武田 邦彦 - 和書 - 子供と読む絵本の旅
本書の功罪  本書の最良の示唆というのは、「確かな情報・知識に基づいた環境問題への取り組み」の大切さでしょう。それがなければ、いかに善意から出たものであっても、かえって環境破壊に加担しかねない。世に流通する環境問題についての「常識」を問いに付したことは、確かに著者の功績です。
 ただ、「本書が間違いだった場合の破滅的な帰結」「本書のような本が環境問題そのものの否定に悪用される危険」「著者の展開する議論のレベル」を考慮すると、相当に慎重な読み方が求められる書物だと思います。けれども多くの評を見るかぎり、明らかに「信者」が多いのは怖い。これは本書そのものが含んでいる問題であり、「功」の部分を大きく打ち消しかねないものがあるでしょう。
 本書の主張の科学的正当性について専門的に評価することはできなくても、その「書き方」「議論の進め方」をよく吟味すれば、信頼性については相応の判断が下せるはずです。あからさまに攻撃的で、センセーション狙いの語り口。体験談・印象批評レベルの議論がしばしば見受けられ、多くは典拠や数値を挙げていないものです。「石油がなくなれば環境問題は解決する」など、一般読者でも簡単に間違いを見抜けるような議論も散見されるし、「節電したら石油消費量が増えた」など、ほとんど悪い冗談のレベルです。武田氏が慎重に言説を行使するタイプの学者でないことは、過去の環境論や、専門外の分野(経済や歴史など)について発信した言説を多少調べてみればわかります。
全体として言説の質は、科学者の科学的な議論というよりはせいぜい懐疑派の環境ジャーナリズムか、いっそう厳しく評価すればプロパガンダに近い。本書の主張をそのまま信じるようではメディア・リテラシーが疑われるでしょう。
 「もし武田氏がウソをまかり通らせていたらどうなのか?」という批判精神なしに読んでは、それこそ益より害のほうが大きい書物になりかねません。
環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks)   環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks)
武田 邦彦
洋泉社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,000
円 (税込み)
環境問題のこういう意見も知っておいてはどうかな? Watch Video Here: http://www.amazon.jp/review/R22H9050SLZO59 やっぱ、一度は読んでみないと!
環境問題はなぜウソがまかり通るのか2 (Yosensha Paperbacks (029))   環境問題はなぜウソがまかり通るのか2 (Yosensha Paperbacks (029))
武田邦彦
洋泉社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,000
円 (税込み)
常識を疑う目を持ち、正しい情報を選択しましょう 「環境にやさしい」をテーマに作られた環境利権で潤っている、役人や業者に対する怒りの一冊。

この本は
「環境問題の真実を知りたい人」
「企業や自治体のウソを見抜きたい人」
「環境の為に、どうするべきなのかを考えたい人」
におすすめします。

用意されたデータや、ちょっと強引な考え方に「本当なのか?」と疑問を感じる部分はあるが、常識とされている事を批判する挑戦的な姿勢がすごい。

豪華なスタジオで製作されたテレビ番組や、企業のCMが
「地球環境の為に電気を節約しましょう」
と言っている事を、疑わないといけないと思わせる一冊です。
偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書 (た-5-1))   偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書 (た-5-1))
武田 邦彦
幻冬舎
おすすめ度:
価格: ¥ 777
円 (税込み)
論理的な思考を見習いたい 食料問題を含め、危険について書かれた本です。
この本の売りは、著者の論理的な思考にあります。

みんな、温暖化で、人類が絶滅するかのように騒いでいる。
でも、考えてもみなさい。
平安時代は、今より1度気温が高かった。(でも、だから平安時代に日本人が滅亡することはなかった。)
温暖化で、作物が採れなくなるという。では、日本より暖かい台湾で、作物が採れずに、皆が飢え死にしているのか? 明らかに違う。

