穂村 弘 - 和書 - 子供と読む絵本の旅
ささやくように話す人と相席したうような時間 肌が切れそうに寒い日に、暖かい室内で、ささやくように話す人の話を聴いてたような感覚になる本だった。
内に内に向かってゆく感受性を持つ人が日常生活で感じること
自分が大切にしていることを打ち明けているようで流すようには読めない。
この本から勢いとか熱情といった激情などではなく
何かを求めて探し続けてる人の信念を感じる。
ひたすら歩き続けて止まらない探す行為をしてる人。
そんな人と静謐な時間を共有できる味わいある1冊。

もうおうちへかえりましょう   もうおうちへかえりましょう
穂村 弘
小学館
おすすめ度:
価格: ¥ 1,470
円 (税込み)
ほむらさんの大傑作! すばらしいリリシズムと寂しさ、毒あることば選び・・・
立原えりかの乙女チックと塚本邦雄の残虐

寺田さんのかわいらしいイラストも、ポケットに入れたい一冊。

短歌という爆弾でのべていたくびれのある作品がばっちりつまっていた
求愛瞳孔反射 (河出文庫 ほ 6-1)   求愛瞳孔反射 (河出文庫 ほ 6-1)
穂村 弘
河出書房新社
おすすめ度:
価格: ¥ 494
円 (税込み)
実は、私も世界音痴だった この本を読んで、あまりにも自分と似ているので驚きました。普通の人が普通に振舞う「自然に」ということができない、そのことを表した「世界音痴」という造語はみごとですね。私も実は世界音痴でした。寿司屋での注文が「自然に」できない、半そでを着始めることが「自然に」できない、などなど。かなり誇張されたことも多いですが、かかれているエピソードの大半が共感できることでした。でも、これは案外多くのひとが他人にはいえないけど思っていることだったりして。

それぞれの文章の終わりに付された短歌も秀逸。

置き去りにされた眼鏡が砂浜で光の束を見ている九月
ほんとうにおれのもんかよ冷蔵庫の卵置き場に落ちる涙は
甘い甘いデニッシュパンを死ぬ朝も丘にのぼってたべるのでしょう
終バスにふたりは眠る紫の〈降りますランプ〉に取り囲まれて

世界音痴   世界音痴
穂村 弘
小学館
おすすめ度:
価格: ¥ 1,365
円 (税込み)
文学的恋愛妄想男のエッセイから今の文壇の奇妙な雰囲気が解る 最高に笑えます。思わず顔がにやにやしてしまうので、電車の中では読めません。しかし、今の恋愛の「本質」が解る本でもあります。「異性の優劣を評価して商品のように恋人を選択する恋愛」と「自らの軸を持ち、ぶれない魅力のある相手にはまってしまう恋愛」の二通りの恋愛が描かれています。私は前者の恋愛はしたことがありませんが、こちらのつまらないタイプの恋愛に浸っている人は結構多いんじゃないでしょうか。しかし今の文壇ってこんな考えかたをする軽い人たちが群れているんでしょうか?だとしたら今の純文学がつまらないのもよく分かります。私にとっては、おもしろさと、嫌な感じの同居する本です。
もしもし、運命の人ですか。 (ダ・ヴィンチブックス)   もしもし、運命の人ですか。 (ダ・ヴィンチブックス)
穂村 弘
メディアファクトリー
おすすめ度:
価格: ¥ 1,365
円 (税込み)
短歌中級者〜上級者向けの歌集 「土曜の夜はケータイ短歌」のゲスト歌人としても有名な穂村弘さんのベスト版歌集。
いままでに発行された歌集から穂村さんが選んだ短歌や、この本のために書き下ろした
新作短歌、エッセイなど、たっぷり収録されています。

あまり短歌の経験の無い初心者の方には解釈の難しい短歌も収録されていますので、
自分の短歌の幅を広げたい人や、もっと色々な形式の短歌を読んでみたい人にはぴったり。

私はこの歌集を読んでから短歌のとらえ方が変わりました。
ラインマーカーズ―The Best of Homura Hiroshi   ラインマーカーズ―The Best of Homura Hiroshi
穂村 弘
小学館
おすすめ度:
価格: ¥ 998
円 (税込み)
とりわけ 「うこん」と「ちんすこう」の話だけでも読む価値はあります。
にょっ記   にょっ記
穂村 弘
文藝春秋
おすすめ度:
価格: ¥ 1,300
円 (税込み)
短歌の友人   短歌の友人
穂村 弘
河出書房新社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,995
円 (税込み)
爆笑しました 自虐ネタは、それだけであるあるネタというか、どっかで聞いた事あるような話になることが多いし、または無理に自分を卑下していることが分かってしまい、読んでいてさめてしまうことも多いです。
が、これは違う。
エピソードのリアルさと新しさに、そして無理やり笑いをとろうとしてこないのに爆笑させられるユーモアのセンスに、釘付けになりました。
きっと本物の穂村さんは、短歌界において穂村以前以後で語られるくらいすごい人なのだから、しかも会社員をしながら作品を作るくらいなのだから、駄目な人じゃないと思うのです。
それを、こんなにも巧妙に「駄目な自分」として描けるのはすごい。
穂村さんのエッセイは刊行数が少ないので、もっとたくさん出てくれる事を望みます。
本当はちがうんだ日記   本当はちがうんだ日記
穂村 弘
集英社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,470
円 (税込み)
一冊で二度美味しい本 一冊で二度美味しい!、そんな楽しみ方の出来る本。
読んでいて、とあるロックバンドの『♪リアルより、リアリティー』って歌詞が頭に浮かんだ。

内容も、ダメ男として42歳まで生きてきた超世間知らずな作者の、
『ドキドキ!!○○初挑戦、緊張せず出来るかな!?』と言った所。

献血から、モデルルーム見学、占い、1日お父さん体験のような事まで。
様々な場面で遺憾なく発揮される情けなさ&ダメっぷり。小ネタも満載で描かれている。

「オイオイ、それ流石に嘘だろ!?そんな奴いないって!!」と突っ込み入れたくなる程、
爆笑しながら読める。のだが、最後の最後に出て来るのが、
帯にも書かれているプロポーズ場面。ここで一気に

「え、何、何!?これまでの流れなんだったの!?どれが現実で、どれが仮想!?」と、
作品の天地がひっくり返ってしまう!!この感覚味わってから、もう一度読み直して欲しい。
タイトル通り現実に入門するために作者が、どれだけ神経を張り巡らせて居るか分かると思う。

スパイスの様に挟まれた歌人としての穂村弘の姿と短歌。

自分が世界に存在してるリアルな実感がないからこそ、リアリティーを追求するのだなぁ、と。
飄々とした中に、読みごたえが隠れてる凄い一冊だと思います。是非、御一読をオススメします!!
現実入門   現実入門
穂村 弘
光文社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,470
円 (税込み)
本当はちがうんだ日記 (集英社文庫 ほ 20-1)   本当はちがうんだ日記 (集英社文庫 ほ 20-1)
穂村 弘
集英社
おすすめ度:
価格: ¥ 480
円 (税込み)
アイテム数:36/ページ数:4  次ページ