酒井 駒子 - 和書 - 子供と読む絵本の旅
小さな、美しい世界 「作家」としての酒井駒子を知る上で欠かせない一冊。
全体の構成は、「夜」「ぬいぐるみ」「団地」、など彼女自身が選んだという10のキーワードに沿って作品群が再配置され(例えば「夜」のパートには『金曜日の砂糖ちゃん』や『よるくま』などから「夜」のカットが集められ……)、それぞれのパートの間に、酒井さんをめぐる様々なもの・ことが挟み込まれたものになっています。
「様々なもの・こと」には、酒井さんの身近にある小さなものたち(みめ麗しい猫2匹も含む)の写真や、ご自身のエッセイ、生い立ちや絵本との出会いまでわかるロングインタビュー、作品の紹介、絵本のダミーやラフスケッチ、酒井さんの出会ってきた「大切な本たち」などなどがこれでもか、と盛り込まれています。しかも! 書き下ろしの絵本まで! とまあ、酒井さんに興味を持たれた方にはどんな入口からでも入れ、そして必ず新しい発見があるであろうとても価値の高いつくりになっています。
また、作品は、絵本の仕事だけでなく、一般の書籍や雑誌の表紙、映画のフライヤー、果ては学生時代の芝居のフライヤー(なんと酒井さんは役者さんだったことがある!)まで丁寧に網羅されており、ファンにはショッピングガイドとしても大変役立つでしょう(ただし、今や入手困難な「幻の仕事」も紹介されているので、コレクターさん的には逆に悔しい思いをするかもしれません)。
個人的には、「団地」のパートに載っていた酒井さんのエッセイ「団地の子ども」がとてもとてもいい文章で(作家さんに対して失礼ないいぐさですが)、多少時間がかかってもいいからこういう文章を集めて、画文集みたいなものを出してくれないかなー、きっと書棚の一番いい場所に置ける本になるなー、と妄想はめぐるのでした。
Pooka+―酒井駒子 小さな世界 (Pooka+)   Pooka+―酒井駒子 小さな世界 (Pooka+)
Pooka編集部(編集)
学習研究社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,470
円 (税込み)
リアルな記憶なのか幻想なのか・・・  三つのお話で構成されていますが、最後のフレーズに捕らわれて購入してしまいました。
 心の奥深くに眠っている幼児期の記憶や感覚を呼び覚まされる絵だと思いました。リアルな記憶なのか幻想なのか・・・。
 それっきりもどっては来ない。と、言うことはもう二度とこの世界には戻れないと言うことでしょうか?
金曜日の砂糖ちゃん (Luna Park Books)   金曜日の砂糖ちゃん (Luna Park Books)
酒井 駒子
偕成社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,260
円 (税込み)
切なさ、あたたかさでいっぱい! 何回読んでも泣けます。
「ぼく」の気持ちもとってもわかるし、「おかあさん」の気持ちもとってもわかる。

子供と大人のすれ違いや、素直になれない時。

そんな時この本を読んだりそっと差し出すことによって、相手の気持ちが理解できて、「ああ、こういう気持ちだったんだね」ってお互い思える仲直りにも使える絵本だと思います。
(*^_^*)

文字が一切ないページの存在感が抜群で、「ああこれぞ『絵本』だ!」と思いました。
この本に出会えて本当に幸せです。
ぼく おかあさんのこと…   ぼく おかあさんのこと…
酒井 駒子
文溪堂
おすすめ度:
価格: ¥ 1,575
円 (税込み)
子供の頃に出会っていれば・・・と後悔した絵本。 故 石井桃子氏の翻訳や、他の翻訳も出ているほどの名作とは、知らなかった。挿絵画家の酒井 駒子氏の挿絵のうさぎのカラーが、私が飼っているうさぎと似ていたので、買ってしまった。だが、ぬいぐるみのうさぎのせつない気持ち、ぼうやのうさぎへの愛情、なにも知らない私たち大人の理屈・・・。子供の頃、母は私に絵本をたくさん読んでくれたが、私はすぐに背伸びして、大人の本へと翼をはばたかせてしまった・・・。そして、大人になった今、心が本当に疲れてしまったとき、「〇〇すれば、ステキな女性になれる」なんて本に飛びつかず、絵本をただ静かに読むようになった。そして、この本を読んで悔しかった。「子供の頃に出会っていれば・・・!」。「愛されたい」と願うのは、人間でも動物でも同じである。今 飼っているうさぎを、もっと愛そうと思った。
ビロードのうさぎ   ビロードのうさぎ
酒井 駒子(翻訳)
ブロンズ新社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,575
円 (税込み)
ほんわか素敵な雰囲気のお話
いい子にはサンタクロースがやって来るクリスマスの夜。
だけど、男の子は、ぼくにはサンタさんは来ないかも…と落ち込んでいます。
そこへと突然やってきた可愛いクマさん、それが よるくま です。

クリスマスツリーに、の前で2人はすごし、男の子はよるくまにツリーのオーナメントをプレゼント。
よるくまは男の子と一緒に飛行機に乗りに行きます。
そこで、男の子は沢山の星がある素敵な夜空の元、飛行機で飛んで行き、
最後に見たものは…?

