池田 清彦 - 和書 - 子供と読む絵本の旅
簡単な言葉で書かれているのに読みにくい!? 池田清彦は、けっこう好きで、よく買います。この本も、いつもの池田節炸裂で、おもしろいです。なるべく簡単な言葉で書こうとしたのでしょう。高校生ぐらいから読めるでしょう。

しかし、池田の文章って養老孟司と同じで、なんとなく読みづらい。クセがありますね。

まあ、一読の価値は十分あるでしょう。安いし。
正しく生きるとはどういうことか (新潮文庫 い 75-3)   正しく生きるとはどういうことか (新潮文庫 い 75-3)
池田 清彦
新潮社
おすすめ度:
価格: ¥ 460
円 (税込み)
環境問題を考える上で非常に参考になりました。 世の中で言われている環境問題の大半が大きく間違っている事に気付かされました。
仕事柄、企業の環境問題などに携わることが増え、近年ではやたらと関心が高まってきています。その中で多くの企業が自分たちのイメージ戦略の一部として環境への姿勢を表明していきます。そのやり方の大半は、巷で話題になっているCO2削減などのキーワードを取り扱うことです。
仕事はとはいえ、非常に矛盾を感じています。日本の企業としてやらなくてはいけないことは消費者への迎合ではなく先導だと思いました。確かに商品を売り上げるためには消費者に対してよい印象と分かりやすい説明は必要だと思いますが、この問題はいち企業の利益だけで解決される問題ではないはずです。っと思いながらも仕事上それの感情を隠しながら企業のイメージを保つことを進めなくてはならない状況がなんとも、、、
この本の内容が多くの人に理解されることを願っています。
ほんとうの環境問題   ほんとうの環境問題
池田 清彦
養老 孟司
新潮社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,050
円 (税込み)
全部に同意できる訳ではないけれど 生物学をベースに社会学と自分の人生哲学を、しばしば脱線しながら語るエッセイです。なかなか斬新な切り口にハッとさせられるところもあり、はたまた「それは極端だよ」といいたくなるところもありますが、世間とは関係なくご自分の主張をされているところが面白く読めました。
(本書では最後の1章にでてきただけでしたが)著者の主張するリバータリアリズムには同調できませんが、例えば「人間の本質って多数派の情緒のことなんだ」といった視点などには素晴らしいと感じました。それに括弧書きの部分などには遠慮と言い訳が見えたりして、もちろん次の文庫も購入します。
やがて消えゆく我が身なら (角川ソフィア文庫 372)   やがて消えゆく我が身なら (角川ソフィア文庫 372)
池田 清彦
角川グループパブリッシング
おすすめ度:
価格: ¥ 660
円 (税込み)
思ったほど面白くなかったな タイトルに惹かれて買ったけど、思ったほどは面白くなかった。
380円というのも、買ったときには「安い!」と思ったけど、読み終わった後は「ああ、馬鹿だな。これは買わずに図書館で借りて読むべきだった。読み返さないから」と思った。
底が浅いんだもの。
何度も作者のプロフィールを読み返してしまいました。これほど底の浅いことを書くのは、どのような人かと。するとそうそうたる学歴をお持ちの大学教授でしたか。たくさん勉強されたであろう方が、こういうこと書いてはいけませんね。
ボランティアはしないほうがカッコいいとか、おせっかいはなるべく焼かない、心をこめないで働く、車も来ないのに赤信号で待っているのはバカとか。いわばこういう考え方の人が多くなったからこそ日本がおかしなことになっているこの時期に、なんとアンタイムリーな主張でしょう。
それから文体に独特のクセがある。「・・・はやめようね」とか「しましょうね」「なりましょうね」とか。それこそおせっかいなおばさんが小さな子供に言い聞かせているみたい。(それもおかしな主張を)
他人と深く関わらずに生きるためのシステムのところは最低。作者は、少子化については歓迎しているくせに、買い渋りに関しては否定的なようだ。それこそ余計なお世話だ。相続税を極大にするのもやめて欲しい。
個人情報の保護と差別のところはとても面白かった。
他人と深く関わらずに生きるには (新潮文庫)   他人と深く関わらずに生きるには (新潮文庫)
池田 清彦
新潮社
おすすめ度:
価格: ¥ 380
円 (税込み)
単純な事実と複雑な事実 池田先生と養老先生が前作『ほんとうの環境問題』に続き、地球温暖化問題について大いに
語りまくります。

前半が池田先生の論考で、地球温暖化脅威論こそが脅威であり、エネルギー問題と人口問題が
ほんとうの環境問題だということが述べられています。

後半では、例によって「あったりまえじゃないか」という感じで養老先生が登場。
二人の座談は大いに盛り上がり、ほとんど暴走状態です。

二人に共通の考えは「単純な事実と複雑な事実」の二つのように思えます。

(1)単純な事実
    生命とは炭素循環系。(植物はCO2を取り込み光合成でエネルギーを作り、
    動物はその炭素を酸化(呼吸)しCO2を排出することでエネルギーを
    取り出している。)

    「脱炭素社会」などといっている人に対しては、「あなたの体でいちばん多い
     原子は何だか知っていますか?」と聞いたらいい。
    養老先生(117頁)

(2)複雑な事実
    CO2だけで地球温暖化を説明できるはずがない。気候変動という複雑なことを
    説明するには複雑なモデルがいる。
    池田先生(128頁)  

