|
読みやすい!
はじめて清水幾太郎の文章に触れました。
「読、読みやすい・・・」。 かつてこの文章をして大衆を魅了した理由が 瞬く間に理解できました。 本書は、良くも悪くも、エッセイですね。 清水氏の残された膨大な論文に触れることで、 これから、本書に書かれた意味を理解して いこうと思います。 |
|
私の文章作法 (中公文庫) 清水 幾太郎 中央公論社 おすすめ度: 価格: ¥ 620 円 (税込み) |
|
読みやすい!
はじめて清水幾太郎の文章に触れました。
「読、読みやすい・・・」。 かつてこの文章をして大衆を魅了した理由が 瞬く間に理解できました。 本書は、良くも悪くも、エッセイですね。 清水氏の残された膨大な論文に触れることで、 これから、本書に書かれた意味を理解して いこうと思います。 |
|
私の文章作法 (中公文庫) 清水 幾太郎 中央公論社 おすすめ度: 価格: ¥ 620 円 (税込み) |
|
わが人生の断片〈下〉 (1975年) 清水 幾太郎 文芸春秋 おすすめ度: 価格: ¥ 1 円 (税込み) |
|
倫理学ノート (講談社学術文庫) 清水 幾太郎 講談社 おすすめ度: 価格: ¥ 1,365 円 (税込み) |
|
本はどう読むか (1972年) (講談社現代新書) 清水 幾太郎 講談社 おすすめ度: 価格: 円 (税込み) |
|
「社交学」ノート―世紀末に生きる (NESCO BOOKS) 清水 幾太郎 ネスコ おすすめ度: 価格: ¥ 756 円 (税込み) |
|
社会学入門 (1959年) (カッパ・ブックス) 清水 幾太郎 光文社 おすすめ度: 価格: 円 (税込み) |
|
自伝の傑作、時代史の名著〜復刊を望む
清水幾太郎の目を通した戦前から昭和30年代までのおはなし。以前から一再ならず通読したほどの魅力がある。著者の目を通した時代の姿が何よりも貴重。或る時期までインテリの多くは左翼で、それも、一言発すれば大体世界観も人生観も判断力も丸見えになるような残念な人たちばかりで、右か左か以前に、貧しすぎて何に就け参考にならなかったが、著者は、そういう一群から一頭地抜けていた。現実感覚が優れている、といえばそれまでだが、勘の良さ、感受性は抜群で、それが「思想」で濁っていないところが良い。それは、何よりも明快で鬱陶しくない文章に表れている。尤も、昭和四十年代末期になって振り返っての話だから、著者とても、各時代時代では、時代の流れの中で、大いに左翼的でもあり、イデオロギーが先行しても居ただろうし、だから、全面講和、六十年安保と、大舞台の動きでは、全部現実に裏切られて(?)、悲喜劇に転落もしたのだろう。そんな悲喜劇を味わったことが、本書のモチーフであるかのようだ。一方で、著者の飛びぬけた才覚と、しかし、刻苦努力しては色んな壁に突き当たり、背負い投げを食らわされては、がっかりしながら、それでも時代を走り抜けている姿がとても魅力。でも、悲喜劇的な人物や状況は、著者だけでなく、本書の随所に現れる。結局、社会とは、振り返ると全部悲喜劇としか映らないかのようだが、そんな点も、共感してしまう。けれど現実を捨てずに真摯にまっしぐら、というところが良い。目線も、偉そうなところが無く、鼻につかないのも、著者の頭のよさと良識のためだと思う。同じ時代、丸山真男は、出版用で無いとは言え、「自己内対話」で、東大法学部の「リベラルな世界の空気」を「酸素吸入器」のように吸った、とか、小林秀雄が、道頓堀で、突然、モオツアルトのト短調シンフォニイが頭の中で鳴ったとか、書いていたが、その種の気取り屋の頓馬なことは絶対言わないのが著者の良いところだ。何に就け、現実に向き合った著者の正直な発言は立派だと思うが、著者の最晩年、「日本よ国家たれ」を書いたことで、著者の評価を「自動的に」零点にしてしまうような、そんな視野狭窄症が「思想界」には多い。ほとほとがっかりして亡くなった事だと思う。 |
|
わが人生の断片 (上) (文春文庫 (398‐1)) 清水 幾太郎 文芸春秋 おすすめ度: 価格: ¥ 399 円 (税込み) |
|
「が」を警戒しよう
論文の書き方だけでなく、こういったレビューのような短い文章でも役に立つ文章の書き方に使える考え方を示しています。
IIIには、「が」を警戒しようという章になっています。 「私は、こう思いますが、そうでない場合もあります。」 というよりは、 「私はこう思います。しかし、そうでない場合もあります。」 の方がよいと思われます。 自分でこのレビューを書いている最中でも、「レビューを確認する」時に、2つのことに注意しています。 一つは、文章を入れ替えて、論理的なつながりを分かりやすくすること。 もう一つが、長い文章を、短い一つの論理だけの文章にすることです。 前者は、 V「あるがままに」書くことはやめようという章に関係しています。 最初に読んでから、すでに30年経っていますが、今でも役に立っています。 というか、 最初に読んでから30年経っています。今でも役に立っています。 の方がいいと思います。いかがでしょうか。 |
|
論文の書き方 (岩波新書) 清水 幾太郎 岩波書店 おすすめ度: 価格: ¥ 735 円 (税込み) |
|
論文の書き方 (1959年) (岩波新書) 清水 幾太郎 岩波書店 おすすめ度: 価格: 円 (税込み) |
|
新しい経済 (1964年) (岩波新書) 清水 幾太郎(翻訳) 岩波書店 おすすめ度: 価格: 円 (税込み) |