取り上げられているような印象を与えますが、前二作が
メインです。「ハウル」の章はあまり作品とは関係がない対談が多く、
「ポニョ」に関しては編集する対談や講演ネタを集める時間がなかったようで、
軽くなっています。
「もののけ姫」はテレビ時代劇で目にすることがない登場人物ばかり現れる。
時代を室町に設定した現代ファンタジーかと思いきや、「士農工商」やら
「百姓」の設定を誤解しているのは現代の日本人で、農民も武器を携帯していたし、
水呑み百姓の範疇は広い。もっと雑多な職業、歴史の記録にかすかに現れる
ような人々がじつは結構いた。
その人物たちが、互いが生きるための抗争をする。
歴史学者の専門知識や、考古学上の推測をまじえて語られています。
ストーリーは自然の凶暴さと、文明を推し進める人間の暴力が描かれる。
つづく作品「千と千尋」
ここでは「ここで働かせてください!」のセリフがとりあげられている。
10歳の少女の自立といえばパーソナルなレベルですが、
この時代に、この場所で、完全でない自分が生きるための力(知恵)を獲得していくのは、
「生きる」テーマであり両作品に共通する。
子供はちょっとケガをして当然だし、飛行機なんかオンボロであって上等とする考え方は、
どこかヒステリックな現代に、
監督の作品が受け入れられる理由のように思えます。
折り返し点―1997~2008   折り返し点―1997~2008
宮崎 駿
岩波書店
おすすめ度:
価格: ¥ 2,835
円 (税込み)
作品の背景が見れる ジブリの作品をとても多くの人が知っていて、一方でどんな人がどの様な環境で作ってるかは知らない人が多いと思います。この本ではアニメーション、しごと、人、本、好きなこと、対談、企画書、作品についてP580に渡り書いてあります。ボリュームも内容も良かったです。是非ジブリが好きな人はもう一歩足を進めてみてはいかがでしょうか?
出発点―1979~1996   出発点―1979~1996
宮崎 駿
スタジオジブリ
おすすめ度:
価格: ¥ 2,730
円 (税込み)
楽しい作品 短い話ばかりですが、それぞれの話が立派な映画になりそうです。紅の豚の原案もあり、映画
では見れなかったエピソードや解説も載っていて非常に楽しいです。絵ばっかりなのですぐ
読み終わると思いきや、真剣に読んだら1時間半以上かかります。静止しているはずの絵なのに
キャラクター達が動いて見えるのはまさにアニメの魅せ方。戦争なのに、どこか可愛らしい
キャラクター達も必見です。ジブリ美術館にて、紅の豚のセル画と同時に購入しましたが
本当にいい買い物をしました。 ただ、戦時中のメカに興味のない方が読むと、アレ?と思うかもしれません。(この作品たちは、元々プラモデル雑誌に掲載されていたものなので)
ともあれ、ジブリファン、その中でも私と同様に紅の豚やラピュタ好きにお勧めします!!
宮崎駿の雑想ノート   宮崎駿の雑想ノート
宮崎 駿
大日本絵画
おすすめ度:
価格: ¥ 2,940
円 (税込み)
愛すべきイヤな親父です 宮崎駿さんによる冒頭のイラストがとても素晴らしい。
この人は映画作家である前に、ひとりの完成された絵師なのだ。そして吐く言葉は辛辣なのに、自分でも持て余すほど、心の中には愛をため込んでいる。
時に極論になりかける氏の言葉を、養老先生が温かく聞き、時に鋭い批評を加え、ふたりの会話が膨らんでいく様が読んでて大変心地よかった。
これから親御さんになられる方、また小さい子供をお持ちの方には、下手な教育書よりも参考になると思います。
虫眼とアニ眼 (新潮文庫 み 39-1)   虫眼とアニ眼 (新潮文庫 み 39-1)
養老 孟司
宮崎 駿
新潮社
おすすめ度:
価格: ¥ 460
円 (税込み)
宮崎駿監督の人間味が見れる ジブリの作品を創った宮崎駿監督に興味を持ったので買いました。僕の持っていたイメージはとても温厚で優しい人だと思っていました。ネタバレしないために余り書きませんが僕みたいなイメージを持っている人は読んでとても面白いと思います。11年間に渡るインタビューが掲載されて内容とボリュームの両方に満足できました。
風の帰る場所―ナウシカから千尋までの軌跡   風の帰る場所―ナウシカから千尋までの軌跡
宮崎 駿
ロッキング・オン
おすすめ度:
価格: ¥ 1,680
円 (税込み)
読んでいて本当にため息が出ます チベットの民話、「犬になった王子」(賈芝・孫剣冰編、君島久子訳、岩波書店)が原案。宮崎ワールドの原点。
漫画みたいな絵本で吹き出しが無い。
ナウシカの原作と同時期に書かれ、ナウシカのアニメ化より前に発売されている。タッチがラステルを思い出させる。
宮崎作品に必ず出て来る「小さな女の子」も描写されてるが、彼の描く「強い男の子(アシタカ,アスベル)」がカッコイイんだな。
   宮崎駿が描き下ろしたオールカラーの絵物語。1982年「アニメージュ」にて『風の谷のナウシカ』の連載を開始したのとほぼ同時期に描かれた作品である。水彩の淡い色をいくつも重ねて着色した絵が美しい。

