門田 隆将 - 和書 - 子供と読む絵本の旅
少年法と死刑廃止運動の絶滅のために 理不尽極まる少年法と、その罪責に比して軽きに失する量刑で成り立ってきた日本の司法制度そのものを向こうに回して闘った本村洋氏を追い続けた貴重な記録。
理不尽に人を殺めた者はその生命をもって処断されることは当然。その当たり前のことが長らく守られなかった日本社会の繁栄は、本村氏のほか、それ以前にも存在した犯罪被害者の声なき声をときに無視し、ときに嘲笑することで成り立ってきたことに改めて思い至る。幸いにして、日本社会は社会の破壊者と呼ぶべき死刑廃止論者を駆逐できるあと一歩のところまでこぎつけた。キリスト教的価値観の跋扈する欧州による、国連を利用した死刑廃止圧力をはね退けるために、多くの人に本書が読まれ、その足跡を追って欲しいと願うものである。
なぜ君は絶望と闘えたのか   なぜ君は絶望と闘えたのか
門田 隆将
新潮社
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円 (税込み)
裁判官も人の子でしかない。 もうかなり以前、負けるはずのない裁判で苦々しい思いを味わった経験があります。裁判官も公務員の職種のひとつ。神ではない、一人の人間。その判断もいくら膨大な情報量の学問を勉強しようがその人物の人間性が全て肯定されるものとは限らない。本書に記載されている事件内容を読むと本当に憤りを感じる。たとえ多大な量の勉強をした人間でも高学歴の人間でも必ずしも常識があるかどうかということとはなにも裁判官に限ったことではない。しかし、たとえ一人でも人の命が関わった事件に誤った判決、常識では考えられない判決は決して許されないのだ。最近では時効を廃止すべきとか報復権を認めよというような意見も聞かれるがこれも司法に対する不信感の表れの一面であろう。現状の裁判制度では被害者がいくら適切な判決が下されたとしてもそれでもなお真に癒されることはないのだ。被害者にとって時はそれを風化させることはない。
裁判官が日本を滅ぼす (新潮文庫)   裁判官が日本を滅ぼす (新潮文庫)
門田 隆将
新潮社
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円 (税込み)
読み物としては面白いが... 現在では考えられないほどの熱気の中、学習院大学の奇跡の初優勝という物語自体は読み応えがありました。ただ毎度の事ですが、門田氏の著作は、すべて主人公(今回は井元俊彦氏でしょうか)に対する一方的な賛美・礼讃に終始し、深い考察や負の側面を全く描き出さない手法には違和感を禁じ得ません。井元氏が野球留学に対する闇ブロ−カ−的な行為で、数々の批判を浴びていることは高校野球ファンなら周知なことですし、おそらく金銭も絡むこれらの問題を「子どもの夢を助ける」などといった、それこそ「きれいごと」で締めくくったのにはガッカリしました。表舞台に出てこない人物に肉薄したのですから、それらの問題にも何らかの考察が示されてしかるべきだと思います。「甲子園への遺言」もそうだったのですが、ノンフィクションとは、主人公を一方的に持ち上げることではなく、負の側面(苦労話ではなく、他者や著者自身による批判的な目)にもあえて切り込んで、初めて重厚な作品に仕上がると思います。同じノンフィクションライタ−の田澤拓也氏や中村計氏の作品と比べると、いつも軽い感じがします。
神宮の奇跡   神宮の奇跡
門田 隆将
講談社
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価格: ¥ 1,500
円 (税込み)
真紅の大優勝旗を見て 私が斎藤君をはじめてこの目で見たのは、もう一昨年になる夏の選手権大会の西東京大会準決勝でした。十年以上欠かさず早実野球部を見てきましたが、その時のコールド負けは妙に印象に残っていました。球児としてはさしたる特徴のない風貌から、140km/hを超える速球を投げ込む姿に、私は大きな期待感を抱いたことを覚えています。秋季東京都大会決勝、神宮大会の駒大苫小牧戦、春の選抜大会関西高校戦を見ていると、「もしかしたら、これは最初で最後の早実全国制覇を見れるのかも知れない」と思っていたことが、昨夏まさか現実になるとは。人によっては、高校野球なんて「たかが部活動」なのかもしれませんが、早実OBにとっては、高校野球における全国制覇は特別なのです。100年以上紡いだ歴史物語、是非ご一読ください。高校野球に興味のない方も、少し見方が変わるかもしれません。
ハンカチ王子と老エース 奇跡を生んだ早実野球部100年物語   ハンカチ王子と老エース 奇跡を生んだ早実野球部100年物語
門田 隆将
講談社
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価格: ¥ 1,680
円 (税込み)
ここまで純粋な野球人はいない 高畠導宏は30年にわたり7球団を渡り歩き、卓越した野球理論と洞察力で延べ30人以上のタイトルフォルダを育成したまさに『伝説のコーチ』と呼ぶに相応しい人物である。その伝説のコーチが50歳を超えて一念発起、今度は甲子園を目指すが、志半ばで病魔におかされ他界する。

