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蛸壺から抜け出す
本書では,専門分化された学問の現状が「学問の蛸壺化」と表現されており,
文学,教育学,独我論,精神医療,健康の不平等,EBM,実験研究,障害論 というトピックについて蛸壺からの脱出を目指した試みが提示されている。 こうした試みのなかで,構造構成主義の考え方が活用されており, 構造構成主義に関心のある人には,豊富な実践例となっている。 トピックは非常に多岐に渡っているので, 自分の関心のある論文だけを読んで問題意識を深めるのもいいし, さらに別の論文を読んで,構造構成主義の使い方を学ぶこともできる。 個々の論文はいずれも堅実に書かれているので, 各学問領域の現状をしっかりと把握できる点も評価できる。 構造構成主義シンポジウムの様子とその体験記も掲載されており, 講演や対談の内容だけでも興味深いが,それを見た人の視点から シンポジウム全体を追体験できるので,不思議な臨場感をともなって 楽しめるものとなっている。 いろいろ盛りだくさんな本。 |
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信念対立の克服をどう考えるか(構造構成主義研究 2) 西條 剛央(編さん) その他 北大路書房 おすすめ度: 価格: ¥ 2,730 円 (税込み) |