   作物の育たない貧しい国の王子シュナは、大地に豊饒をもたらすという「金色の種」を求め、西へと旅に出る。つらい旅の途中、人間を売り買いする町で商品として売られている姉妹と出会う。彼女らを助けた後、ひとりでたどり着いた「神人の土地」で、金色の種を見つけるが…。どんな状況にあっても、生きようとする人間のたくましさ。強い心だけが生みだすことのできる、やさしさ。そして、弱さと無力さ。宮崎は、短い物語のなかに、そんなものを、ただそのまま描き出してみせる。

   世界観の作りこみとそれを表現する絵の力は圧巻。特に「神人の土地」にあふれる虫、植物、巨人、月の造形には、一切の迷いが見らない。彼の頭のなかに広がる原風景を見せられているようで、生々しいほどの迫力に満ちている。死と生、喜びと恐怖の一体となったこの世界観は、以降の宮崎作品にも幾度となく登場する。

   チベットの民話に感銘を受けた宮崎が「地味な企画」ということでアニメ化を断念し「自分なりの映像化」を行ったものが、本作である。だがアニメという万人に向けた形をとっていれば、また違うものになっていたはずだ。淡々と、厳かに物語が進行する本書の独特の雰囲気は、絵物語という形態であればこその魅力といえるだろう。(門倉紫麻)

シュナの旅 (アニメージュ文庫 (B‐001))   シュナの旅 (アニメージュ文庫 (B‐001))
宮崎 駿
徳間書店
おすすめ度:
価格: ¥ 470
円 (税込み)
宮崎さんって優しい人なんですね 腕はいいけどお年寄りになって大量の仕事はできなくなったアニメーターのためのスタジオを作ったり、宮崎さんの優しさが分かりました。
その優しさが作品に反映しているのですね。
宮崎駿 (キネ旬ムック―フィルムメーカーズ)   宮崎駿 (キネ旬ムック―フィルムメーカーズ)
養老 孟司
キネマ旬報社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,680
円 (税込み)
戦車って、大変 第二次大戦時のドイツ関連好きとしては、非常に面白く読める本でした。

オットーカリウスは、戦車乗りのエースですが、こんなに大変だったんだなと読みながら思いました。

しかし、妄想にしては、大変立派な読み物になっております。
ぜひ、好きな方は読んでみてください。
本物のオットーカリウスさんの写真もみれますよ。

ケルシャーのブタはかっこいいです。
泥まみれの虎―宮崎駿の妄想ノート   泥まみれの虎―宮崎駿の妄想ノート
宮崎 駿
大日本絵画
おすすめ度:
価格: ¥ 2,625
円 (税込み)
んー 私はこれをジブリ映画の中で紅の豚が一番好きなので買いました。
しかしちょっと期待はずれ。一度読むだけで飽きる感じがします。
面白いことは面白いですがこの内容にこの値段は少し高いかな・・・。
飛行艇時代―映画『紅の豚』原作   飛行艇時代―映画『紅の豚』原作
宮崎 駿
大日本絵画
おすすめ度:
価格: ¥ 1,890
円 (税込み)
あくまで新書レベル・・・  あらすじを載せたり、各映画ごとに分析を加えるのは、多くの読者に対して読みやすい構造になっているとは思います。しかし、その読みやすさがかえって、本書をまとまりのないものにしている気がします。
 
 宮崎駿を理解する上で大切なのは、各映画の分析ではなく、もう少し現象学的なアプローチではないかと私は思います。それぞれの作品に共通するもの、多くの児童文学作品にも脈々と受け継がれているもの・・・ 
 例えば、「空を飛ぶ場面の多さ」「女性性の強調」「名前の持つ意味」「魔法の有限性」「原作とのつながり方」「児童文学の影響」などで章立てした方が、メッセージを読み取りやすいと思うのです。

 宮崎アニメには、それぞれの映画にメッセージが含まれていることは確かです。しかし全体を概観して共通項を探し出すことこそ、細部を理解することに必要ではないでしょうか。それぞれの映画の細部に捉われすぎて、話に一貫性がありませんでした。残念です。
 あくまで新書レベルです。「目から鱗」的なものを期待しているのならば、あまりおススメはしません。


「宮崎アニメ」秘められたメッセージ―『風の谷のナウシカ』から『ハウルの動く城』まで (ベスト新書)   「宮崎アニメ」秘められたメッセージ―『風の谷のナウシカ』から『ハウルの動く城』まで (ベスト新書)
佐々木 隆
ベストセラーズ
おすすめ度:
価格: ¥ 819
円 (税込み)
アイテム数:350/ページ数:35  次ページ