沢木 耕太郎 - 和書 - 子供と読む絵本の旅
沢木耕太郎独自のアプローチによる映画論集。  他のレビュアーの方と同じ書き出しになってしまうが、映画が好きである、当然、映画について書かれた文章を読むのも好きになる。映画と言うのは、あらゆる芸術表現の中で、それに触れる者が最も受動的に感受出来るエモーショナルな総合エンタテインメントであるから、映画について何か書くと言う行為は、評論家、ジャーナリストに止まらず、イラストレーター、エッセイスト、タレント、デザイナーから我々一般人まで昔からあらゆる分野の人々で行われてきた。ところが、その中で、作家が映画について言及している事は、映画好きが多いにも拘らず、同じ創作活動に携わっている事からくる配慮なのか、意外なほど少ない。そんな中、沢木耕太郎は、新聞や雑誌紙上で、映画について積極的に語っている希有な作家である。しかも、そのどれもが納得させられるのだ。映画の登場人物の内面を掘り下げ、洞察する力は、ルポルタージュ作家として、絶えず“生身の人間”と“人生”を凝視してきた沢木の真骨頂だ。映画と言うフィルターを通しながら、「ありえたかも知れない」あるいは「使われなかった」人生を解析しながら、読み手にも、自身のケースを夢想させたり、思いを馳せたりする事を喚起させる魅力を持った1冊。論じられている映画はマイナーな作品が殆どだが、DVDやヴィデオ化されているモノは多い。
世界は「使われなかった人生」であふれている (幻冬舎文庫)   世界は「使われなかった人生」であふれている (幻冬舎文庫)
沢木 耕太郎
幻冬舎
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価格: ¥ 600
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冠 廃墟の光 (朝日文庫 さ 39-1)   冠 廃墟の光 (朝日文庫 さ 39-1)
沢木 耕太郎
朝日新聞出版
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価格: ¥ 735
円 (税込み)
想像を絶する 私は低山ハイカーなので高い山はもっぱら本や映像で楽しむだけなのですが、山野井夫妻のギャチュンカンの経験は凄まじいとしかいいようがないです。
渡したロープにブランコのように座って一晩ビバークとか(もちろん極寒のなか)目が見えなくなって素手で岩壁を探るとか、もうこれで今生の別れと思い立ち上がれない奥さんの写真を撮るところは泣けて泣けて・・・。
フィクションより凄いノンフィクションです。
凍  
沢木 耕太郎
新潮社
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価格: ¥ 1,680
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沢木作品の中で唯一手元に残した本です 1年掛けて、大陸を貧乏旅行する経験自体は、良いことだと思うのですが、沢木節よろしく「だから俺は、他の若い奴より偉いんだ」的な態度には苦笑してしまいました。
でも、読み物としては面白いです。入社試験時の敵前逃亡に対し、もっともらしい言い訳をする所は「自分には優しい人なんだなぁ」と人間、沢木耕太郎さんを見た思いがして、良かったですね。バックパッカーやった奴が偉らいなら、日本で義務化すれば良い。とおもわせる逸品です。
読み物としては、面白いのでオススメです。
深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)   深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)
沢木 耕太郎
新潮社
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通りすがりのバイオ研究者 彼の本はノンフェクションを中心に何冊か読んだことがあるが、
自分の生い立ち、父親への想い•不思議な関係を含めて、
これほど自分の内面をさらけ出した本は初めてである。
そのような点で非常に興味深く楽しく読めた。
沢木耕太郎の新たな面を見いだした気がする。
著者の人物像を知りたい人にはお勧めの一冊である。
無名 (幻冬舎文庫)   無名 (幻冬舎文庫)
沢木 耕太郎
幻冬舎
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あくまでも読み手を意識した「日記」ではあるが 人の内面というものは、その人が著名人であればなおさら知りたくなるものだ。
その欲求に半ば応えてくれたが、もともと発表されることを前提にした日記だけに、
そこここに作為的な視点、整えた体裁が見えるのが惜しい。

ただ、沢木作品の生まれてゆく過程、生まれぬままになっていく過程を、
作者の生活や趣味、育児と平行して眺めていくのは生々しくてとても興味深い。
娘に聞かせる創作童話は、自分もやってみようかなという気にさせられた。
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沢木 耕太郎
スイッチパブリッシング
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一号線を北上せよ<ヴェトナム街道編> (講談社文庫)   一号線を北上せよ<ヴェトナム街道編> (講談社文庫)
沢木 耕太郎
講談社
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「愛」という言葉を口にできなかった二人のために   「愛」という言葉を口にできなかった二人のために
沢木 耕太郎
幻冬舎
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一編『ネクタイの向こう側』 人生は自分が考えている以上に短いし、行きたい場所や会いたい人、手に入れたいモノはその時に行かなければ会っていなければ手に入れなければ多分後で悔やむ事になるだろうと
彼らの流儀 (新潮文庫)   彼らの流儀 (新潮文庫)
沢木 耕太郎
新潮社
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心揺さぶられる旅路に感動 私がヨーロッパをバス旅行したのは、沢木青年の旅から30年近く後ですが、それでも、旅する者・地元の旅人に対する反応などは、時代に関係なく、普遍的なものなんだと感じました。私自身、自分の旅を思い起こし、「もう一度旅に出ようか」と思わせてくれました。

東南アジア、特にマカオでのカジノに対する熱狂ぶりは読んでいて楽しく、ギャンブルに揺れる人々の心の変化を実に見事に表現していました。

ストーリーとしては、香港からマレーシア、シンガポールとたどり、そこからインドを抜けるところまでは、心理描写も細かく、ちょっとしたできごともありありとイメージできるように表現していましたが、欧州に入ってからは、沢木氏自身の旅に対する慣れもあってか、なんとなく、トーンダウンしてきた感が否めませんでした。

それでも、「長く何の目的もなく、ブラブラとユーラシア大陸を横断する」という、およそ現実世界からかけ離れたことを疑似体験できるこの小説は、ストレスに満ちた生活をしている人にとっては、とても楽しい1冊になることでしょう。

私は、前の会社を退職し、次の会社に転職するちょうどその谷間に読みました。自分の人生を見つめなおす意味でも、心に残る作品となりました。
ミッドナイト・エクスプレス (沢木耕太郎ノンフィクション8)   ミッドナイト・エクスプレス (沢木耕太郎ノンフィクション8)
沢木 耕太郎
文藝春秋
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円 (税込み)
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