手塚 治虫 - 和書 - 子供と読む絵本の旅
タッタの物語もすごいですねー 手塚版“ブッダ”の内容の素晴らしさは他のレビュアーの方の書かれている通りですが、私は特にこの作品に手塚先生のドラマツルギーのすごい非凡さを見ることができると思います。  三十代半ばでまさに劇的な最後をとげたキリストに比べて、仏陀の生涯は本来ドラマにしにくいと思います。 第一巻のおしまいになっても主人公がまだ生まれてもいないという破格の構成は初めて読んだときぶっ飛んだものですが、この物語の最初の主人公はパーリアのタッタです。 

(ここから先はネタバレになるのでこの作品を未読の方はお止めください)少年時代のタッタは動物の心の中に入り込む能力を持ち、また他人のために自分の命を投げ出すことのできるという、言ってみれば生まれながらのリトル・ブッダです。 ところが家族と親友チャプラを殺されたことに対する恨みからその復讐に生涯をかけるようになります。 後にブッダの最初の弟子となり、修行時代のシッダルタにもかなり協力していたタッタが、物語の終盤で結局復讐のために命を落とすという皮肉は強烈です。 ブッダの“とらわれるな”という教えと正反対のことをしています。 しかもあろうことが、彼の向こう見ずな復讐のおかげでブッダの同胞のシャカ続は滅ぼされてしまうのです。 弱虫で結構自己中心的なシッダルタがブッダに成長していったのとは逆に、もともと豊かな仏性をそなえていたタッタが現世の醜さに毒されて、ついに殺戮の中に自らの命を失うというこの合わせ鏡のような構造は含蓄が深いと思います。  ブッダのような聖人はまず滅多にいませんが、我々のほとんどはタッタのような生き方をしているのではないでしょうか(いや別に人を殺すと言う意味ではありませんが)。 この人間の運命に対する鋭い洞察力が、えてして退屈なものになりやすい聖人伝に生き生きとしたリアリティを与えているのだと思います。
ブッダ全12巻漫画文庫   ブッダ全12巻漫画文庫
手塚 治虫
潮出版社
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価格: ¥ 6,108
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手塚治虫 2009年カレンダー   手塚治虫 2009年カレンダー

ナカタ (株式会社 ハゴロモ)
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「迷いがない」という狂気  主人公の結城は、毒ガスによって良心のない人間へと、悪魔へと変貌しました。
 では、良心がないとは、一体どういうことなのか――その答えは、「迷いがないこと」です。

 結城はなんの迷いも、ためらいもなく、男に抱かれ、女を抱き、人を騙し、殺めることを繰り返しました。そしてその結果、世界の存亡を左右する兵器まで手にします。それは、一体何を表しているのでしょうか?それを考えたとき、これが決して、ただのお話でないことに気付かされます。

 物語の最後は、決して終わらせることのできない、戦争というもの、良心を捨てた人々のしたたかさを、象徴しているようにも思えます。

 救いのない話ですが、だからこその重みを感じました。
MW(ムウ) (1) (小学館文庫)   MW(ムウ) (1) (小学館文庫)
手塚 治虫
小学館
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価格: ¥ 610
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期待はずれで残念 手塚治虫の作品が大好きで、ほとんどの本は持っています。
その中で一番の期待はずれ・・・。「手塚治虫」の名前を冠することさえやめて欲しい。
絵のタッチも「アニメ版」をそのまま紙にして本にした感じで、手塚治虫の作品であるとは言い難い。ストーリーも唐突。
手塚治虫の旧約聖書物語 (1) (集英社文庫)   手塚治虫の旧約聖書物語 (1) (集英社文庫)
手塚 治虫
集英社
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価格: ¥ 880
円 (税込み)
面白い!だが。。 面白かったです!!

値段も手ごろ! でも ひとつだけ難点があるとすれば ソフトカバーなこと。

ハードカバーでもっと高級感があれば完璧でした!なので星4つの評価にさせてもらいます

ちなみに青年編も買いました
手塚治虫WORLD 少年マンガ編―これがホントの最終回だ!   手塚治虫WORLD 少年マンガ編―これがホントの最終回だ!
手塚 治虫
みなもと 太郎
ゴマブックス
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円 (税込み)
凄まじい話  第1巻、2巻はいまいち面白くなかったが、第3巻は圧巻だった。強烈だった。今読み終わったばかりだが、興奮を隠し切れない。

 人間の醜い部分が凝縮された作品である。その中で一人純粋に成長してゆく奇子に深く同情する。奇子が土蔵から脱出後、死ぬまで幸せな人生を歩んでほしいと切に願う。
奇子(あやこ) (3) (手塚治虫漫画全集 (199))   奇子(あやこ) (3) (手塚治虫漫画全集 (199))
手塚 治虫
講談社
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価格: ¥ 612
円 (税込み)
体験手記の枠にとどまらない奥深さ 戦争体験者としての手塚ならばもっと戦時下の日常生活の直接的で詳細な記録を
最初は期待して手に取ったが
怪奇ものや民間伝承などとミックスしたストーリーにして戦争のむなしさを
伝えるマンガだった.
美女とのデートをおしゃかにしてでも食べものを優先.時代だな.
新書でマンガだと量がすくなすぎるな.


手塚治虫「戦争漫画」傑作選 (祥伝社新書 81)   手塚治虫「戦争漫画」傑作選 (祥伝社新書 81)
手塚 治虫
祥伝社
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価格: ¥ 788
円 (税込み)
子どもの頃読んで衝撃をうけました ドストエフスキーを知らず、「アトム」を書いた手塚の本だからという理由で読みました。小学生だったわたしには衝撃の内容で、しかも老婆殺しとペンキ屋ニコライの扱い、ポルフィーリイとの対決、「パン助」「売春婦」というものの存在にただただ驚愕し、何度も読みかえしました。聖と俗、悪とは何かということも当時初めて考えました。
長じて後、原作を読もうと思ったのもこの作品があったからです。原作の味わいとは全く違いますが、原作の精神は正確に伝えていると思います。「思想」なるものが何をひきおこすのかということも簡潔に伝わってきます。
罪と罰 (手塚治虫漫画全集 (10))   罪と罰 (手塚治虫漫画全集 (10))
手塚 治虫
講談社
おすすめ度:
価格: ¥ 509
円 (税込み)
なにかを感じ取ることができればと。 人に薦められてこの本を読みました。
私には難しいことはわかりません。宗教や信念、生きるということは。考えたことはありますが、どこかで難しく考えてはいけないことだという気持ちがありました。
ブッダはそういう意味では、わかりやすく全てを理解できたわけではないにしても、最後まで面白く読むことができました。
私がこの本を読んで一番大きく感じたのは、人間が人間という存在を大きく思っているほど地球上の生命の中では大きい存在じゃないってことです。すべて生命の価値なんてものは一緒で、虫も木も草も同じだということ。
少しでもそう考えられると、物を大事にしたり草木を無理に汚したり虫を殺したりしなくなるのだなぁ。と思いました。
ブッダ (1) (手塚治虫漫画全集 (287))   ブッダ (1) (手塚治虫漫画全集 (287))
手塚 治虫
講談社
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手塚治虫WORLD 青年マンガ編   手塚治虫WORLD 青年マンガ編
手塚 治虫
みなもと 太郎
ゴマブックス
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価格: ¥ 1,575
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