ほんわか素敵な雰囲気のお話。
子供にもおススメですが、きれいな絵と、お話の作りが、大人がみても楽しめる絵本だと思います。

 「ぼく… ぼくには サンタさん くるかなあ。こないのかもしれないね、だって ぼく わるいこだから。きょう ママに いっぱい しかられたから」
   そんな心配をしているぼくと、そんなの大丈夫だよと優しく寄り添ってくれるよるくまとが、一緒にイブの夜を過ごすお話。

   著者は着物のデザインなどを手がけた経験ももつフリーのイラストレーター。はっきりとした色でぬりつくされた背景に、優しく愛らしいタッチのイラストが絶妙なバランスで配され、場面場面に思わずひきこまれてしまう。黒い背景には明るい黄色のイラストが映え、あたかもきらきら輝くクリスマスの美しいイルミネーションが目の前に広がっているような気持ちになる。

   不安にふるえる小さな心が、優しさに包まれて安らかな心へと変わっていく。聖歌の「Sleep in heavenly peace」という一節を思い起こさせる心温まる絵本である。(石井和人)

よるくまクリスマスのまえのよる   よるくまクリスマスのまえのよる
酒井 駒子
白泉社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,050
円 (税込み)
あったかい みんなで仲良く遊ぼうね。
人(この本では、きつね)から、喜ばれるとうれしいね。
というお話に、あったかい気持ちになります。

酒井さんの、ホワ〜と優しい絵にも癒されます。
きつねのかみさま (絵本・いつでもいっしょ)   きつねのかみさま (絵本・いつでもいっしょ)
あまん きみこ
酒井 駒子
ポプラ社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,155
円 (税込み)
とくに寝かせつけにとてもいい一冊! ボクとおかあさんの寝る前の会話から
お話の中にスーッと吸い込まれていく。
気付くと自分もその中にいるよう!
夢か幻か、こっちかそっちか?
最後はあったかいお母さんの所へ。
いつ読んでもいいんだけど
とくに寝かせつけにとてもいい一冊!
3歳のうちの子は飽きる事なく2年近く愛読してます!
私も大好き。
 「ママあのね…きのうのよるね」
   ベッドに入ってママに見つめられながら少しずつ眠りに誘われていく1日のうちで一番穏やかなとき、ぼくがママに語りはじめる。昨日の夜、ぼくのところにやってきたくまの子「よるくま」とぼくの一夜のお話。いなくなってしまったよるくまのお母さんを一緒に探しに行く冒険物語。

   著者は着物などのデザインも手がけるフリーのイラストレーター。優しいタッチで描かれる人物や物のイラストと、はっきりとした色で塗り尽くされた背景との絶妙なバランスで、1ページ1ページがとっても印象的。ぼくとよるくまが見せるちょっとした表情が何とも言えず愛くるしく、かわいい。

   物語は「…しました」「…でした」というような親が子どもに読み聞かせるものではなく、ぼくとママの自然な会話で進められる。まだ字を読めない小さな子どもでも十分に楽しめる。(石井和人)

よるくま   よるくま
酒井 駒子
偕成社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,050
円 (税込み)
もろともに。 胸が痛くてことばが出ない。

突然の別離を、この悲しみを、どこに持っていけばいいのか。
ことりの死をただこころに抱いて、日を繋ぐくま。
胸塞ぐくまの想いにそっと寄りそったやまねこも、
きっと自分のなかにある同じ悲しみ、苦しみを再び感じたことだろうに。
いつも胸にしまってある想いに、再び向きあわねばならなかっただろうに。

生きていくことの不条理もやりきれなさもふたりは知ったのだ。
愛した思い出と喪った悲哀と、もろともに新しい朝を迎え続ける「覚悟」のようなものを、
ふたりの背中が語っている。 

くまとやまねこ   くまとやまねこ
湯本 香樹実
酒井 駒子
河出書房新社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,365
円 (税込み)
夢が膨らみました 酒井駒子さんのファンで、彼女がどんなふうに制作に当たっているのかを知りたくてこの本を買いました。
結局原稿作りの過程はわかりませんでしたが、どのような下絵を描いてこのような美しい絵ができるのかを知ることができ、とても参考になりました。
いろいろな方の、制作に臨む姿が垣間見え、大変勉強になりました。
一緒についている白紙の本にいつか自分だけの絵本が描けるといいなあと夢が膨らみました。
絵本のつくりかた〈1〉―あこがれのクリエイターとつくるはじめての物語 (みづゑのレシピ)   絵本のつくりかた〈1〉―あこがれのクリエイターとつくるはじめての物語 (みづゑのレシピ)
みづゑ編集部(編集)
美術出版社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,995
円 (税込み)
ゆき 雪が降って、ママと過ごした一日が
静かに描かれています。

酒井さんの絵は、やっぱり、かわいい。
たまに、絵だけをパラパラと見たりしますが、
今にも動き出しそうなかわいい、うさぎの男の子です。
ゆきがやんだら (学研おはなし絵本)   ゆきがやんだら (学研おはなし絵本)
酒井 駒子
学習研究社
おすすめ度:
価格: ¥ 1,260
円 (税込み)
アイテム数:25/ページ数:3  次ページ