生物学から見た環境問題とは何か。ヒラメキ・ぶっ飛び型の対談をお楽しみください。

(但し、養老先生が嫌いな人にはあまり・・・・・・ )       
正義で地球は救えない   正義で地球は救えない
池田 清彦
養老 孟司
新潮社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,050
円 (税込み)
一つの見方 年を取ると考え方が一方向からしか見えなくなります。
私は特にその方向が強いと感じていました
この本は私に多くの方向性を教えてくれました
人によって受け方も感じ方も違うでしょうが
一つの視野を広げる意味で良い本だと思います。
やがて消えゆく我が身なら   やがて消えゆく我が身なら
池田 清彦
角川書店
おすすめ度:
価格: ¥ 1,365
円 (税込み)
講義ライヴの論調で好感が持てる ポイントを挙げてみると・・・

規約主義。その問題(旧説が新説に取って代わられることの説明)。
「規約」とは自然言語を基礎的規則としてもつ、現象から何らかの同一性への
変換規則(同型性)のことであり、科学とはこの規則の同型性を通して獲得した
何らかの同一性が、すべての人々にとって共通であるという確信(信憑)を
繰り返し相互に確認し合うゲームである(101頁)。
「コトバ」とは変なる現象から不変なる何かを引き出すことができると
錯覚するための道具の1つである(70頁)。
カントは人間であれば皆基本的には同じ認識装置を持っていると考えたし、
ユクスキュルは同種の生物の環境世界は皆同じだと考えました(94頁)。
シニフィエ=現象から引き出された同一性、シニフィアン=表記(100頁)。
科学とは現象を何らかの同一性によってコード化(言いあてよう)とする
ゲームである(146頁)。
生物の生物たるゆえんは個体性(あるいは現象性)自体にある。
これは時間を含んで変なるものである故に、不変の明示的な形式に変換する
ことは論理的に不可能だ。だからあくまでも形式を追求することが科学だと
主張するのであれば、生命現象をコード化する最終規則は非明示的な形式
である(230頁)。

構造主義科学論の冒険 (講談社学術文庫)   構造主義科学論の冒険 (講談社学術文庫)
池田 清彦
講談社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,008
円 (税込み)
環境問題のウソはイケナイと思う、でもホントのことが知りたい場合は?  著者は、この本で四つの環境問題(地球温暖化、ダイオキシン、外来種、自然保護)を例に取り上げて、それらが世界的規模で問題視されるほどの根拠を持っていないこと、或いは信じられないことに全くウソであるところもある、ということを主に科学的見地から述べています。著者のやや斜に構えた言い回しを補正して理解すれば、その主旨は妥当で面白く読むことが出来ます。

 ところでこの場合(環境問題)についても、科学的つまり客観的事実に根拠を持つ部分が大きいはずの事柄について、ウソをついたりウソに踊らされたりするホントの理由の方が知りたくなりますが、それはこの本の趣旨ではないからあまり書いてありません。だけど、そこには付和雷同する大衆や、それを己の力にして利を得ようとする人間存在を窺わせます。

 この本には、自然と人間の関係に関する著者の考え方が述べられている箇所があって、小生にはむしろそちらの方が面白い部分でした。例えば、著者は「20世紀半ばを過ぎる頃までには、人間の科学技術は自然生態系を人為的に改変することができるまでに強力になった」と認識し、「自然物に生存権があるという考えは端的に間違っていて、我々は回復可能な範囲内で自由に自然物を利用してよく、自然保護はした方が良いことは決まっているが、その理由は自然のためではなく人間のためであり、重要なことは目的によって自然の利用に価値付けするのではなく持続可能な利用なのだ」と述べています。ひょっとすると、著者がホントに言いたいのは、環境問題のウソの一番怖い部分は、歴史上繰り返し立ち現れてきたイデオロギー対立+利害対立の新手のネタである、ということが隠されている、というところかも。考えすぎかも。
環境問題のウソ (ちくまプリマー新書)   環境問題のウソ (ちくまプリマー新書)
池田 清彦
筑摩書房
おすすめ度:
価格: ¥ 798
円 (税込み)
楽しく生きるのに努力はいらない―元気がわき出る50のヒント   楽しく生きるのに努力はいらない―元気がわき出る50のヒント
池田 清彦
サンマーク出版
おすすめ度:
価格: ¥ 1,680
円 (税込み)
いくら評価されても過ぎるということがない歴史的一冊 池田清彦がはじめて「世直し」を意識して書いた本であり,その後の池田清彦の社会評論に関する議論の中核的なアイディアは,この1冊に凝縮されているといえよう。

個人的な感情論や道徳論の域をでない言論が多いなか,この本はすべて1つの原理をもとに展開されており,多くの本を読んできたが,社会原理論としてこれ以上優れたものを知らない。
その原理は【人々が自分の欲望を解放する自由(これを恣意性の権利と呼ぼう)は,他人の恣意性の権利を不可避に侵害しない限り,保護されねばならない。但し、恣意性の権利は能動的なものに限られる。】といういたってシンプルなものだが,有用性,汎用性ともに極めて高い原則となる考えであることは,本書を読んでもらえればわかるだろう。

この本を読んだときには,あまりに凄すぎて,社会システム論,道徳論という点で,これを超える本はもう出ないだろうと,しばらく呆然としたほどであった。「いくら評価されても過ぎることがないといって良いほどもっと評価されてしかるべき本」だと思う。

特に是非,政治志望の人にも読んでもらいたい一冊。というのも,この本に書いてあることが,少しでも実現されるようになれば世の中もっとよくなるに違いないからである。

正しく生きるとはどういうことか   正しく生きるとはどういうことか
池田 清彦
新潮社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,365
円 (税込み)
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