この本を読むまでは、プロの打撃コーチが教職免許まで取得して高校野球の指導者になろうとしていることに誠実さと律儀さを感じていた。
しかし、この本を読んで彼の『転職』の理由に驚いた。彼は野球のコーチとしてのテクニックを甲子園優勝という形で表現したかったわけではなく、野球のコーチをしているうちに自身に足りないものが心理学と気づき、それを学ぶために教職免許を取得して、実践するために高校教育の世界に身を投じたのである。つまり、根っからの野球人なのに探求を続けるフィールドが野球におさまらなかったのである。

プロの打撃コーチとして最も成功した人物であろうと思われるが、しかし、成功した職業をなげうって、『自分が求めるもの』を50歳を超えてなお求め続けることは困難だ。ほとんどの人は現実的な理由を見つけ、それを自分に言い聞かせて諦めているのではないか?それとも、彼のように一つの道を極めることで人間は純粋さを保つことができるのだろうか?

ここまで自分に純粋だった野球人はいないのではないかと思うが、伝記としての出来はもう一歩。
まず、鶴岡、野村のくだり。高畠がプロの基本を学んだのは南海であるから、背景を説明しておく必要はあるだろう。しかし、シンキングベースボールや鶴岡、野村の確執は既にかなりの回数文章化され、本書自身も多くの文章を引用している程だ。少しくどく、脱線している感が否めない。書くなら、もう少し高畠の目線から書くべきだ。

次に配分。延べ30人も門下生がいるのだから、彼らへのインタビューをもう少し増やすべきではなかったか?学校時代のルポは本当にこれが限界か?

同じストーリーが繰り返されているところが散見されて読みにくいところも気になる。

好人物のノンフィクションだけに残念だ。
甲子園への遺言―伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯   甲子園への遺言―伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯
門田 隆将
講談社
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日本の裁判を変えるには  司法に自浄能力があるのだろうか?
 「疑わしきは罰せず」という趙カッコイイ理念のエスカレートに支配され大局を忘れている。
 それは容疑者保護という一点だけの理念で判断し、殺された人およびその家族に対する一点の配慮もないし、犯罪防止という考えもないし(犯罪奨励という考えはあるようであるが)、「真実」「恥の文化」「正義」もない。
 著者は、「日本の裁判を変えていくのは、可能だと思っている。」とあるが、「裁判官が日本を滅ぼす」まで、日本の裁判は変わらないのではないか。
 日本の裁判を変えていくにはどうすればよいか、という記述がもう少し欲しかった。
裁判官が日本を滅ぼす   裁判官が日本を滅ぼす
門田 隆将
新潮社
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価格: ¥ 1,575
円 (税込み)
若気の至り? この事件は衝撃的でした。
本村さんの裁判への取り組みなどの姿勢には
好感を持っていて、応援したいと思っています。
でも、この本はちょっと…。
正直、私が同じことをされたらゾッとします。
イマドキノ若者言葉でいうと、イタイ内容だと思います。
数ページじっくり読み、あとはザックリと斜め読みしました。

これが生きた証、青春だったといわれれば、
まあ、そうでしょうねという感じです。

あまりにもそのまますぎて、
これをこのまま活字にして一般向けに出版してしまったのは、
どうかなあって思います。
どうしても、このような内容を一般向けに出版するのであれば、
内容的にはドラマチックな部分もあり、
愛情にあふれていて、ほほえましいところもありますから、
どなたか小説家の方などに、ノンフィクション小説として、
美しくまとめてもらえればよかったのになあと思いました。
よくテレビで実話ベースのドラマがありますが、
あのようなまとめ方がしてあれば、もっと書評もよかった気がします。


天国からのラブレター (新潮文庫)   天国からのラブレター (新潮文庫)
本村 洋
本村 弥生
新潮社
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価格: ¥ 540
円 (税込み)
アイテム数:7/ページ数:1