とまあ、こんな調子で、マスコミや、世界各国の政治的思惑に惑わされている現代人に、論理で警告を発しています。
著者の意見には、必ずしも賛成できないものもありましたが、少なくとも一読に値する本であることは確かです。
食糧がなくなる!本当に危ない環境問題 地球温暖化よりもっと深刻な現実   食糧がなくなる!本当に危ない環境問題 地球温暖化よりもっと深刻な現実
武田 邦彦
朝日新聞出版
おすすめ度:
価格: ¥ 1,260
円 (税込み)
本当はゴミは燃してしまうといいのかも

 私の住んでいる埼玉の町では、どんなものも燃えるゴミで出すことが出来
ます。
 靴、ランドセル、ビデオテープ、ペットボトルすべて燃えるゴミです。はじめ
はびっくりしますが、この本を読むとかえって環境のためにいいことをしてい
るような気がしてきます。
 スーパーのスーパーバックをもらわないことが本当に環境に対していいこと
なのか、ペットボトルのリサイクルが本当にいいことなのか、自分たちは子孫
のために何をしたらいいのか考えさせられます。
 環境を考えているあなたにお勧めの一冊です。
環境問題はなぜウソがまかり通るのか3 (YosenshaPaperbacks(035)) (Yosensha Paperbacks 35)   環境問題はなぜウソがまかり通るのか3 (YosenshaPaperbacks(035)) (Yosensha Paperbacks 35)
武田邦彦
洋泉社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,000
円 (税込み)
エコを疑い、否定し、その後はどうする? 本書は材料工学などを専門とする著者が、学術論文のように、序論、検証方法、
現状と考察、結論(著者の主張の確認)といった流れに沿って各章、各項目で
背景から現状把握、そして展望などを探っていきます。

取り上げている内容としては、エコ生活、地球温暖化、エネルギーと食料、
「こころ」、のそれぞれと環境問題に関する考察が各章に割り当てられています。

本書を通じて、ほぼ全ての内容が現在の主流として語られている「エコ生活」を
否定することになるので、読んでいる側としては、何を信じてよいのか分からない
状況に陥ります。

その根底にあるのは、業界団体と政府(国際機関)の一方的な経済的視点から
消費者を躍らせることに力点が置かれていることで、本当にエコであるかどうかの
議論を他所に、国民の「非エコ生活」を改めるように誘導されている、と著者は
述べています。

家庭でのCO2削減を強要し、エコ生活のために新たに商品を売りつけ、そして
環境対策のための天下り先を提供する、という現在の状況では将来的な環境に
対しての改善を図れないと切り捨てます。

既に議論には決着がついていると一般に言われる、地球温暖化の実態を再度
見直すなど、前提から考えていく姿勢には共感できますが、本書の結論として
述べられる、自然との対峙する理想が「人間以外の生物を生き物として認め、
それらに生存権と所有権を与え、都会の真ん中に牧場をつくり、従来のエコ生活から
少し距離を置く」ことを実践していれば、私達の求めるもの、本当の人生が
見えてくるというのでは、余りにも楽観的、かつ安直に過ぎるのではないか
という気がしました。
間違いだらけのエコ生活―「地球にやさしい」は本当か?   間違いだらけのエコ生活―「地球にやさしい」は本当か?
武田 邦彦
主婦と生活社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,050
円 (税込み)
前半は常識破り、後半は極めて常識的  筆者は最近よくテレビにも出ては、「リサイクルをしてはいけない」と呼びかけている。
 なるほど、最初のうちはリサイクルのもつ負の面がこんこんととかれている。しかし、後半になると、限りある資源を使い尽くしてしまわないようにするには、「節約」しかないというまっとうな意見が述べられている。大変常識的だ。環境問題に関する本は、関心のない人にこそ読んでもらわなければならないのに、そういう本を読んでいるのは関心の高い人である。本書のように、衝撃的なタイトルがつけられていれば、あまり環境問題に関心のない人も手にとって読もうと思うかもしれない。筆者はそこまで考えてこの書物を書いたのだろうか。
環境にやさしい生活をするために「リサイクル」してはいけない (プレイブックス)   環境にやさしい生活をするために「リサイクル」してはいけない (プレイブックス)
武田 邦彦
青春出版社
おすすめ度:
価格: ¥ 893
円 (税込み)
工学の視点から環境問題を考える 「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」で有名になった著者の早い段階の著書である。まだあまり知られていない頃の著作なので政治問題に巻き込まれず、純粋に自己の考えを述べている著書である。以後の著書の出発点となる視座が多く含まれている。

