|
繰り返す言葉が楽しいです。
大きな機関車と小さな機関車が町から町へはしっていきます。大きな機関車は大きな橋を通って、小さな機関車は小さな橋をとおって・・ ガタンゴトン、ガタンゴトンなど読みやすい音の繰り返しがリズミカルです。絵もとてもきれいな色合いで、夢の世界のようです。 著者は、『おやすみなさい おつきさま』などの作品で世界中から愛されているマーガレット・ワイズ ブラウン。本書は亡くなる1年前の1951年に刊行され、それ以降全米で読み継がれてきた。日本では海外に埋もれていた傑作絵本をシリーズ化した「講談社の翻訳絵本クラシックセレクション」として2003年に刊行された。 かわいらしく暖かな色に満ちたイラストもさることながら、そのリズミカルな文章が耳に心地よい絵本である。おおきな機関車は「ぼっ ぼっ ぼーっ」、ちいさな機関車は「ぽっ ぽっ ぽーっ」。声に出して読むことでおおきな機関車とちいさな機関車の対比が臨場感あふれるものになるだろう。電車や働く車が好きな子どもはもちろん、読み聞かせをしている大人も一緒に愉快になるだろう。(小山由絵) |
|
おおきなきかんしゃ ちいさなきかんしゃ (講談社の翻訳絵本クラシックセレクション) Margaret Wise Brown(原著) その他 講談社 おすすめ度: 価格: ¥ 1,680 円 (税込み) |
