酒井 穣 - 和書 - 子供と読む絵本の旅
顧客(読者)の視点を重視したこれまでにない戦略解説書 アカデミックな戦略関連の書籍とは一線を画す(小難しい表現が皆無ということ).ビジネス書仕様にて表現も比較的平易で,非常に読みやすく,一気に読み進んでしまえる.どちらかというと業務実践向けの内容であり,具体的な示唆も多いので,ビジネスマンには役に立つ記述が多いのではなかろうか?

これまでの戦略本は市場分析やその分析ツールのテクニカルな解説などに終始したものが多かったように思うが,本書はもっと概念的なところを「戦略とは何か」から丁寧に解説,その解説方法もオリジナリティーが高い.例示を用いた解説も読者の分かりやすさへの配慮が窺える.本文にもあるように,ビジネスにおける戦略は競合を意識することではなく,顧客との共通点(本書ではスイートスポットと言っている)を拡張することを意識すべきであり,それを読者(顧客)のために地でやっているのが本書の記述なのかもしれない?

話題の書籍ということで読んでみた.それなりの価値は十分得られるが,学術的な要素は意識的に外されており,大学の先生あたりは価値を認めない内容かもしれない.ただ,戦略の定義も筆者独自の説明によってなされており,賛否両論であろう? 小生は楽しませていただきました.

あたらしい戦略の教科書   あたらしい戦略の教科書
酒井 穣
ディスカヴァー・トゥエンティワン
おすすめ度:
価格: ¥ 1,575
円 (税込み)
初の「課長総論」といえるのではないでしょうか 本書に書かれている内容は、課長の役割、上司部下との接し方、問題への対応、スキルなど
ですが、特別に画期的なことが書かれているわけではありません。
おそらく課長になるまでの間に、教えられたり、自分の肌で感じたりして学んでいくもので
あると思います。

しかし、一方で多くのビジネス書がある中で課長のような中間管理職のノウハウを総論的に
著したものは皆無であったといえるでしょう。
自らの方法に間違いや漏れがないかを点検するものとして本書は有効に使えるものではないか
と思います。
はじめての課長の教科書   はじめての課長の教科書
酒井穣
ディスカヴァー・トゥエンティワン
おすすめ度:
価格: ¥ 1,575
円 (税込み)
戦略の教科書、延長戦。 「話せる人」であれば意識的であるか否かを問わず存在しているであろう、もう一人の自分。
本書はそこにスポットを当て、「話せる人」のインターナルな性質のベールを真に剥ぎ、今から鍛えるなら、の戦略を説いた、まさに「あたらしい」教科書。

また、本書において何度も登場するアルターエゴ。
言語あるところ、どこにでも存在し得るモノだとすれば、経営のあらゆる分野、更にそこから細分化された領域でも存在していることを示唆している。
複数の人格を駆使し「ひとり会議」を支配できることが、経営者の資格なのかも知れない。

謎かけ→研究→謎かけを常に繰り返し新境地のおまけつきで本質を探る姿勢、過ぎたる部分・不足部分のないよう熟考の跡が窺える解説など、
著者の人格を反映した超良書であると思います。

今年いちばん、親に紹介したい本。
英会話ヒトリゴト学習法   英会話ヒトリゴト学習法
酒井 穣
PHP研究所
おすすめ度:
価格: ¥ 1,365
円 (税込み)
プロジェクトマネジメントの説明 よくもわるくもプロジェクトマネジメントを仕事に応用することを書いています。
それだけですが、悪くない本です。
「先読み力」で人を動かす ~リーダーのためのプロアクティブ・マネジメント~   「先読み力」で人を動かす ~リーダーのためのプロアクティブ・マネジメント~
村中 剛志
日本実業出版社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,575
円 (税込み)
「能力主義」から「貢献主義」へというのは正しい  堀氏の自伝と思って読んだ方がよさそう。

 「一流(時代を切り開く人)は空気を読まない」という点については、人に追随する人が新しいフロンティアを拓くとはそもそも誰も思っていないだろうという意味で素直に同意できる。
 その意味で、ある場合には、KYもポジティブな意味合いを持たせるべきだと自分も思う。

 堀氏のキャリアもそれはすばらしいものであると同意できる。
 ただ、どこかキャリア自慢というか自己肯定的な言辞がいささか鼻につき、それが気にならないという人なら本書に高い評価を与えていいだろう。
 見方によっては、空気は読むけど迎合しない俺、自己主張を貫いても人が寄ってくる俺ってスゴイと自己陶酔しているように見える。

 やや勘違いもあるのではないかと思うのだが、どんな会社であれ、ここ10年の間に、空気を読んでいるだけで務まるようなポストは既に絶滅していて、堀氏ほどではないにしろ、孤立も恐れない人しか今や組織では管理職として生き残れないであろう。

 結論的に言えば、40過ぎの人間から見ると、ほとんど読み飛ばして読み終わる(読む部分がない)という印象で、あまりお勧めしない。
 一方、若い人であれば、人生の指針として、様々な形での活用の余地があるだろう。
一流の人は空気を読まない (角川oneテーマ21 A 88)   一流の人は空気を読まない (角川oneテーマ21 A 88)
堀 紘一
角川グループパブリッシング
おすすめ度:
価格: ¥ 740
円 (税込み)
アイテム数:5/ページ数:1