本書では著者の環境問題に対する基本的な立場を知ることができる。
大雑把に著者の主著をまとめるとリサイクルは無理・矛盾があるということである。

いくつかの無理・矛盾をあげているが、個人的に面白く感じたのは「使えば劣化する矛盾」「「下位の用途」がない矛盾」「資源をかえって浪費する矛盾」である。
どんな物質も使えば使うほど劣化する、劣化した材料をリサイクルしなければならない無理・矛盾。リサイクルしなければならないのでその劣化したリサイクル製品があふれる。使う用途がないので無理矢理ようとを考え出さなければならない無理・矛盾。そしてリサイクルすることによって新しく作り出すよりもより多くの資源を無駄遣いしてしまう現状のリサイクル産業。
著者の主張を見ると環境問題は政治問題であることがよくわかる。

著者の環境問題を語る上での立脚点は工学である。
もともと資源材料工学が専門の著者はリサイクルを工学の視点で眺めている。そしてリサイクルは資源の無駄遣いという結論に達したようだ。
特に「分離の科学」についての説明は興味深い。「捨てればゴミ、分ければ資源」というが、濃度が低ければ価値がなさないという視点、分離するための労力がかえって資源の無駄遣いになっているという状況はリサイクルの現状を考える上で貴重な意見である。

以後の著書では今ひとつ怪しいデータの扱いや論証の進め方も見られる著者であるが、本書は自分のホームグラウンドである工学の話題に絞られているため、納得して最後まで読み通せるものであった。最近の著者は完全に政治問題としての環境問題に取り込まれている観もある(意図的かもしれないが)。誰もが政治的になってしまうのが環境問題の怖さでもあるということを改めて実感する機会にもなった。
リサイクル幻想 (文春新書)   リサイクル幻想 (文春新書)
武田 邦彦
文藝春秋
おすすめ度:
価格: ¥ 693
円 (税込み)
武田邦彦先生の正体を見極めるのに最適!  『環境問題では何故ウソがまかり通るのか』(洋泉社)を読み、衝撃を受け、著者武田邦彦先生の他の著書も読んでみようと、検索したところ、何と!国債について書いている?!早速通読。→良かった〜。武田先生の正体が判りました。
 
 ま、専門外の金融部門にまで口を挿んだのが運の尽きでしょうね。素人の私でさえアレっと思うような記述が頻出。疑問点に付箋を貼ってたら、付箋だらけになってしまった。極重要な一例は、武田先生は国債を買うと、国の借金は後で、税で補填されるだけだから何重にも負担する(金を払う)事になるって言ってるが、税は国債を買わずとも払わねばならぬので、それを国債購入のデメリットとしてカウントするのはいかにも不合理。
 又、第3章の冒頭で、「50歳から年金を支払う」ことを勧めておられるが、少なくとも公的年金は25年以上の加入期間が必要なので50歳からでは最低加入期間を満たせない。よってかえって損をすることになる。
 その他細部の出鱈目、不正確な記述は至る所にあり、武田邦彦という著者の著述スタイルが如何なるものかが痛感された。

 特に『環ウソ』関連で感心した人には一読をお薦めします。

国債は買ってはいけない!   国債は買ってはいけない!
武田 邦彦
東洋経済新報社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,575
円 (税込み)
べつに・・・ 新聞やニュースを見ていれば
得られる情報ばかりが羅列されている。

文章もあまり上手ではないので読むのに疲れる。

新聞やニュースを見るのが億劫で
バイオエタノールのことなど
まとめて情報を得たい人には良いかもしれない。

新たな発見はナシ。
バイオ燃料で、パンが消える (PHP Paperbacks) (PHP Paperbacks)   バイオ燃料で、パンが消える (PHP Paperbacks) (PHP Paperbacks)
武田 邦彦
PHP研究所
おすすめ度:
価格: ¥ 1,000
円 (税込み)
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